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オーバーウォッチ2:「スタジアム」統計データ公開、ピック率1位は“ソルジャー76で”勝率トップは“ルシオ”! 人気ビルドもチェック

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本日2025年5月10日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2)』の新モード「スタジアム」について、開発者ブログ形式で最新の統計データとバランス調整方針を明らかにした。

配信者Emonggのライブ配信での質疑応答を受け、ディレクターのAaron Keller氏およびデータアナリストのBen Trautman氏が、プレイヤーデータに基づくヒーロービルドやパワーの勝率、離脱率などの詳細を報告している。

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「データ」を反映したバランス調整方法(例:ジュノ)

サポートヒーロー「ジュノ」については、5月2日のバランスパッチでパワー「スペース・クーラント」が弱体化された。これは、別パワー「パルサー・プラス」との組み合わせによる高いシナジーが問題視されたためだという。

構成パワー勝率
ビルド 1パルサー・プラス / スペース・クーラント / メディミサイル52%
ビルド 2パルサー・プラス / スペース・クーラント / トーピード・グライド55%
ビルド 3パルサー・プラス / スペース・クーラント / 武器系パワー(スティンガーなど)48%

上記3つのビルドのうち、特に「パルサー・プラス/スペース・クーラント/トーピード・グライド」の組み合わせ(ビルド 2)は勝率55%を記録。他のビルドより明らかに勝率が高かったことから、クールダウン短縮の影響が大きすぎると判断され、5月2日のバランス調整に繋がったとされている。

経験者ならわかるだろうが、めっちゃ痛くて明らかにバランスブレイカーだった。

現在のヒーロー使用率と勝率:ピック率1位はソルジャー76、勝率トップはルシオ

5月6日以降の「ピック率」統計データ(全ランク/全プラットフォーム対象)

記事内では、5月6日時点での集計データも公開されており、タンクではラインハルト、ダメージヒーローはソルジャー76、サポートではジュノがトップであった。また、高ピック率ヒーローの傾向として、特定の「パワー」が必須級の人気を得ていることが明らかになっている。

ロール別ピック率1位ヒーロー人気パワーと選択率
ソルジャー76「スーパー・バイザー」:75.4%
ラインハルト「マグマ・ストライク」「このカボチャ頭が!」のどちらか:32.8%
ジュノ「パルサー・プラス」:78.1%

これらのヒーローの多くは、5月2日のアップデートで弱体化が行われているが、ラインハルトの場合は「キャッシュ」の獲得効率が低下する弱体化が適用されつつも、「マグマ・ストライク」と「このカボチャ頭が!」が人気を二分しており、ビルドの多様性が進行している。

ソルジャー76の「スーパー・バイザー」は、パワー自体に直接的な弱体化が施されたにもかかわらず、ヒーローおよびパワーの両面で高水準の選択率を維持している。

ジュノは「パルサー・プラス」が驚異的な選択率を記録しており、ソルジャー76と同様、弱体化後も高いヒーローピック率を維持している。ただし、モイラおよびマーシーの使用率もジュノに迫る勢いで上昇している。

5月6日以降の「勝率」統計データ(全ランク/全プラットフォーム対象)

ただし、「選択率の高いヒーロー=勝率の高いヒーロー」という単純な構図ではない点が、スタジアムの興味深い特徴である。勝率においては、ルシオがPCで58%、コンソールで57%とトップに立っている。高スキル帯に限れば、メイも同等の勝率を記録している。D.Vaはかつてコンソールで突出した勝率を誇っていたが、最近の調整によって他のタンクとのバランスが取れてきているようだ(高ランク帯で2位)。

離脱率は当初報告より高く、現在は12%に。ただし経験を積むと低下

スタジアムにおけるマッチ離脱率は当初7%と報告されていたが、修正後はPCで12%に上昇。この多くは初回プレイのプレイヤーによるもので、試合経験が増えるほど離脱率は低下する傾向にあるという。開発側は今後数週間でスタジアムがコアゲーム・モードとして成熟し、安定的に低下することを見込んでいる。

「ちょっとOP」が楽しさのカギ?スタジアムのバランス方針は独特

オーバーウォッチ2:シーズン15~18までのロードマップが公開 / 新ヒーロー「フレイヤ」「アクア(仮称)」/ 新モード“スタジアム” / ヒーローBAN&マップ投票 など
「多様性のあるビルド」と「カジュアル×競技性の両立」を重視

Keller氏は、スタジアムでは「MVPのような活躍ができる瞬間」や「ややOPに感じるパワー」が楽しさの要素であると語りつつも、一部の“低スキルで高バースト”なビルドが突出しすぎている現状には注意を払っているとのこと。「カジュアルかつ競技性のあるモード」を目指しつつ、今後もビルドの多様性を重視した調整を行っていくと述べている。

これは間違いなく正解だろう。「スタジアム」はあくまでもパーティーモードで、競技的なバランス調整は本編でやってくれれば問題ない。

  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
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Source: Overwatch


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