Riot Games(ライアットゲームズ)は、基本プレイ無料のタクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』に適用予定のパッチノート10.09を公開した。本パッチでは、予告されていた「テホ」の弱体化や「ギフト」機能のアップデートなどが行われている。
エージェントのアップデート(全プラットフォーム共通)
テホ(弱体化)

- 誘導サルヴォ
- コスト:150(最大2チャージ)
- ラウンド開始時にコストなしでチャージを1つ獲得
- ロケットを1発使用するごとにチャージを1つ消費
- クールダウンを削除
- マップで地点指定可能な距離が55mから45mに短縮
- コスト:150(最大2チャージ)
- ステルスドローン
- コスト:300 >>> 400
- スペシャルデリバリー
- コスト:300 >>> 200
- アルマゲドン
- 必要ULTポイントが増加:8 >>> 9
皆さんの声は届いています。そして、テホが特定の状況で強すぎるという意見に同意します。私たちはエージェントの現在の状態を継続的に監視していますが、テホのロケットが高い頻度で不健全なゲームの状態を引き起こしていると感じています。たとえば、テホはロケットを繰り返し使用することで、他のイニシエーターと比べて低コストでラウンドの流れを変えることができています。「誘導サルヴォ」は今後も一定範囲内から敵を安定して排除できる強力なアビリティーであるようにしたいとは考えていますが、無駄に使用したり、チームに共有せずに使用した際のデメリットを増加させて、対戦相手がラウンドごとに異なる戦略で対抗できる余地を生み出せるようにしたいと思います。マップ指定で安定して敵を排除できるアビリティーは、クールダウンを持たなくても十分に強力なアビリティーであると感じています。また、「ステルスドローン」の強さを考慮すれば、テホのエコノミーはバランスの再調整が必要だと考えています。
ブリーチ(弱体化)

- フォールトライン
- 「フォールトライン」を使用してから爆発するまでの時間が増加:1秒 >>> 1.2秒
ブリーチの「フォールトライン」は私たちが想定するアビリティーのカウンタープレイの基準を下回っていました。範囲の中心にいる場合を除き、ブリーチのスタンから逃げられる状況を増やしたいと思います。
全体のアップデート(全プラットフォーム共通)
- 「ギフト」機能
- フレンドに送ることができるギフトの上限を1日あたり5個から10個に増加
多くのプレイヤーからの要望を受け、5月15日より、フレンドに贈ることができるギフトの上限が1日あたり5個から10個に増加する。
この変更は、「ギブ・バック // V25 コレクション」バンドルが注目ストアに登場するタイミングで有効化を予定。本バンドルに含まれるギフトはすべてチャリティー対象となっており、フレンドにギフトを贈ることが支援活動にもつながる。
スイフトプレイのアップデート(全プラットフォーム共通)
- ブリーチ
- 「ローリングサンダー」の初期ポイント:2 >>> 3
- キルジョイ
- 「ロックダウン」の初期ポイント:2 >>> 3
- ヴァイパー
- 「ヴァイパーズピット」の初期ポイント:2 >>> 3
スイフトプレイのリリース時点に比べ、バランス調整によってアルティメットのコストが増加しており、一部のエージェントがアルティメットの発動が困難になっている状況を考慮してのバランス調整となっている。
不具合修正(全プラットフォーム共通)
- カスタマイズアイテム
- パッチ10.08で「ボルト」スキンシリーズで見つかった、ボルトフレックスを装備して武器を見る動作をしたあとに、スキンが意図したよりも明るく光るビジュアルバグを修正。
- 当初は、このバグは光過敏症のプレイヤーに影響を及ぼすおそれがあると考えられていたが、光過敏症に関する詳細なテストを行った結果、大きなリスクは存在しないという結論にいたった。そのため、不具合の修正を元に戻し、イースターエッグとして残される運びとなった。
- 特定のスキン(オニ、エヴォリ・ドリームウィングス、EX.O、プレリュード・トゥー・カオス、ミストブルームなど)のキルバナーが、最初のキル後に通常よりも小さく表示されていた不具合を修正。
- パッチ10.08で「ボルト」スキンシリーズで見つかった、ボルトフレックスを装備して武器を見る動作をしたあとに、スキンが意図したよりも明るく光るビジュアルバグを修正。
既知の不具合
- カスタマイズアイテム
- 「ボルト」スキンシリーズでスキンが通常よりも明るく光る不具合が存在。
- これは以前に見つかって修正されてこのパッチで元に戻された「ボルト」の不具合とは異なるもの。この新たな不具合は「ボルト」スキンが許容できないほど明るく光る原因となり、光過敏症のプレイヤーに問題を引き起こし、競技の健全性にも影響を与えるおそれがあります。
- この不具合はパッチ10.11で修正予定。
- 「ボルト」スキンシリーズでスキンが通常よりも明るく光る不具合が存在。
- エージェント
- オーメンが「ダークカヴァー」でスモーク設置モードに入ることで、デスした味方が「ヴァイパーズピット」などの視界悪化効果を無視して敵を見ることができる不具合。
- この不具合はパッチ10.10で修正予定。
- オーメンが「ダークカヴァー」でスモーク設置モードに入ることで、デスした味方が「ヴァイパーズピット」などの視界悪化効果を無視して敵を見ることができる不具合。
- タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
- 発売日:2020年6月2日
- 対象機種:PC(Riot Games)

Source:VALORANT
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