シージX『レインボーシックス シージ エックス』 12の新要素! 武器を見る機能 / ラペリング進化 / コミュニケーションホイール / ピック&BAN2.0など

『レインボーシックス シージ エックス』12の新要素! 武器を見る機能 ラペリング進化 コミュニケーションホイール ピック&BAN2.0など
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Ubisoftは3月14日、『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の大規模革新アップデート『レインボーシックス シージ エックス(シージX)』の詳細を発表した(詳細記事)。

基本プレイ無料となる『シージX』では、グラフィックやオーディオが大幅にアップグレード。機能面でも、「武器を見る」やラペリング中のダッシュ&ターンなど、待望の要素が一気にやってくる。注目ポイントを一つずつチェックしていこう。

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『シージX』念願の「武器を見る」機能実装

武器を見る

ありそうでなかった、対戦中の「武器観察」機能がついに実装。多くのFPS作品でおなじみの機能で、手持ちの武器に装着しているスキンやチャーム、アタッチメントを強調できるというものだ。

配信中に人に見せたり、コンテンツ作成にも活用できる。また他のタイトルで見られるように、応援しているeスポーツチームのスキンをつけ、最終キルカメラでロビーの全員に見せるように使い、ファンボーイっぷりをアピールするといった遊び方もできるだろう。

「コミュニケーションホイール」実装

待望の機能が次々に

ピン機能が超進化。単にピンを立てるだけでなく、長押しでホイールを展開。「危険」、「クリア」、「ありがとう」など複数のメッセージを味方に送れるようになる。

これまでは対戦中、野良の味方のピンの意図が分からないケースが多々あったと思われる。コミュニケーションホイールのおかげで、意思の共有が一気にスムーズになるだろう。

ラペリング中のダッシュとターンが可能に

気分はウォールラン
  • ラペリング中にダッシュ可能に
  • ラペリングの端の部分でターン可能に

ラペリング機能が一気に強化。まず、ラペリングしながら左右にダッシュできるようになり、まるでウォールランのような爽快感が楽しめる。

また、ラペリング中に壁の端で「曲がる」ことが可能になる。これまでは一度地上に降りてから、歩いて角を曲がり、再度そこからラペリングする必要があった。この無駄がなくなり、スムーズかつ没入感のあるプレイにつなげられるだろう。

角で「曲がる」が実装。ここから↓
スムーズにターンできる

ピック&BANを「2.0」にアップデート

ラウンド開始時にお互い1人ずつBAN

競技モードの「ピック&BAN」にルール変更。各ラウンド開始時にBANしていく方式になる。つまり各ラウンドの流れが「BANフェーズ→選択フェーズ→準備フェーズ→アクションフェーズ(→繰り返し)」となる。

同時に公開
  • BANオペレーターは、両チームが同時に1人ずつ選択。結果も同時に公開される
  • ラウンド開始時に1オペレーターずつBAN。次のラウンド開始時に、さらに1オペレーターずつBANしていく
  • ランクルールなら、3ラウンドを通じて計6オペレーターがBANされる
  • 攻防の交代時とオーバータイム突入時、BANはリセットされる
2ラウンド目で、もう一人ずつBAN。攻防交代とオーバータイムでリセット

一方では、ゲームテンポが悪化しないようにも配慮されている。

今後は事前準備だけでなく、実際のラウンド内でも相手の出方をチェックしつつ、使用禁止オペレーターをお互いに増やしていけるようになる。主に競技シーンで重要な変化になりそうだ。

逆に言うと、シージをマスターするうえで必要なスキルがさらに増えたとも解釈できる。ラウンドを通じて敵の作戦を分析し、次のラウンドで相手が嫌がるBANを見抜けるか。読み合い要素が一気に深まりそうだ。

マップグラフィックの最新化

『シージX』のポイントは、新機能の追加だけではない。これまでなじんできた対戦マップが、構造はそのまま、全体がグラフィック・アップグレードされる。開発スタジオではこれを「モダナイズ(最新化)」と呼んでいる。

『シージX』のスタート時は、以下の5マップが最新版に。他のマップは各シーズンで3種ずつ最新版になる。

  • クラブハウス
  • 山荘
  • 銀行
  • カフェ
  • 国境

ライティングエンジンを再構築し、リアルな環境を表現。各種オブジェクトも、テクスチャの解像度が2倍に向上。壁面の細かな凹凸テクスチャまで精緻に表現され、木材、レンガなどの素材がディテールアップしている。PC版では4K画質のオプションパックもダウンロード可能。

さらに、「自分自身の影」もよりはっきり見えるようになり、相手に影が見られていることも自分で把握しやすくなる。

マップ内ギミックの追加(3種)

「消火器」、「ガス管」、「金属探知機」がさまざまなマップに実装される。

消火器。さまざまな場所に置かれている
撃つと爆発する
  • 消火器:壁面に設置されている。破壊すると短時間スモークを周辺に散布し、範囲内にいるプレイヤーにコンカッション効果を与える
炎を吹き出して爆発するガス管
  • ガス管:壁面に設置。撃つと勢いよく火炎を放射し、一定時間その通路を通れなくなる。ガス管はやがて爆発し、周辺に炎のダメージ床ゾーンを短時間形成する。火炎に触れたり、爆発に巻き込まれるとダメージを受ける
金属探知機
  • 金属探知機:戸口などに設置されている。これまでの金属探知機と同様、通り抜けるとアラームが鳴る。武器や近接で攻撃して停止させたり、EMPで一時停止させることが可能になった

これらの要素の設置場所は固定で、ランダム要素はないと思われる。ショックドローンやイービルアイなどのテーザー銃でも破壊できる。

オペレーターピックに関係なくアクセスできる、マップ固定ガジェットのようなイメージだろう。主に防衛側のためのデザインと思われるが、攻撃側に逆用される可能性もある。必要ないなら準備中に壊してしまってもOKだろう。

オーディオの進化

銃声や足音など、各種のオーディオの広がり方や反響の方式がアップデート。これまで以上に正確に、音を手がかりに敵の位置を把握できるようになる。部屋のサイズに「小、中、大、屋外」の設定がつき、発砲などの音を出したエリアによって変化。プレイのしやすさにもつながり、没入感が向上する。

メニュー画面の進化

ベースはこれまでのデザインを踏襲しているが、細部が更新され、反応性がよくなり、使いやすいメニューに生まれ変わる。バトルパスの画面も機能向上。PC版ではバトルパスマップを自由にズームできるようになり、報酬プレビューを確認しやすくなる。また、ショップ画面もリニューアルされる。

「eスポーツ」メニュー搭載

これまでは通知・広告欄に掲載されるのみだったシージeスポーツに関する情報が、独立したメニューになる。

単に試合日程をチェックできるだけでなく、「シージeスポーツの中央ハブ」として機能する。チームの詳しい情報や、各種のコンテンツにも、このメニューから容易にアクセスできるようになるという。

チュートリアル改善とプレイヤーレベルのリワーク

シージの基礎訓練からマスターまでの道のりに必要な、チュートリアルメニューがより進化。「チュートリアル→AIプレイリスト→クイックマッチ→アンランク→ランク」の課程をスムーズに体験できるようになる。

新規プレイヤー支援の一環として、プレイヤーレベル(クリアランスレベル)をリワーク。レベルアップ時にオペレーター・アンロック、ゲームモードのアンロックなどを含めた、さまざまな報酬が手に入るようになる。自分が何を学んだが、次に何を学べばいいのかが管理しやすくなり、学習のモチベーションにつながるだろう。

なお「スタンダード」は「アンランク」に改名(元に戻る)。

アンチチートとプレイヤー保護

不正・迷惑行為には引き続き厳罰

以前から強化が継続しているアンチチートとプレイヤー保護機能についても、『シージX』では引き続き強化されていく。現在もプレイヤー評価機能が正式リリースされており、引き続き公正なプレイを推奨していく。

プレイヤー評価が高いともらえる新カード背景。模範プレイヤーの証

評価の高いプレイヤーには新しい報酬もあるようだ。『シージX』でも引き続き、模範的なプレイを心がけてコミュニティに貢献していこう。

6v6モード「デュアルフロント」

『レインボーシックス シージ エックス』6v6新ゲームモードデュアルフロント! オペレーターを自由に組み合わせ夢のチームで戦う攻防一体型モード
デュアルフロント

「デュアルフロント」は、巨大な専用マップを使って6v6で対戦する攻防一体モード。攻撃と防衛オペレーターをミックスしたスペシャルチームを編成可能で、シージに新しい遊び方を提供してくれるカジュアルなモードだ。

詳細は以下の記事をチェック。

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『シージX』シーズンロードマップ

(画像は新モード「デュアルフロント」のもの)

『シージX』は2025年6月10日からスタート予定(イヤー10シーズン2に相当)。ついに基本プレイ無料となる。「基本プレイ無料」については以下の記事を参照。

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例年とは異なり、イヤー10全体のロードマップは明かされていないものの、今後の各シーズンで期待できる要素については紹介された。『シージX』では毎シーズン、次のコンテンツが登場する。

  • 新シーズンの新要素
    • 新オペレーター実装、または既存オペレーターのリマスター
    • マップリワーク(年1回)
    • 3つのマップを最新版にアップデート
    • 新マップ追加(イヤー11より)
    • 6v6モード(デュアルフロント)のアップデート
    • アーケードモード1種
    • 大型イベント2種
    • バトルパスとさらなるコスメティックアイテム

新オペレーターはこれからも追加されていくようだ。一方でイヤー9で見られたように、新兵やBlackbeard(ブラックビアード)のような、オペレーター・リマスターも継続していく。

また、マップのリワークと、『シージX』にあわせたマップのアップデートも行っていく。新マップも気になるが、こちらはイヤー11以降の話となる。

  • タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
  • 発売日:2015年12月10日
  • 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam
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Source: Press Release


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コメント

コメント一覧 (9件)

  • 悪くないが10年目に大々的に宣伝してやるような内容か?
    普段は他社のFPSを研究してないんだろうか?

    • 前々から予告してたわけでもないしサプライズ気味の発表だからこんなもんじゃない?

  • 無料化で民度低下&チーター爆増ですか…
    流石UBIさんは考えることが違いますねぇ

    • 民度なんて元から落ちるとこまで落ちてるし今までも無料みたいなもんだったろ
      既に生息してる人間が終わってるんだから3000円も払えん人以下の畜生が増えても別に何も変わらんどころかただのいい的だろ

      • ゲームだけなら数百円じゃね? 定期的にセールしてるし、なんならゲーパス入ってればすでに無料

  • エクストラクションではやってたコミュニケーションホイールやっと来るのか
    遅いよ

  • ウォーデンが相手依存だったところ、消化器みたいなオブジェクトの追加で能動的にアビリティを使えるのはいいね

  • 言うほど大規模か?10年目でやっと実装するんだって要素ばっかり

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