CoDシリーズ最新作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』は8月31日よりベータテストがスタートする。
配信イベント「CoD NEXT」では『BO6』全体の新システムや復活するシステムについて、知っておきたい複数のポイントがある。多くはマルチ、ウォーゾーン、ゾンビで共通しているため、ベータの予習も兼ねてチェックしていこう。
『BO6』全モード共有「グローバル武器ビルド」
2023年の『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』では個別にロードアウトを作成する必要があった。ゾンビは編成メニュー自体が別ものだった。
これに対し『BO6』では、マルチ、ウォーゾーン、ゾンビすべてのモードで使える「グローバル武器ビルド」機能が登場。これにより、同じような武器カスタムを各モードでいちいち作成し、迷彩などで飾り付けたりする手間が省ける。
レティクルのカスタマイズが復活
「レティクル」のカスタマイズが『BO6』で復活。ガンスミスメニューの、迷彩やステッカーなどの装飾要素としてアクセスできる。マルチ、ウォーゾーン、ゾンビでそれぞれアンロックチャレンジが用意されている。
他のカスタマイズ要素と同様に、モードでの使用制限はなし。たとえばゾンビで獲得したレティクルはマルチでも使える。
武器マスタリーとマスター迷彩
(左列から、マルチのゴールド迷彩とダークスパイン迷彩、ウォーゾーンのゴールドタイガー迷彩とキングズ・ランサム迷彩、ゾンビのミスティックゴールド迷彩とアフターライフ迷彩)
やり込み要素の1つ「武器マスター」も続投。チャレンジを達成して豪華な迷彩にアクセスできる。マルチ、ウォーゾーン、ゾンビそれぞれで異なる迷彩チャレンジに挑戦でき、ウォーゾーン用のマスタリートラッカーも登場する。
また「迷彩ハブ」メニューも追加。武器クラスごとにどの迷彩アンロックが進行しているのかをチェックしやすくなる。
- ミリタリー迷彩:3つのモードに各武器9種。全27種
- ヘッドショットキル数などシンプルなチャレンジで、1つずつアンロックされていく迷彩カテゴリー
- ユニーク迷彩:3つのモードに各武器2種。全6種
- ミリタリー迷彩をすべて獲得するとアンロックされるカテゴリー。ミリタリー迷彩よりもさらに細かな、その武器ならではのプレイスタイルがアンロック条件として課される
- マスター迷彩:3つのモードに各武器4種。全12種
- ユニーク迷彩をすべて獲得するとアンロックされるカテゴリー。具体的なチャレンジ内容は現時点でまだ秘密
(左から、マルチのダークマター迷彩、ゾンビのネビュラ迷彩、ウォーゾーンのアビス迷彩)
- マルチのマスター迷彩
- ゴールド:ミリタリーとユニーク迷彩すべて獲得でアンロック
- ダイヤモンド:クラス内のすべての武器でゴールド迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- ダークスパイン:ゲーム内のすべての武器でダイヤモンド迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- ダークマター:ゲーム内のすべての武器でダークスパイン迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- ゾンビのマスター迷彩
- ミスティックゴールド:ミリタリーとユニーク迷彩すべて獲得でアンロック
- オパール:クラス内のすべての武器でミスティックゴールド迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- アフターライフ:ゲーム内のすべての武器でオパール迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- ネビュラ:ゲーム内のすべての武器でアフターライフ迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- ウォーゾーンのマスター迷彩
- ゴールドタイガー:ミリタリーとユニーク迷彩すべて獲得でアンロック
- キングズ・ランサム:クラス内のすべての武器でゴールドタイガー迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- カタリスト:ゲーム内のすべての武器でキングズ・ランサム迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
- アビス:ゲーム内のすべての武器でカタリスト迷彩を獲得した後、専用チャレンジでアンロック
感情表現のエモートとスプレー
感情表現の手段として、『BO6』ではエモートとスプレーが登場(復活)。エモートはロビーや対戦中、対戦後のウィナーズ・サークル画面で使える。
過去最大報酬の「プレステージ」
『BO6』のプレイヤーレベルは最大55(ベータは30まで)。上限に到達すると、やり込み要素の1つである「プレステージ」に任意でアクセスできる。マルチとゾンビではリリース時から、ウォーゾーンではシーズン1アップデートからこの機能が登場する。
もしプレステージに興味がなければ、これまでのCoDシリーズと同様にレベル55のままプレイを続行することができる。プレステージを開始すると、まず「プレステージ1」となって以下の要素が解放される。
- プレステージ1アイコン:全プレイヤーが見られるプレステージアイコンが表示される
- プレステージメニュー:プレステージの解説と報酬の確認ができる
- プレステージのレベル上げ:プレステージ10まで上昇可能。各プレステージで「ブラックオプス」シリーズの歴史に触れられる
- 報酬:報酬の量は、過去の「ブラックオプス」シリーズと比較して最大
- プレステージ限定報酬:オペレーター用スキンや武器設計図など、各プレステージに限定報酬を多数収録
- プレステージマスター:プレステージ10まですべて達成すると「プレステージマスター」に。1000レベルまで上げられ、追加報酬も獲得できる
なお全シーズンで進行が保持されていた『MW3』のプレステージとは異なり、『BO6』はいわゆる「クラシックな」プレステージシステムとなる。以下の違いがあるので、『MW3』から始めたプレイヤーは注意。
- レベルのリセット:プレステージ1に入るとプレイヤーレベルが1にリセット。レベル55までに獲得してきた要素(武器、装備品、PERKなど)はすべて再ロックされ、レベルを上げ直して再びアンロックしていくことになる
- リセットされない要素:武器レベル、獲得したオペレーター、チャレンジの進捗、保存した武器ビルドやコスメティックはリセットされない。たとえばAK-74のベース武器はレベル7でアンロックされるが、プレステージに入るとレベル1からなので、最初からは使えない。もう一度レベル7に到達すれば、AK-74のベース武器だけでなく保存しておいたビルドにも再アクセスできる
- 永久アンロック:プレステージに一度入る度に、例によって「永久アンロックトークン」を1つ獲得。たとえばAK-74を愛用している場合は、またレベル7まで上げなくとも、この永久アンロック権を1つ使うことでレベル7から使用可能になる。プレステージを周回するうえで、どれを永久アンロックしておくかは重要。武器設計図や装備品スキンもベース武器と一緒に永久アンロックにできる
- スタッツのリセット:自分のキル・デス記録はプレステージを周回するごとにリセット。しかし全プレステージのキャリアは戦闘記録メニューに保存され、いつでも閲覧可能
- シーズンコンテンツ:バトルパスやストアバンドル、ゲーム内イベントでアンロックしたコンテンツはロックされない
コメント
コメント一覧 (13件)
別に煽ってるとかバカにしてるとかじゃなくて純粋に疑問なんだけど、別に強制されるわけでもないプレステージ制に文句を言う人が一定数いるけど、一体どういうことなの?
キャラの挙動とかビジュアルリコイルとか、プレイヤー側が根本的な解決できないものに文句を言うのは全然わかるんだけど…
自分のキル・デス記録はプレステージを周回するごとにリセット
これめっちゃいいやん昔みたいにキルレ気にしてリセットとかしなくてよくなる
オムニムーブメントが発表された時は「おぉ!」と思ったけど、実際のプレイ映像見てたらキャラコンが凄まじいことになってて、なんだか上級者により蹂躙されそうと不安が先立っております
めっさスピーディーな動きに果たして初心者はついていけるのだろうか……
XDのカエル撃ちなんかが騒がれてた時点で初心者には厳しいと思う
CODのほうがもともとキャラコン多いし、今残ってるのは日本だとガチ勢ばかりだからマルチ、WZは普通に辛いだろうね
このプレステージシステム嫌いなんだよな
やりこみ報酬のために公式で縛りプレイさせるのは違くない?
ps3からやってるけどまさにそれだわ
シーズン制になってたまに帰って来てもプレステのせいで気分で武器選べなくなってるんなら復帰の腰が重くなると思う
嫌ならプレステージしなければいいだけでは?
たまにやる程度ならプレステージ回さずに55で止めておけばよいのでは?
やり込み要素は旧作でもマルチ・ゾンビ共にレベルカンストしたし武器もカンストさせる、MW3も当然カンストさせてグランドマスターもゾンビ30武器を残すくらいにやりこんでるけどこのプレステージシステム大っ嫌いだわ、制作者の自己満足。
やり込み要素は旧作でもマルチ・ゾンビ共にレベルカンストしたし武器もカンストさせる、MW3も当然カンストさせてグランドマスターもゾンビ30武器を残すくらいにやりこんでるけどこのプレステージシステム大っ好きだわ 戻ってきてくれてありがとう
動画作ってる身からするとじつはUIカスタムが地味に嬉しい
右下に立ち絵いれて左側に情報入れるのが一番都合がいいのよね
肉壁って開放して何かメリットあるの?w
ゲームプレイ的には恐らくリスクが高いだけで大したメリットは無いと予想。ロールプレイ用のお遊び要素なんじゃないかな?