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ついに攻撃有利環境か『シージエックス』イヤー10シーズン4でハードブリーチャー超強化 / ヒートチャージ3枚 / カイロス高速化などバランス調整

ついに攻撃有利環境か『シージエックス』イヤー10シーズンでハードブリーチャー超強化 ヒートチャージ3枚 カイロス高速化などバランス調整
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Ubisoftの『Rainbow Six Siege X(レインボーシックス シージ エックス)』では、現地時間12月2日より新シーズン「オペレーション・テンフォールド・パシュート」がスタート。現地時間11月17日より早速テストサーバーが開かれるのにあわせて、その全体情報が公開された。

本記事では新シーズンの変更点のうち、既存オペレーターたちのバランス調整について解説する。Thermite(テルミット)らハードブリーチャーたちがほぼ上方修正され、攻撃側の展開スピードが一気にブーストされる新環境になりそうだ。

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『シージエックス』Y10S4オペレーターバランス調整

EMPランチャー登場!ついに攻撃有利環境か?新生”サッチャー(THATCHER)”徹底解説 | シージエックス Y10S4 オペレーション・テンフォールド・パシュート

Y10S4ではThatcher(サッチャー)がリマスター。以下では、関連して強化されるハードブリーチャーたちに注目していく。補強壁をめぐるガジェット勝負において、攻撃側が一気に優位に立てるだろう。

新たな固有ガジェット「E.G.S.ディスラプター」を手に入れたThatcherについては、別の記事で解説している。

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Thermiteのヒートチャージが3枚に

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壁を壊しまくる新Thermite

ハードブリーチャーの代表格であるThermite(テルミット)が、Y10S4で強化を受ける。

まず、固有ガジェットの「ヒートチャージ」所持数が3枚に増えた点に注目だ。一人でより多くの場所を破壊できるようになるだけでなく、Bandit(バンディット)などに焼かれるミスが許される余地も広がった。

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また、サブ武器にはショットガンのITA12Sを獲得。これでソフトブリーチャーとしても多少活動できる。スモークグレネードもそのまま持っているので、一気に多芸なオペレーターになった印象だ。

Hibanaはカイロスのリロード不要に

Hibana(ヒバナ)については、まずメインのアサルトライフルType-89の反動が低下し、使いやすくなった。

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Y10S4(バーティカル+フラハイ)
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Y10S3

比較してみると、初弾からのガンキックがやや抑えられ、連射時のばらつきも低減したのが分かる。意外な方向に跳ねるランダム性が低くなったことで、非常に使いやすくなった印象だ。

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ランダム性が目に見えて減っている

また、サブ武器に新マークスマンの「PMR90A2」を獲得。これで破壊可能な壁に対する影響度も高くなった。

このPMR90A2は、他にもThatcher、Capitao、Nookに配られている。いずれも他の武器との交換ではなく、追加のメイン武器となる。

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PMR90A2の性能

サブガジェットにはクレイモアを獲得した。こちらも入れ替えではなく、シンプルに選択肢が増える。Hibanaの場合はXカイロスで乗り越えられる穴を開けたところに置き、防衛側に逆用されるのを防ぐのに便利だ。

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固有ガジェットの「Xカイロスランチャー」は仕様を調整。一回発射するごとにリロードする必要がなくなる。これで必要な場所に素早くペレットを置き、テンポよく次の仕事に移れるようになる。

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リロードせずに連射できる

典型的な対戦では、重要な補強壁や落とし戸を破壊できた場面が攻撃側にとっての段階の変わり目になる。より早くカイロスを起動できれば、それだけ攻撃側全体のテンポも上がるだろう。

前述したThermiteのヒートチャージ3枚+サブショットガンに目を引かれるが、Hibanaも全体的に強化されており魅力的な選択肢となったと言える。

Maverickのトーチが便利な大容量サイズに

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開始状態(容量が増えた)

Maverick(マーベリック)のトーチは仕様変更。ほぼ止まることなく、壁や落とし戸を焼き続けられるようになる。こちらもテンポアップの調整だ。

これまではゲージが切れる度に、ボンベを交換しているような停止アニメーションが挟まれていた。Y10S4からは、トーチが使える合計時間はそのままだが、ゲージ3回分の容量が1回分に結合されており、ボンベを交換するのが1回で済むようになる。腕利きのMaverick使いたちなら、これまで以上に素早く補強壁をはがせるだろう。

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Reaper Mk2とフラグを追加

サブガジェットにはフラググレネードを取り戻した。他のハードブリーチャーと同時に運用することで壁破壊の効率が高まるが、単にガジェット破壊用としても便利に使えるので、Maverickもまたバリューの高いオペレーターとなるだろう。

彼はさらに、サブ武器にReaper Mk2を獲得して火力も上昇。全体的な魅力が向上した。ハードブリーチャーの中でも要求されるスキルの高いオペレーターだが、極めれば敵が非常に嫌がるオペレーターになれる。

Aceはスピード1に

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Ace太る

最も使いやすかったハードブリーチャーAce(エース)は調整。アーマー3+スピード1になる。

足が遅くなるとはいえ、メイン武器のAK-12は調整されていない。つまり、アーマー1とアーマー2へのキルタイムが全アサルトライフル中ベスト3である点を踏まえると、体力125になるのは無理にでも撃ち合いに行くことが必要になった場面で頼もしいだろう。

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これとは別に、サブガジェットにはスタングレネードを獲得した。ブリーチングチャージと交換されており、ソフトブリーチャーとの兼業ができなくなったのは痛いのではないか。

他の3人が目に見えて強化されているため、「4人のハードブリーチャーから誰を選ぶか」という視点になると、今回のAceは下方修正と言えそうだ。

Muteのディスラプター仕様変更と強化

攻撃側への変更点に関連して、電子機器に干渉できるMute(ミュート)のシグナルディスラプターの仕様が変更。

わずかな違いだが、「攻撃側の電子機器をブロックする」のではなく「攻撃側の通信をブロックする」しくみへと整理された。

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Muteはスッキリ、スピード2+体力2に

つまり、カメラやリモコンで遠隔操作するタイプのガジェット(ドローン、ヒートチャージ、クラスターチャージなど)はこれまでと同様にディスラプターでブロックできる。しかし、自動的に動くタイプの電子機器(Aceのアクアブリーチャー)や、統合型の電子機器(Blitzのフラッシュシールド)など、通信を伴わないものはブロックできなくなる

補足すると、「通信をブロックする」とは、「送信側」と「受信側」の両方に影響する。たとえばThermiteがディスラプターの範囲内に立っていた場合は、たとえヒートチャージが範囲外に貼られていても、それを起動できない。この辺りのルールも、すべての電子機器に対して整理された。

ディスラプターで干渉できるガジェットが減った点では、Muteは弱体化と言える。そこで、埋め合わせ強化も実施。ステータスを「スピード2+アーマー2」に戻し、ディスラプターの効果範囲もわずかに拡大された。

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わずかだが、数10センチほど効果範囲が広がっている(Y10S4)
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(Y10S3)

Muteは主にドローン対策のためにピックされるオペレーターであり、ハードブリーチャー対策はサブである点を踏まえると、範囲が拡大してスピード2に戻ったのはむしろ強化と言えるかもしれない。新環境では、新たな効果範囲の影響力を試してみよう。

Aruniの仕様変更(やや弱体化)

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EMPの影響が変わる

新Thatcherに合わせて、Aruni(アルニ)のスーリヤゲートが仕様調整を受ける。

これまではEMPグレネードを受けて停止すると、他の電子機器と同様に15秒でレーザーが自動復活するしくみだった。しかし、今後はEMPを受けると使用済みの状態になる。つまり「EMPの効果時間+クールダウン時間」で、最大45秒停止する。

さらに、レーザーは自動的には再起動しなくなり、クールダウンが過ぎたらスーリヤ本体をもう一度撃って再起動させる必要がある。

Castleのアーマーパネルが通電可能に

Y10S3アップデートでは、防衛側から倍率サイトが大量に失われた。その影響で、Castle(キャッスル)のように倍率サイトが強みだったオペレーターたちは、開発スタッフが言うには「魅力が低下していた」という。

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アーマーパネルを通電

そこで、まずCastleに仕様変更。アーマーパネルをエレクトロクロウで通電可能になる。通電状態のパネルには、ブリーチング弾を撃ち込んでも無効化されてしまう。

とはいえ、アーマーパネルに使う目的でKaidをピックすることがあるのかは疑問だ。既に電気との接触ダメージも発生しなくなっている。果たして通電アーマーパネルは強いのか、テストサーバーで可能性を模索してみてほしい。

なお、ショックワイヤーでは通電できなかった。パネルのそばに有刺鉄線を置いてみても、通電されるのは有刺鉄線のみ。

攻撃有利環境が来るか

シージは攻撃側と防衛側に分かれるゲームだか、数字的に防衛がやや有利だ。開発側も、防衛の勝率は55%まで許容することを認めている

理屈のうえでは、攻撃側には3分の制限時間があり、必ず建物の中に入っていかなければならないというゲームの性質が挙げられる。対して防衛側はさまざまなガジェットを駆使して拠点を改造し、近づいてくる攻撃側に対して有利な状況で待ち構えられる。極端な場合、スタートした部屋にずっと居続けることさえできる。

今回のThatcherとハードブリーチャーの強化は、重要な補強壁を破壊する確実性と効率が一気に高まるものだ。破壊すれば勝てるというほどシンプルなゲームではないものの、攻撃側は残り時間が増えたように感じられるだろう。

シージ10周年の節目で、果たして対戦に革命が見られるのか。現地時間11月17日から始まるテストサーバー(日本時間17日深夜を想定)で、早速新しい環境の研究を進めていこう。

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Source: In-game

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