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G915 X レビュー:“一生モノ”となり得る高級薄型ゲーミングキーボードはゲームにも仕事にもおすすめ

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G915 X の良い点 7つ

1. 素早いタイピングに最適な進化した薄型GLスイッチ

G915 Xの「次世代薄型GXスイッチ」は、標準的なスイッチ比でキーの押下と戻りの距離が20%短縮されたロープロファイル仕様。高速入力が可能となり、どんな用途でもパフォーマンスが向上する。

作動点は1.3mm(前機種G913比 13%減)で、ゲーム向けにもパワーアップ。わずかな力で操作でき、慣れると標準的なスイッチには戻れないほどの快適さを感じる。

EAAちゃん

編集長Jはロープロ以外だと入力が3倍遅くなるぞ!まじで

2. 高級アルミニウム合金と薄型設計

プレミアム素材のアルミニウム合金で作られたトッププレートを採用し、優れた耐久性と高級感を両立している。

ゲーミングデバイスとしては珍しい金属加工品で、主流のプラスチック製デバイスとは一線を画す高級感で、インテリアとしても美しい。

3. 高耐久なPBTキーキャップを新たに採用

G915 Xのキーキャップは、マットでザラザラした手触りの高耐久PBT素材を新たに使用。PBTは長時間使用でも表面が磨耗しにくく光沢も出にくいため、きれいな状態を維持しやすい。

さらに、他社製品キーキャップも取り付け可能となったのもうれしい。裏側に十字のくぼみがあるキーキャップであれば対応可能だ。

4. 念願のType-C対応! 3種の接続方式も

G915 Xは、USBレシーバーによる高速なLIGHTSPEED無線接続と、幅広いデバイスに対応する万能Bluetooth無線接続、そして念願のType-Cの有線接続の3種に対応している。機器を統一できる点が嬉しい!

ちなみに、レビュー期間のほとんどをLIGHTSPEED接続で過ごしたが、遅延や不具合は一切なかった。

5. 最大1000時間バッテリーに強化

G915 Xは、RGBオフで運用すれば最大1000時間の連続使用がきるように進化。1ヵ月間充電不要でゲームを楽しめる計算だ。

RGB輝度50%なら最大100時間の使用が可能で、3日間は使用できる。また、WASDキーだけを光らせるなど、必要最低限のRGBを残しつつバッテリーを延ばす工夫もできる。

筆者としてはホワイトのキーキャップの方が、明るい環境でRGBをオフにしても印字が見えやすく好みだ。

6. 便利なメディア操作と高いカスタマイズ性

G915 Xには、本体右上に専用のメディアコントロールボタンが集結。手早いミュートやボリューム調整など非常に便利。

さらに専用アプリ「Logicool G HUB」の新機能「KEYCONTROL(キー割り当て)」では、ほぼすべてのキーに任意の機能を割り当て可能。

疑似的にキー数を約2倍に拡張可能で、自身のプレイスタイルを最適化するカスタマイズも可能となっている。

7. 充実のサポート体制と高い入手性

G915 Xは購入日から2年間の長期保証が適用。手厚い対応はユーザーにとって安心の要素だ。

「試したい製品が近所にない」とたまに聞くが、Logicool G製品は全国の家電量販店まで広く展開されているため、実機で試すことができるのは大きなメリット。

G915 X の気になる点 3つ

「欠点も書かなきゃ!」で絞り出した感のある項目もあるが、以下の3点はほとんどの人は気にしないだろう。それでもしっかりチェックしておこう。

1. ホワイトの販売モデルは2機種

G915 Xシリーズ9種の販売モデルの中で、ホワイトは2種のみなのがもったいない。フルサイズ無線「G915 X LIGHTSPEED」とテンキーレス無線「G915 X LIGHTSPEED TKL」だけが、タクタイルスイッチ採用のホワイトモデルとして販売されている。

リニアとタクタイルの違いは?

リニアは指の力の分だけダイレクトにキーを押下するスイッチで、タクタイルは一定の力が加わった瞬間にカクっとキーが押下されるスイッチ。タクタイルは指を乗せ続けても誤爆しづらいメリットがあるが、国内ではラピットトリガーの普及の影響もあって、同種のスイッチ感となるリニアの方が需要は多い印象。

ホワイトでデバイスを統一している方はタクタイルに慣れるしかないが、新型の薄型GLスイッチは非常に滑らかな動作で押下できるため、実際には大きな違和感はないかもしれない。

2. 一部のライティングが綺麗に見えない

真上から見ないと気付かない程度で、ほとんどの方は気にならないだろうが一応記載しておこう。原因はバックライトと印字の間にスイッチ部品が重なることにあるようだが、一部キーキャップのライティングが綺麗に見えないのだ。

以下は真っ暗な部屋でISO(光の感度)を最大限に下げ、人の目から見えている状況を再現した写真。

全RGBを白(#FFFFFF)にして正面から見ると、キーキャップ印字「C」や「O」などのバックライトに影が滲むような症状が起きていた。

該当するキーキャップを取り外して裏面から光を通したところ、透過素材自体に不良はなかった。キーキャップを少し浮かした状態で装着するとライティングがよく映ることから、スイッチ部品がバックライトを妨げてしまうことで発生する現象だろう。特に「エンター」キーはスイッチ周辺のスタビライザーの影響も受けてしまい、どの方向から見ても上部が暗く見えてしまう。ハイエンドキーボードとしては、ちょっともったいない部分だと感じる。

3. 白?青?

特に困るわけではないが、RGB設定で「R255, G255, B255」の完全な白を指定すると青みががって見えるようだ。昼光色の色温度に設定されているのかもしれない。

ちなみにオレンジ寄りの白「R255, G222, B200」にすると視覚的に電球色の白っぽくなる。これは個人の感覚や好みで異なるかもしれない。

いずれの点も性能にはまったく影響がないが、製品画像で綺麗に見える部分が実物ではそうでない点が気になってしまう。次回ロットでの改善はあるのだろうか。

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G915 X レビュー

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