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『CoD』や『VALORANT』などが動く:ゲーム内アイテムで広がる米LA山火事支援の輪

収益の100%を寄付! 米LA山火事を受け『CoDBO6』にてLA Fire Reliefバンドル販売、オペレータースキンなどアイテム7点セット
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1月7日に発生した米国ロサンゼルスでの山火事を受け、ゲーム業界もゲーム内アイテムを活用し、積極的な被災地支援を開始している。

Activisionは『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』および『ウォーゾーン』のストアにて、新たに「LA Fire Relief」バンドルをリリース。このアイテムは、収益の100%が現地の復興活動にあてがわれる。

また、『VALORANT(ヴァロラント)』などを手がけるライアットゲームズも、同社の社会支援基金を通じて募金を開始。「EX.Oコレクション」に含まれるアイテムの収益が、現地支援に配分される。

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米LA山火事、山手線の2倍の被害規模に

LA山火事発生から一週間 死亡25人に 鎮火の見通し立たず

2025年1月7日、カリフォルニア州ロサンゼルスで大規模な山火事が発生した。その規模は約152平方キロメートルにもおよび、カリフォルニア州の歴史上3番目の大きさだ。日本では「JR山手線の内側の面積の2倍以上」と表現され、その深刻さは想像するに難くない。

この山火事では既に150人以上の負傷者が出ており、12,300以上の建造物が被害を受けた。82,400人に避難命令が、90,400人に避難勧告が出された。

火災はまだ完全には鎮められておらず、ロサンゼルス西側の鎮火率は59%。北東部の鎮火率は87%と報じられている(日刊スポーツ)。何よりも、たとえ鎮火したところで、すぐに元の生活が戻って来るわけではない。

被害の影響はゲーム業界にもがおよんでいる。『エーペックスレジェンズ』などで知られるRespawn Entertainmentは本社スタジオを被災地であるカリフォルニアに置いており、スタッフとその家族、友人らが影響を受けていることを報告した。

他にもライアットゲームズやActivision Blizzardなど、現地にスタジオのある企業にも被害がおよんでいる(PC Gamer)。

Activisionは1.5億円を寄付、さらにバンドル収益の100%を現地に

記録的な災害を受け、『コール オブ デューティ』を手がけるActivisionも支援の動きを見せた。企業としては、ロサンゼルス市消防局およびカルフォルニア南部の支援活動に、100万ドル(約1.5億円)を寄付する意向。

さらに、ゲーム内で使えるアイテム・バンドルとして、オペレータースキンなどが入った「LA Fire Relief」をリリースした。Activisionはこれまでも「C.O.D.基金」で退役軍人の就業支援を積極的に行ってきた実績を活かし、今回も速やかな対応を見せた。

「LA Fire Relief」は2400 CODポイントで発売中。収益の100%が、そのまま現地の支援活動にあてがわれる。収録アイテムは以下の7点。

収益の100%を寄付! 米LA山火事を受け『CoDBO6』にてLA Fire Reliefバンドル販売、オペレータースキンなどアイテム7点セット
「LA Fire Relief」
  • ペイン用アニメーションつきオペレータースキン:プラズミック
  • SWAT 5.56用武器設計図:VOID(曳光弾、デスエフェクトつき)
  • AK-74用武器設計図:NULL(曳光弾、デスエフェクトつき)
  • ガンスクリーン:スパイラル
  • エンブレム:リーク
  • 武器ステッカー:切断面
  • スプレー:レイヤー

『CoD:BO6』と『ウォーゾーン』ではシーズン02のスタートを1月29日に控えており、今はちょうど新コンテンツの続報待ちの期間だ。LAでの山火事復興を支援したい方も、新シーズンに向けて新衣装が欲しい方も、この機会に「LA Fire Relief」を購入してみてはいかがだろうか。

なおシーズン02について、発表済みの新機能や変更点については以下を参照。

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『VALORANT』もゲーム内アイテムで募金活動

EX.Oコレクション

ライアットゲームズも、同社の社会支援基金「Riot Games Social Impact Fund」を通じて、ゲーム内で支援活動を開始する。

『VALORANT』では1月22日から1月30日まで、「EX.Oコレクション」バンドル内の武器スキンなどの収益が「Riot Games Social Impact Fund」にあてがわれる。『リーグ・オブ・レジェンド』では、1月23日から「消防士トリスターナ」が販売される。Social Impact Fundの資金は、南カリフォルニアのみならず、世界中の自然災害復興に分配される。

ライアットは、ゲーム内とは別に、現地でも予備の発電機を地元消防局に提供。スタジオの敷地を援助活動の拠点の1つとして転用し被災者の支援に努めている。

インディーズでも募金バンドル販売

インディーズでもNecrosoft Gamesが、ゲーム販売プラットフォームitch.ioを通じてゲームバンドルを通じた募金活動を開始した。他のインディーズスタジオから募金バンドルに含むためのゲームを募集し、その収益を現地の支援にあてがう。

他にも、Netflix、ディズニー、Comcast、Fox Corporation、NFL、NBA、MLB、パラマウント、ウォルマートなど多数の業界が災害支援を表明、行動にあたっている。

Source: CoD Official, Riot Games and others

収益の100%を寄付! 米LA山火事を受け『CoDBO6』にてLA Fire Reliefバンドル販売、オペレータースキンなどアイテム7点セット

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • 一方人口がみるみる減っていくAPEX君は期間限定にしていたアイテムを再販しまくって寒い時期を過ごしているのであった。

  • 『世界トップクラスの富裕地区であり富裕層であり稼ぐ手段を持つ人々』へ、『大企業が節税と売名のため』に、わざわざ一般人から金を集めて寄付をしている
    ように見えるのは間違いなのだろう
    こんな考え持ちたくなかった

    • ただの募金ではなく商品を販売しその利益はすべて寄付としている以上、その認識は少しズレているのでは?

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