ロジクールGより、PROシリーズ2代目のゲーミングワイヤレスヘッドセットとなる「Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED ワイヤレスゲーミングヘッドセット」が2023年7月20日に発売されました。
大ヒットヘッドセット「PRO X ゲーミング ヘッドセット」の進化版となる期待の「PRO X 2」を先行体験することができたので、1ヵ月間がっちり使いこんだ正直レビューを初代「PRO X」との比較を交えてお届けします。
ロジクールG PRO X 2 正直レビュー
- どんな製品?:大ヒットしたPRO Xヘッドセットの進化版。PC/PS4/PS5/Switch対応。
- 競合製品は?:Razer BlackShark V2 Pro / HyperX Cloud Alpha Wireless / SteelSeries Arctis 7P+ など
- どんな人に向いてる?:聴覚情報の重要さを理解しているゲーマー / 普段使いで高機能なヘッドセットを求める人
- どんな人に向いてない?:安さ求めるゲーマー /ライトゲーマー
- 発売日は?:2023年7月20日
- 価格は?:34,650円(参考価格)
- 良いとこは?:あらゆる面で大進化。グラフェン製ドライバーによる歪みのない音質。
- いまいちなとこは?:マイク単体の性能は初代から変化なし(BLUE VO!CEに機能追加)
- 購入先:Amazon.co.jp / ロジクールストア
- 公式サイト:ロジクールG 公式サイト
書いていたら1万文字オーバーとめちゃくちゃ長くなったので、まずは結論からお伝えします。
ロジクールG PRO X 2 正直レビュー 結論
- 低音重視の次世代ゲームオーディオ
- 快適な回転式イヤーパッド!
- シンプルな構造と3種の接続方法
- バッテリーが超強化!
- 通信距離も超強化!
- ゲーム機とも簡単接続可能
- レシーバーにオーディオミックス機能
- 軽量化!でももう少しがんばってほしい
- マイクミュートが分かりづらい
- エフェクトとサンプラーは発展途上
- イコライザーの自由度
PRO X 2は日常使いでも便利(後述)ですが、ゲーミング用途において素晴らしい性能を誇ります。特にその音質は対戦相手の一歩先を行くことができるため、対戦ゲームで勝ちにこだわる人ほど買って間違いのない競技向けヘッドセットです。
新設計のPRO-Gグラフェンドライバーは、音の歪みを極限まで抑えることに成功。大人数対戦FPSゲーム『バトルフィールド』のような、激しい戦闘中でも細かい音と方向が聞き取れます(詳細後述)。鼓膜を震わすほど低音重視で、敵の足音が強調して聞こえることもありFPSの勝率が上がっていると感じます。
例えば一般的な水着よりも競技用水着が速く泳げるように、「ゲーマーの潜在能力を引き出してくれる」感覚です。正直「ハードウェアチートだろコレ」と思いました。
バッテリーは初代PRO Xの約30時間から50時間へほぼ倍増。信距離は約15mから30mへとこちらも倍増。実際、家の壁を2~3枚挟んだ使い方をしても通信は安定しています。
また、専用アプリG HUBのBLUE VO!CEには、ボイスチェンジャーの機能などが追加されました。PRO X 2単体で声をコロコロ変えながらゲーム配信、といった使い方もできるようになりました。
中途半端な新機能や進化のない部分など不満点もありますが、全体的には「PRO X」の名を冠した次世代機に相応しいパワーアップだと言えます。
PRO X 2 の外観と内容物
以下では、良いところ・いまいちな部分・おすすめ設定などを詳しく解説しています。
コメント
コメント一覧 (1件)
初代からイコライザーの項目が減ってるのが気になる
好きな音質にできないんじゃないかと不安に思う