Ubisoftは『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』のタイトルアップデート『シージエックス』に並行して行われる、イヤー10全体のロードマップを公開した。
この記事ではシーズン2からシーズン4までの予定のうち、6月10日にスタートするシーズン2の予定を紹介する。
『シージX』イヤー10ロードマップ
「RE:L0:AD 2025」にて発表された。イヤー10全体のロードマップは以下のとおり(YouTube配信ログ2:25:00ごろ)。

- シーズン1:オペレーション・プレップフェーズ(リリース済み)
- 新オペレーター:Rauora(ラウオラ)
- 新武器:Reaper Mk2
- 新バトルパス
シーズン2:オペレーション・デイブレイク
- シーズン2:オペレーション・デイブレイク
- シージX正式リリース
- 基本プレイ無料化
- 新モード「デュアルフロント」
- 最新化マップ5種(銀行、クラブハウス、国境、山荘、カフェ)
- 新たな破壊可能要素(ガス管、金属探知機、消火器)
- ラペリング機能強化
- 移動時の推進性の向上
- 新ピック&BANシステム
- コミュニケーションホイール
- 武器閲覧機能
- ベテラン向け報酬
- アンランク復活
- オーディオの全面改修
- 新「eスポーツ」タブ
- 新チュートリアル機能
- 新ユーザーインターフェース
- 新バトルパス&ナビゲーションの向上
- オペレーターの新たな「掛け合い」機能
- キャリア統計トラッカー
- シージカップへのアップデート
- バランスアップデート
- Clash(クラッシュ)リマスター
- シーズンイベント2種
シーズン2の新コンテンツのうち、多くは3月時点で発表済みだ。詳しくは以下の記事で、12の要素にまとめて解説している。

Clashのリワーク

防衛オペレーターClash(クラッシュ)が新ガジェット「CCEシールド マーク2」とともにリワーク。新機能が追加される。
新しくなった移動メカニズムを、動画の2:24:30あたりでチェックしよう。
- シールドを構えた際の移動性が大幅向上。ダッシュ、しゃがみ、乗り越え、バリケードの突破、フリールックが可能に
- 電撃でダメージを与えなくなる(下記の電撃リワークと連動)。スロー効果のみを付与する
- CCEシールドを、展開型シールドのように床に設置することが可能に。遠隔で起動し、電撃を発射できる
- 設置されたCCEシールドは、爆発物を使うか、ハンマーで殴るか、接近して「バッシュ」すると破壊できる

シールドの機動力が大幅に向上したのは魅力的。操作がしやすくなり、さらに床に置くことで「立ったまま使える展開型シールド」のように活用できる。
一方で展開型シールドとは違い、爆発物を持っていないオペレーターでも簡単に接近して破壊できる点が明確な弱点だ。
オペレーターバランス調整の先行情報
手足ダメージ弱体化

敵の手足に与えるダメージが全体的に減少する。ヘッドショットを狙う重要性がさらに高まる変更。
電撃のリワーク

Bandit(バンデイット)、Kaid(カイド)、Clash(クラッシュ)のガジェットが発生させる、電撃効果の仕様が変更される。
- 中立化:攻防関係なく電撃効果を与える
- 電気に触れたガジェットは、攻防関係なく破壊される
- 電気に触れてもダメージは受けなくなる
- 電気に触れると画面にエフェクトが発生し、スローダウンする
今後、特にMute(ミュート)のジャマーは気をつけて置かないと破壊されてしまうとのこと。他にはニトロセルや、以前のようにEcho(エコー)のヨーカイを、うっかり通電された壁に投げてしまったりしそう。注意が必要だ。
Mira(ミラ)のブラックミラーだけは例外的に、新しくなった電撃の仕様でも破壊されない。
シールドのバランス調整

- 盾持ち全員:「乗り越え」をする際はADSがキャンセルされる
- Blackbeard(ブラックビアード)
- ADSするときに盾のガラスパネルが上下するが、このサウンドが上昇。ADS状態に入ったこと、止めたことがより分かりやすくなる
- ガラスパネルの色が暗めになり、パネルが下がっていることが相手に見えやすくなる
Jackalの調整

足跡をスキャンした際、敵にピンを立てるのが1回のみになる。
Jagerの調整

ADSによって、Capitao(カピタオ)のボルトと、Gridlock(グリッドロック)のトラックスを排除できるようになる。
Thunderbirdの調整

コーナステーションが敵を回復しなくなる。Brava(ブラバ)でハッキングした場合は回復できる。
Sledgeの調整

ブリーチングハンマーで殴ると、盾オペレーター(Clash)をノックダウン状態にできる。
クリアランスレベルの見直し

発表済みの項目だが、さらなる詳細が解説された。
- 40項目にわたる、初心者向け新チャレンジ。レベル20までの新規プレイヤーは、レベルアップごとにゲーム内機能やオペレーターをアンロックできる。大量の名声ポイントも獲得でき、達成感が高まる
- レベル10ごとにアルファパック報酬を獲得
- レベルアップの進行速度を見直し。レベル100以降のレベルが調整され、より早くレベルアップされるようになる
(現在100以上のプレイヤーが調整されるかは不明)
新たなインターフェースや統計機能も

メインメニューも、シージXに合わせてアップデート。「コアシージ」と「デュアルフロント」でそれぞれメニューを切り替えられる。
チャレンジなどのトラッキング要素の進行状況も、メニュー画面だけで簡単に確認できるようだ。
キャリア統計メニューの実装

これまではサードパーティーのサービスに頼っていたキャリア統計機能が、ゲーム内に実装。これまで自分の積み上げてきたものが確認しやすくなり、成長のモチベーションが上がるだろう。

統計は「全体」だけでなく、「ゲームモード別」、「過去のシーズン別」にもソートできる。
スクショを撮り、自分の実力を人に証明したり、シーズンの終わりにフレンド同士で見せあったりするのに便利そうだ。
シーズン2で「Showdown」イベント復刻

シーズン2のシーズンイベントの一つは、「Showdown(ショーダウン)」の復刻版と発表された。
これまで一度も復刻されたことがなかったイベントの一つだ。オリジナルの「Showdown」が開催されたのは2019年の7月のこと。その後2021年9月のY6S3で、アーケードモードに「Showdown: Back to the West」として一週間限定で復刻された。
ルールは3v3。リボルバーやショットガンなどレトロな高火力武器で戦う。前回から改変された要素については、イベントが始まってからのお楽しみだろう。
また、今後は各シーズンのシーズンイベントが2種類になる。
オペレーターたちが「掛け合い」をする

新機能「オペレーター・バンター」も登場。「バンター(banter)」とはちょっとした掛け合いのことで、これまで独り言を言うのみだったオペレーターたちが、ラウンド開始時に他のオペレーターたちと会話をする。
以下のように対戦中に発生。ゲームへの没入感が高まりそうだ。
- Skopos「シェルのことは心配しなくていいわ。私が医者をやるから」
- Doc「いいね。どのみち私に血管を見つけられるとは思えないからな」
- Deimos「お前には楽な解決策を与えてやった。ただ寝ているだけで良かったんだ」
- Ash「私は諦めないわ。絶対に」
シーズン2テストサーバーは5月20日から
シーズン2のテストサーバーは、さっそく現地時間5月20日スタート。通常通りであれば、日本時間では5月20日深夜から21日ごろと思われる。
シーズン3とシーズン4のアップデート計画については、以下の記事に続く。

- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: Twitch
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コメント
コメント一覧 (7件)
オペレーターのアウトライン追加ってなくなったの?
なんでビリビリ味方ガジェ破壊復活させる必要があるんですか😭
つまり、ビリビリしてる壁にゾトキャニスター投げたら壊れるってこと?
掛け合い実装を見据えたボイス頻度設定が、割と前から追加されてるな
ストーリーに興味なければ切ればいい
Showdownって復刻ありませんでした?
そのようですね
ご指摘ありがとうございます。たいへん失礼致しました。当該箇所は加筆修正しております。