2024年も残すところあとわずか。Steamでは、年末年始にかけて「オータムセール」や「ウィンターセール」が開催される予定だ。例年通り、多くのユーザーが待ち望んでいる大型イベントだ。
そこで大型セールイベントのまとめや、一部情報が解禁された11月28日午前3時からの「オータムセール」、Steamセールで覚えておきたい9つのアドバイスなど、2024年末の向けたSteam情報をお届けしよう。
Steamセールの年間スケジュールまとめ
Steamは例年、年間を通じて4つの大型セールを実施。これらのセールでは、90%オフ以上もある破格の割引が適用されることもあり、ゲーマーにとってチェックがかかせないイベントとなっている。
年4回のSteam大型定期セール
- Steam スプリングセール:毎年3月開催
- 2024年は3月15日~3月22日
- Steam サマーセール:毎年6月開催
- 2024年は6月28日~7月12日
- Steam オータムセール:毎年11月開催
- 2024年は11月28日午前3時~12月5日午前3時
- Steam ウィンターセール:毎年12月開催
- 2024年は12月20日~1月3日
ちなみに2025年の「Steamスプリングセール」は3月14日~21日、FPSゲーマーなら要チェックの「戦争ゲームフェス」が4月29日~5月6日、「Steamサマーセール」は6月27日~7月11日となっている(いずれも日本時間)。
「数日買うのが早くて4,000円損した!」などはよくある話なので、余裕があればカレンダーに入れておこう。
定期・不定期のSteamセール
- ジャンル別セールイベントの「フェス」:12月を除く毎月7~14日間
- FPS・格闘・お料理など、Steam側が設定した様々なカテゴリからパブリッシャーが登録して割引。2024年分は終了している。
- 新作の「ローンチ割引」:7~14日間
- 新作の「NEXT フェス」:毎年2月・6月・10月開催
- 新作ゲームをいち早くチェックできるうえに、無料体験版などが楽しめる。
- 日替わりの「スペシャル」:日替わりとあるが7~14日間。早とちりしないように。
- 名作がひょっこり対象になっていることも(執筆時なら『アンチャーテッド』コレクションなど)。
- 週間割引の「Weeklong Deal」:7日間
- Midweek Deal:3~14日間
- セール内容をパブリッシャー側で決める「カスタム割引」
- その他、広告による96時間限定セールや旧正月セール、Weekend Dealなど。
それでは近く開催される、2024年末のセール情報をチェックしよう。
2024年末のSteamセール日程
オータムセール
- 期間:日本時間11月28日午前3時~12月5日午前3時
- 特徴:冬季に向けた最後の大型セールの一つ
具体的なゲームタイトルやサムネイルでの紹介などを見るに、相当数のゲームがセール対象となるのは間違いない。気になるゲームはいまのうちにウィッシュリストに追加しておこう。
ウィンターセール
- 期間:12月中旬(日本時間12月20日~1月3日の予定)
- 特徴:年間で最も人気のあるセールイベントで、多くの人気ゲームが大幅に割引される
ウィンターセールで最大割引になることも。狙いのタイトルが来るかは当然わからないが、「オータムセール」を我慢できるなら「ウィンターセール」まで待ってもよいかもしれない。
Steamセールで購入時の9つのアドバイス
- とにかくウィッシュリストに追加:
- セール対象製品は、事前にすべてのタイトルが紹介されるわけではない。欲しい・気になるゲームはなにはともあれ「ウィッシュリスト」に追加しておこう。そうすればセール対象になった際に通知が届くので、見逃すことはない。
- 自身のウィッシュリストページからも、評価やセール中か否かなどが一覧できて便利。
- 「フォロー」もしておこう:
- フォローは割引セールの事前告知を受けられることがあるので、早期把握と二重チェック的な意味でもやっておくとベスト。ただし割引以外の通知も来るので、特にお気に入りのゲームだけで良いだろう。
- セールスケジュールを確認:
- 上記の「Steamセールの年間スケジュールまとめ」にあるように、セール期間をうまく活用し計画的に購入しよう。特に大型セールは見逃さないように!
- 価格比較ツールを活用:
- Chrome拡張機能の「Augmented Steam」をインストールすると、その名の通りWeb版Steamを更に便利にしてくれる。様々な機能があるが、今回の趣旨に沿えば「過去の最安値」をチェックできる点だろう。
- バンドル購入を利用:
- Steamのバンドル購入システムを利用すると、複数のゲームやDLCをまとめて購入する際に割引が適用。バンドルでは既に所有しているゲームは除外され、未所有のアイテムにのみ割引が適用されるため非常にお得。ただし重複購入に注意しよう。
- オンラインの人口をチェック:
- FPSなどの対人ゲームでは、過疎ってなれば待機時間が多くなってしまう。SteamDB を見れば、オンライン人口や人気ゲームも把握できる。
- ECサイトもチェック:
- 同じく頻繁にセールを実施している、ブラックフライデー間近のAmazon.co.jp、楽天市場、日曜日の Yahoo!ショッピング、更にはメルカリなどもチェックすると、思わぬ掘り出し物が見つかることもある。
- 筆者はゲームなら約5,000円の品を500円(新品)や、ゲーム以外では約8万円の品を約5万円(新品)で手に入れたことも。
- Steamゲームは返品可:
- 「購入から14日以内で2時間未満のプレイ時間」なら、返品リクエストが承認されれば1週間以内にSteamウォレットやカードに返金される(公式ページ)。
- DLCなどのゲーム内課金は未使用かつ48時間以内。
- あくまでも購入ミスや予想外のク●ゲーだった場合だけにしておこう。
- クレジットカードがなくてもOK:
- クレカがない人は「Steamウォレットコード」をコンビニなど(セブン-イレブン、イオン、Dospara、ファミリーマート、ゲオ、マツモトキヨシ、ミニストップ、ポプラ)で購入すればOK。
- 稀に何らかの形でキャンペーンもやっているのは見たので、一応購入前に検索してチェックしよう。
- なお余ったウォレットは残高に保存される。端数が出ても、将来クレカを作れば払えるため無駄にならない。
ちなみに、「Steamでのカード決済でゲーミングコインを15%還元」というとんでもない破壊力の“セゾンゲーミングカードDigital”もあったのだが、残念ながらこちらは1年ちょっとでサービス自体が終了してしまった。まだしばらくは利用できるがもはやデメリットしかないので、早く解約して別クレカにした方が良い。
セールの具体的な日程や対象タイトルは、Steam公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめ。とにかく、事前に欲しいゲームを「ウィッシュリスト」に入れておいてお得なゲームライフを送ろう!
Gaming Device Power Tune for FPS
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