Battlefield Studiosが手がける『Battlefield 6(バトルフィールド6)』では、リリース後もコミュニティとの対話を重視し、その要望に可能な限り応える方向でアップデートを続けている。
日本時間11月5日深夜には、メンテナンスをともなわない、サーバーサイドでのアップデートを実施した。ここでは、以前から告知されていた「任務」各種の条件が全体的に緩和された。プレイヤーのチャレンジ進行状況は引き継がれており、新しい条件下で既にそれを満たしている場合は、達成済みと見なされる。
『BF6』任務チャレンジへの緩和アップデート第1弾
以前より発表されていた、各種のチャレンジと任務への全面的な見直しが実施された。
これらはゲームプレイデータやフィードバックにもとづいた変更で、対象となったものは難度が著しく低下している。ゲーム内のチャレンジタブで早速確認してみよう。
全体では膨大な量になるため、変更は複数回のセットに分けて実施される予定だ。最初のセットは本日(日本時間11月5日深夜)サーバー側でのアップデートを経て既に反映済みだが、次回以降のアップデートの詳細は今後共有される予定。
なお、新しい条件下で既にそれを達成している場合は、何らかの対戦に一度入ることで自動的にアンロック状態が適応される。
チャレンジ変更の第1弾(一部)
各種の「任務」タブには、普通にプレイしれば達成できるものから、真の熟練者に向けたもの(特にコスメティック報酬がついてくるもの)まで幅広く用意されている。しかし、そのうちいくつかは当初の意図を十分に反映していなかったため、難易度をアップデートするとともに目標をより分かりやすくした。
『BF6』のチャレンジ全体は、プレイヤーがスキルを発揮し、一貫したプレイを続けることで進んでいくようにデザインされているという。この点は維持しつつ、達成までに費やされるべき目標プレイ時間が、より妥当な長さになるよう調整された。
第1弾では、計90点以上のチャレンジや任務の条件が調整されたとのこと。その一例が紹介されている。
兵科任務
装備のアンロックにも関わる突撃兵、工兵、援護兵、斥候兵のチャレンジは、例えば以下のように非常に手早く達成可能になっている。
- 突撃兵2:「分隊員を出撃ビーコンで出撃させる」
- 50回から5回に
- 援護兵2:「援護兵で蘇生する」
- 200回から60回に
武器任務
すべての武器種に関連した任務も、劇的に簡易化された。
- ラピッドファイア1:「アサルトライフルでダメージを与える」
- 10,000から3,000に
ゲームモードと部隊任務
特定のゲームモードでのみ達成できる任務の大部分が、各ティアで2勝のみを要求されるように標準化された。
- コンクエスト2:「コンクエストで勝利する」
- 5回から2回に(※以降、他のモードもチャレンジ下段は「2勝」で統一された)
- コンクエスト3:「コンクエストで1ラウンド中に目標キルをする」
- 30回から10回に
ゲームプレイとマスタリー
マルチキル、ヘッドショット、キルストリーク、蘇生などが要求される「エキスパート」や「マスター」任務も全体的に変更。極めて例外的なケースを発生させて達成するのではなく、ゲームプレイの自然なテンポによりうまく馴染むように調整された。
- 爆薬エキスパート2::「爆発物を使って2人以上のマルチキルをする」
- 20回から5回に
- 適応性2:「死なずにダメージを受けた乗り物を修理する」
- 3000から500に
- (※最後の「死なずにキルまたはアシスト」も10回になっていた)
新しくなった任務条件は、開発側の語る通り、いずれも劇的に難易度が低下したという印象だ。『BF6』のゲームシステムについて学び、自然な流れで達成していくことで、たとえ新規プレイヤーでもスキルアップを実感できるようなシステムになっている。
(ボット利用は別として)運が良くないと達成できないようなチャレンジはなくなった。一方で、もしかしたら真のやり込み勢は、この変更に物足りなさを感じるかもしれない。特別なコスメティックだけプレゼントするような新たな高難度チャレンジの類が、今後また追加されるのか気になるところだ。今後行われるという、変更の第2弾の情報共有を楽しみに待とう。

FPS POWER TUNE
Source: BF6 Official







コメント
コメント一覧 (30件)
「何らかの対戦に一度入ることで自動的にアンロック状態が適応される」らしいのに武器解除されない…
もう数十試合してるのに…
チャレンジもだけど苦行すぎるアンロックやら進みが遅すぎるレベルアップとバトルパスも早くなんとかしてほしいな
あとダイナミックの反応曲線やデッドゾーンがガバガバすぎるのも