CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』では、日本時間12月5日午前2時より大型アップデート「シーズン01」がスタート。『BO7』本編に基本プレイ無料バトロワ『ウォーゾーン』が統合され、膨大なシーズンコンテンツにアクセス可能になる。
注目はやはりシーズン・バトルパスだ。キャンペーン、マルチ、ゾンビ、そしてウォーゾーン、どのモードでプレイしても進められる『BO7』バトルパスのしくみを、改めてチェックしておこう。
『CoD:BO7』シーズン01バトルパス公開
『BO7』のバトルパス本体には、ウォーゾーンのプレイヤーを含めて全プレイヤーが無料でアクセスできる。
収録されている100点以上のアイテムをすべて集めるには有料版バトルパスへのアップグレードが必要になるが、新武器など、ゲームプレイに影響する要素はすべて無料アイテムとして収録されている。「秘蔵版」購入者は、追加購入なしでシーズン01バトルパス全体にアクセス可能。
有料版へのアップグレード

有料版は、ゲーム内の有料通貨である「CODポイント」を購入し、1,100 CODポイント(1,480円)でアンロックできる。
バトルパスの報酬にはこのCODポイントも含まれており、全体で合計1,100 CODポイントを集められるようになっている。つまり最後まで進めれば、次回のシーズンバトルパスを実質無料でアンロックしたり、ストアでさらなるアイテムを購入したりするのに使える。
有料版バトルパスでは、アップグレード時の「即時報酬」として以下が入手できる。
- ドーン用オペレータースキン「Adjutant」
- 10%のバトルパスブースト
- サイト用レティクル「Linked」
- X9 Maverickアサルトライフル用武器設計図「Chain of Command」
- デカール(大)「Rank and File」
- ブラックセル購入者にはさらにドーン用スキン「Adjutant BlackCell」が贈られる
他にも、2,400 CODポイントの「バトルパスバンドル」もある。こちらはバトルパスの特典に加えて20個以上のバトルパストークンも含まれており、新武器を手早く確保するのに便利だ。
バトルパスのしくみ
『BO7』のバトルパスは、『BO6』に引き続き、本のような構成になっている。表紙とも言える「即時報酬」のページと、最後の「完了報酬」ページを除くと、全体で14ページある。

各ページは、最大6種のアイテムと、そのページのクリア報酬である「HVT(重要ターゲット)」で構成されている(画像のようにアイテム7種+HVTになっているページもあるようだが、後述する『BO7』での新たな変更点と関係しているのだろう)。
キャンペーン、マルチ、ゾンビ、ウォーゾーン、いずれかのモードで経験値を稼ぐと、バトルパストークンを入手できる。このトークン1個につき、1つのアイテムをアンロック可能。ページ内のアイテムをどの順番で入手するかはプレイヤーの自由だ。各ページには最大2つの無料アイテムが用意されている。
現在のページを終わらせなければ次のページに進めないわけではない。各ページにはアンロックに必要な獲得アイテム数が決まっており、たとえ現在のページがまだ途中でも、アンロック条件を満たしていれば次のページに先に進むこともできる。

なお、バトルパスには自動でバトルトークンを使ってくるオプションも用意されている(バトルパスメニュー右側の、トークンアイコンの下のボタン)。トークンを入手する度にバトルパスのページをいちいち往復するのが面倒という方は、このオプションをオンにしておけば、ゲーム側で順番にアイテムをアンロックしてくれる。
新武器はどこにある?

シーズン01の新武器のうち、サブマシンガン「Kogot-7」とアサルトライフル「Maddox RFB」はバトルパスの無料アイテムとしてアンロックできる(他はチャレンジやイベントの報酬)。

Kogot-7はページ3に。Maddoxはページ6に収録。ページ11とページ14には、HVTとしてそれぞれの武器設計図もある。


バトルパスの改善点

基本的なシステムは『BO6』から引き継がれているが、細かい調整がなされたことで、『BO7』のバトルパスは昨年よりも進めやすくなった。
- バトルパス全体の完了に必要な時間を調整。『BO7』のどのモードでプレイしても、このゲームに費やした時間に応じて、より満足できる量の報酬を受け取れるようにした
- バトルパスの序盤ページはティア数が減り、HVTまで早めに到達できるようになった。一方で、後半のページはティア数が増えている。全体としては多くのHVTをより早く獲得できる
- シーズン内の特定の日には、デイリーチャレンジ報酬としてバトルパストークン1個が含まれるようになる。これはキャンペーンとエンドゲーム、マルチ、ゾンビ、ウォーゾーン、どのモードのチャレンジでも受け取れる
バトルパス豪華版「ブラックセル」

バトルパスには、有料版やプレミアム版よりもさらに豪華な「ブラックセル」が用意されている。「秘蔵版」購入者は追加購入なしでシーズン01のブラックセルを受け取れる。
現金で購入するこの「ブラックセル」にアップグレードすると、有料版バトルパスよりもさらに多くの限定アイテムにアクセス可能になる。その価値は7,000 CODポイントにも相当するものだという。
購入時には以下のアイテムが受け取れる。
- バトルパス・ティアスキップ20個
- 1,100 COD ポイント
- ブラックセルオペレーター「スコーン」
- Carbon 57 SMG用マスタークラフト武器設計図「Ultimatum」(曳光弾とデスエフェクトつき)
- コンパニオンのとどめの一撃「Heavy Fire」
- HUDテーマ「BlackCell No. 1」
- ガンスクリーン「Clock Out」
- クランタグ「BlackCell」(ロビーとウィナーズサークルで表示される)

また、バトルパスを進めていくと、ブラックセル所持者限定の追加のアイテムを集めることができる。全体のアイテム点数は130以上にもおよぶ。

- ブラックセル限定オペレータースキン7種:ドーン用スキン2種、デンプシー、ザヴェリ、アンダーソン、リヒトーフェン、サミュエルズ用各1種
- ブラックセル限定武器設計図7種:MXR-17アサルトライフル、Echo 12ショットガン、Razor 9mmサブマシンガン、XM325 ライトマシンガン、Kogot-7サブマシンガン、M8A1マークスマンライフル、Maddox RFBアサルトライフル

注目は、トレーラーでもフィーチャーされているブラックセル・オペレーターのスコーンだ(JSOC陣営)。全身が黒いリアクティブ・プレートで覆われた経歴不明の人物で、CIAがその存在を否定する複数の機密研究プログラムに関連があると囁かれている。

なおブラックセルには有料版バトルパスのコンテンツも含まれているため、すべてのアイテムを集めるのに「有料版バトルパス+ブラックセル」の形で購入する必要はない。有料版バトルパスを購入した後にブラックセルを購入した場合は、1,100 CODポイントが戻ってくるしくみだ。
完了報酬ページ

他のすべてのページを完了させると、最後の完了報酬ページにアクセス可能になる。シーズンバトルパス100%達成をめざしていこう。
とはいえ旧作の時点から、バトルパスは過度なプレイ時間を要求されるような難度ではない印象だ。『BO7』では上述の通り、さらに早く進められるようになっている。好きなモードで他のアンロック要素に挑みつつプレイしていれば、おのずとバトルパス全体を完了させられるだろう。不定期に「バトルパスXP2倍」キャンペーンの開催も予想されるので、告知があれば活用していこう。
- 完了報酬ページのアイテム
- 200 COD ポイント
- ドーン用ウルトラスキン「Disharmony」とそのブラックセル版「Disharmony」
- AK-27用武器設計図「Dissonance」
- アニメーションつきコーリングカード「No Slowing Down」
- アニメーションつきエンブレム「Energized One」
- ゴブルガム「ギフトカード」
日本時間12月5日から始まるシーズン01で、さまざまな追加コンテンツをプレイしながらバトルパスの完了を目指してみよう。シーズン01のコンテンツ全体については以下の記事で紹介している。
『CoD:BO7』シーズン01まとめ

FPS POWER TUNE
Source: CoD Official







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