MADFINGER Gamesは、早期アクセス中のオープンワールドFPS『Gray Zone Warfare(グレーゾーン ウォーフェア / GZW)』における次回の大型アップデート「Winds of War(ウインド・オブ・ウォー)」を発表した。
2025年春に実装されるこのアップデートでは、ラマン島に「雨」が導入。さらに、スクワッドでの協力プレイが求められる高難度ミッションや、「COPゾーン」という派閥間の陣取り要素が実装される。また、正式リリースに向けたロードマップへの変更など盛りだくさんな内容となっている。
『GZW』大型アップデート0.3「ウインド・オブ・ウォー」
ゲームプレイを大きく変える4種以上の改善

(※画像はすべて開発中のもの)
「ウインド・オブ・ウォー」では、セッションに同時接続しているプレイヤー同士が、よりダイナミックな任務体験と戦闘を繰り広げられるようになる。並行して新たなチャレンジも導入され、やりこみ要素が深まっていく。
MADFINGER Gamesによると、この「新システム」を導入するこのアップデートにより、ゲームプレイのループが完全に変化するという。以下は、先行紹介されたその一部内容。これらに加え、ゲームプレイ品質改善につながる多数の小規模アップデートも実施される。

- PvPゾーンの形成:
- プレイヤー同士の戦闘が始まると、他の派閥にもマップ上で交戦エリアが通知され、ハイリスク・ハイリターンな戦闘状況が生み出される。関わらないように避けて通るか、敢えてハゲタカになるか...。
- COPゾーン導入:
- 「Capture(確保)、Occupy(占領)、Protect(防衛)」の頭文字からなるCOPゾーンが導入。このゾーンの確保に成功すると、チームのスポーン地点として活用できる。派閥間でCOPゾーンを奪い合う、いわば陣取り合戦のような体験が楽しめる。

- タスクシステムのリワーク:
- タスクの管理がどこにいても可能になる。いちいち基地に帰る必要性が減り、ゲームの流れが劇的にスムーズになる。
- ヘリの「待ち伏せ」に対処:
- ヘリのランディングゾーンにおける、敵の「待ち伏せ」に対するストレス緩和アップデートを実施。ヘリでの移動や脱出がより戦術的となる。
天候システムなど『Gray Zone Warfare』今後の新機能8種
上述した既存システムのアップデートと並行して、新機能も追加されていく。
注目は「天候の変化」。ラマンの島に雨が降るようになる。水滴がガラスや車両を流れ落ち、地面には水たまりもできる。前回の「Night Ops」では昼夜のシステムが実装されたが、東南アジアが舞台となれば、やはり雨は欠かせない。リアル・ミリタリーの没入感がさらに深まるアップデートだ。


- 天候システム:
- 変化し続ける気象が、視認性や戦術に影響を与え、ゲームの没入感を高める
- タグ付け機能:
- マップ上にアイテムをタグづけして表示、探索をスムーズにする
- 迫撃砲:
- 戦闘のさなかに撃ち込まれる迫撃砲。90%の確率で、バージョン0.3で実装可能とのこと
- スクワッド用タスク:
- チームでの協力プレイを前提にデザインされた新ミッション。リアルタイム式で、非常に難易度が高く、やりがいのあるものになっている。ソロ向けのリアルタイム・タスクも実装予定

- ヘルスシステム:
- 被弾時や、スタン効果、ヘッドショットなどのダメージ計算のメカニズムを改善
- 負傷した味方の「引きずり」:
- 負傷したチームメイトを、安全な場所まで引きずっていけるようになる
- 敵味方の区別:
- 無線通信によるコミュニケーションを拡張。派閥間の交渉機能も
- ローカライズ:
- より多くの言語に対応
『Gray Zone Warfare』ロードマップの変更

2024年9月に発表されたロードマップから、若干の変更が発表された。
もともとのアップデート0.3「Dark Revelations」は、2025年秋のアップデート0.4に後ろ倒し。これまでアップデート0.4とされていた「Elite Operator」が、今回発表された「「Winds of War」と入れ替わった。

引き続き、半年に一度のペースで大型アップデートを行い、2027年以降の正式リリースを目標にしている。なお2025年秋に先送りされた「Dark Revelations」は、『Gray Zone Warfare』のストーリー面を強化する内容になるという。
少しずつ、しかし着実に進化をしていく『Gray Zone Warfare』の、今後のアップデート内容に引き続き注目していこう。

- タイトル:Gray Zone Warfare(グレーゾーン ウォーフェア)
- 対象機種:PC(Steam)/ コンソール
- 発売日:未発表
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: Press Release
コメント
コメント一覧 (2件)
あったなぁこのゲームw
日本だとラグがひどすすぎてまともにできなかった
ラグはとっくの昔に解決されたよ
内容薄くてまだ遊べたもんじゃないけど