楽しいバカンスが台無しにされたなら、やることは一つしかない。暴力による解決だ。
Ciaran Games LLCは2025年11月26日(日本時間)、新作FPS『Captain Wayne - Vacation Desperation(キャプテン・ウェイン バケーション・デスパレーション)』をSteamにて配信開始した。価格は1,100円(税込)で、リリース記念として10%オフのセールも実施されている。
本作は、1930年代のカートゥーンアニメのような手描きビジュアルと、血肉飛び散るハードコアなFPSアクションが融合した、異色の「レトロシューター」だ。
手描きアニメ × バイオレンスFPS
『Captain Wayne』最大の特徴は、そのユニークなビジュアルスタイルにある。「半分ゲーム、半分カートゥーン」を謳う本作は、全てのグラフィックが緻密な手描きアニメーションで作られている。
一見するとコミカルで可愛らしい世界観だが、その実態は容赦のないゴア表現と爆発に満ちた過激なシューターだ。プレイヤーは、伝説の「ヴァンパイア・ホエール」との戦いで片腕を失い、代わりに頼れるダブルバレル・ショットガン「Ol' Reliable」を義手として装着した船長「ウェイン」となる。

武装:右腕ショットガンと指チェーンガン
ゲームプレイは、90年代のFPS(いわゆるブーマーシューター)にインスパイアされた、高速かつアグレッシブなスタイルだ。
ウェイン船長の休暇を台無しにし、船を奪った悪徳傭兵団「キラー・ホエールズ」への復讐を果たすため、プレイヤーは「オルカ島」の8つの広大なエリアを駆け巡る。
- 多彩な武器: 右腕のショットガンだけでなく、指先から弾丸をばら撒くチェーンガン、爆発する「ブーム・ブリュー(Boom Brew)」、さらには掌から雷を放つといった、カートゥーン物理ならではのハチャメチャな武装が登場する。
- 殴り合い: 弾薬が尽きたり、距離が近すぎたりする場合は、敵が「ペースト状」になるまで殴り続けることも可能だ。
- エンドレスモード: ストーリーを楽しむキャンペーンモードに加え、押し寄せる敵の波にどれだけ耐えられるかを競う「エンドレスモード」も搭載されている。

バカンスを取り戻すための復讐劇
物語の舞台は、ウェイン船長が不時着した「オルカ島」。美しい南国の島だが、そこは現在、冷酷な傭兵団の支配下にある。
奪われた船を取り戻し、邪魔されたバカンスの借りを返すため、ウェイン船長は手当たり次第に敵をなぎ倒していく。アニメーションカットシーンも豊富に用意されており、セリフはフルボイス(英語音声・日本語字幕対応)で展開される。カオスと攻撃性を強調したハイオクなサウンドトラックも、戦闘のテンションを極限まで高めてくれるだろう。
製品概要
手頃な価格帯ながら、濃密なビジュアルと爽快なシューティング体験を提供する本作。AAAタイトルに疲れたFPSファンや、個性的なインディーゲームを探しているゲーマーにとっては見逃せない一作となりそうだ。
- 『Captain Wayne - Vacation Desperation』
- 発売日: 2025年11月26日
- プラットフォーム: PC (Steam)
- 価格: 1,100円(税込)※リリース記念割引あり
- 日本語: 字幕に対応
| 項目 | 要件 (推奨) |
| OS | Windows 10 (64-bit) |
| プロセッサー | Intel i5-3570k |
| メモリー | 8 GB RAM |
| グラフィック | VRAM 1GB以上 (GeForce GTX 630以上) |
| ストレージ | 900 MB 利用可能 |
現在、Steamにて配信中。バカンスの準備(弾薬の装填)は完了しただろうか?
FPS POWER TUNE
Source: Steamストアページ







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