GFA Gamesは現地時間2025年12月16日、待望のポストアポカリプスMMOシューター『PIONER』の早期アクセスをSteamにて開始したと発表した。ダークな世界観で、「PvEミッションとPvPも楽しめるMMO FPS」という意欲作だ。
スタンダードエディションの価格は29.99ドルで、リリース記念として期間限定の10%割引が実施されている。ソ連時代の面影を残す孤島を舞台に、リアリズムとSFが融合した過酷なサバイバルが幕を明ける。
ソ連風ポストアポカリプスMMO『PIONER』始動
『PIONER』は、謎多き孤島「Tartarus」を舞台としたオープンワールドPvPvEシューターだ。広さは50平方キロメートル以上に及び、ソビエト連邦時代の残滓と未知のテクノロジーが混在する、独自の「オルタナティブ・リアリティ」が描かれる。
本作は従来のMMOに見られるHPバーやレベル制といった要素よりもリアリズムを重視しており、プレイヤーは空腹や休息といったサバイバル要素を管理しながら、危険なアノマリーやクリーチャー、そして敵対する他プレイヤーと対峙することになる。
早期アクセス版の主な特徴
今回リリースされた早期アクセス版では、以下の要素が楽しめる。

- 没入感あるオープンワールド: ソ連時代の建築物や独特な風景が広がる島を探索。
- 濃厚なSFロア: 古典的なSF作品に影響を受けたストーリーライン。複雑なキャラクターや謎のアーティファクトが登場する。
- ストーリーキャンペーン: 島の謎に迫るクエスト主導型のキャンペーンモード。
- 緊張感あるPvP: 高リスクなエリアでは、ライバルプレイヤーを倒して頂点を目指す激しい戦闘が展開される。
- 独自の進行システム: クエスト達成や探索で「影響力」を高めることで、商人からより良いアイテムを購入したり、能力を向上させたりできる。
- 多様なアクティビティ: 釣りなどの生活要素に加え、収集要素のあるタクティカルカードゲーム「Carnage」も実装。ランクマッチも楽しめる。
- 武器カスタマイズ: これまでのMMOでは見られなかった豊富なモジュールとデザインで、銃器を自分好みに改造可能。

2026年1月には早くもストーリー拡張へ

開発チームによると、今回のローンチはあくまで始まりに過ぎない。近日中にコンテンツの追加やゲーム内イベントを含む詳細なロードマップが公開される予定だ。
さらに、2026年1月という早い段階で、ストーリーの最初の拡張が予定されていることも明かされた。早期アクセス開始直後から精力的なアップデートが期待できそうだ。

Deluxe Editionと限定特典
ゲーム本編に加え、様々なゲーム内特典がセットになった「Deluxe Edition」も同時発売されている。特典にはユニークなスキンや通貨が含まれるほか、80年代の日本製品にインスパイアされたガジェットも用意されている。
Deluxe Edition特典内容:
- ユニークスキン "Renegade": 限定のアーマーおよび装備デザイン。
- VFX付き武器スキン: AR-12、AR-16、AR-16 Ifritを含むARプラットフォーム全体で使用可能なスキン。
- 限定Founder Title: 社会的交流のステータスシンボルとなる称号。
- プレミアム通貨: 500 Efritanium Crystals。
- 武器アクセサリー "Creepy Charm": 武器に取り付けるコスメティックアイテム。
- ガジェット "Katana(刀)" 時計 80年代の日本の時計デザインにインスパイアされた、レトロフューチャーな腕時計(ざっと探してみたが画像は見つからず)。

製品概要
- タイトル: PIONER
- 開発: GFA Games
- ジャンル: ポストアポカリプスMMOシューター
- プラットフォーム: PC (Steam Early Access)
- 発売日: 2025年12月16日(現地時間)
- 価格:
- Standard Edition: $29.99(期間限定10%オフ)
- Deluxe Edition: Steamストアページ参照
『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズや『Escape from Tarkov』のような世界観を好むFPSファンにとって、MMOとして再構築されたこの荒廃した世界は新たな没頭先となるかもしれない。
現時点では「やや不評」となっているが、世界観は楽しそうでまだ早期アクセスだ。気になる読者はSteamストアをチェックしてほしい。
Source: Press Release







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