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「死ぬほど最適化した」 CS版『BF6』はどう進化? エイムアシスト刷新、キーマウ対応など気になるあれこれ開発者インタビュー

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2025年10月10日に発売予定の大規模FPSバトルフィールドシリーズ最新作、『Battlefield 6(バトルフィールド6)』。先日お届けしたPC版インタビューに続き、EAA!!はコンソール(CS)版に焦点を当てたメディア合同インタビューにも参加した。

登壇したのは、スタジオ・テクニカルディレクターのクリスチャン・ビール(Christian Buhl)氏と、デザイナーのマシュー・ニッカーソン(Matthew Nickerson)氏。PS5/Xbox Series X|Sといった現世代機のパワーをどう活かしたのか、そして多くのプレイヤーが注目するエイムアシストの刷新やキーボード&マウスへの対応など、CS版ならではの進化点について話を訊いた。

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『Battlefield 6』CS版 開発者インタビュー

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Ripple Effect(リップルエフェクト / 旧DICE LA)
  • クリスチャン・ビール(Christian Buhl)氏
    • スタジオ・テクニカルディレクター
  • マシュー・ニッカーソン(Matthew Nickerson)氏
    • デザイナー

次世代機がもたらす技術的進歩

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前世代機と比較して、PS5やXbox Series X|Sといった現世代機が『Battlefield 6』にもたらした最大の進歩は何か。ビール氏はまず「パフォーマンスが上がったのが一番大きな違い」だと語る。現世代機のパワーにより、グラフィックの忠実度(フィデリティ)とパフォーマンスを高いレベルで両立し、高フレームレートを実現できたという。前作『BF2042』のコンソール版は120FPSを出せなかったはずなので、大きな進化と言える(最終的にできるようになっていたら教えてほしい)。

ニッカーソン氏は、各プラットフォームが持つ最先端の操作テクノロジーを100%活用できている点も大きいと続ける。「例えばXboxのインパルストリガーや、PS5のアダプティブトリガー、ジャイロサポート、そしてフリックスティックなど、プラットフォームが持つ最高のテクノロジーを使えるようになった」と述べ、コントローラーでの操作体験が大きく向上していることを示唆した。

「フリックスティック」とは

主にジャイロ操作と組み合わせて使用される新しい操作方法で、右スティックを従来の視点移動ではなく、スティックを弾いた(フリックした)方向に瞬時に視点を向ける操作に割り当てる。これにより、大きな視点移動をスティックで素早く行い、細かな照準操作はジャイロで行うという、マウスのような操作感を実現する。

PS5 ProからXbox Series Sまで:性能差への挑戦

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一口に現世代機と言っても、PS5 ProからXbox Series Sまで大きな性能差が存在する。この点についてビール氏は、各ハードウェアごとにフレームレートと解像度の明確なターゲットを設定していると説明。常にテストを走らせ、目標レベルを達成できているか確認しているという。

また、PS5 ProやPS5、Xbox Series Xでは「パフォーマンスモード」と「フィデリティ(クオリティ)モード」の2種類が用意され、プレイヤーがフレームレートを優先するか、グラフィックの美しさを優先するかを選択可能になる。

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【朗報】『BF6』リリース直後のCS版で「60fpsの壁」を突破! 各機種のパフォーマンス目標公開 先日行われた開発者インタビューに続き、EAは人気FPSシリーズ最新作『Battlefield 6(バトルフィールド 6)』のコンソール版(CS版)における、各機種の具体的な解像度と目標フレームレートに関する公式情報を発表した。 これは、特に競技性を重視するプレイヤーにとって、プレイフィールを大きく左右する最重要項目と言っても過言ではないだろう。

なお、最も技術的な挑戦だったのは「Xbox Series S」だったとビール氏は明かす。「パワーもメモリも限られているので、中型スペックのPC向け開発よりも難しい部分がたくさんあった」と語り、開発初期はリソース不足によるクラッシュが頻発。クラッシュの特定と修正を繰り返す「結構苦しい時期だった」と振り返る。

しかし、その結果「死ぬほど最適化を行った」ことで、Xbox Series Sが安定しただけでなく、その過程で得られた知見が他の全プラットフォームのパフォーマンス向上にも役立ったというエピソードを披露した。

エイムアシストの哲学:「スナップズーム」廃止と“より人間的な”挙動へ

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クロスプレイ環境では特に議論の的となりやすいエイムアシスト。『Battlefield 6』では、その設計思想を根本から見直したという。ニッカーソン氏は、今作のエイムアシストの哲学を「より人間的に」という大きなテーマで設定したと語る。

開発チームはまず『BF2042』のエイムアシストを分析。その結果、「過剰で機械的すぎる」という結論に至り、『BF6』ではより「ライト」で「ソフトなタッチ」のアシストを目指すことに。その象徴的な変更が、ズーム時に照準が敵に吸い付く「スナップズーム」機能の廃止だ。これはBF Labsでのプレイヤーからのフィードバックも決め手になったという。

さらに『BF6』では、エイムアシストが機能する範囲も大きく拡張された。従来は「歩兵 対 歩兵」の戦闘に限定されていたが、今作では「歩兵 対 乗り物」「乗り物 対 乗り物」といった、開発が「戦闘の三角形(コンバットトライアングル)」と呼ぶ全てのケースでエイムアシストが機能するようになる。これにより、コントローラーでもあらゆる状況で快適なゲーム体験が実現できていると、ニッカーソン氏は自信を見せた。

コンソール版でのキーボード&マウス ネイティブ対応

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『Battlefield 6』では、CS版でもキーボード&マウスがネイティブサポートされる。これは「コンセプトの段階から決まっていた」ことであり、かなり早い段階からの決定だったという。ベータテストではパフォーマンスが非常に高いレベルで安定し、入力遅延も市場の競合タイトルと比べて遜色ないレベルであることが確認できたと、ニッカーソン氏は手応えを語る。

公平性を保つため、マッチメイキングはプレイヤーが使用している「プラットフォーム」と「入力デバイス」を優先して行われる。また、非公式コンバーターへの対策として、ニッカーソン氏は「キーボードとマウスを使うのであれば、エイムアシストは有効にできない」と断言。プラットフォームホルダーであるSIEやMicrosoftとも連携し、ギャップを埋める努力を続けていくと語った。

BF Labsとベータテストからの具体的な改善点

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プレイヤーからのフィードバックは、エイムアシストのような大きな設計思想だけでなく、細かな部分にも活かされている。ニッカーソン氏は、BF Labsやオープンベータを経て製品版に反映された改善点をいくつか挙げた。

  • UI/UXの改善:ベータテストでは、デッドゾーンのカスタマイズといった重要な設定が「その他」の項目にあり「直感的に見つけづらい」という意見があった。これを受け、製品版ではオプションメニューの構成を整理し、より分かりやすい配置に変更した。
  • デフォルト設定の見直し:開発チームが最適と考えていたコントローラーの初期設定値も、プレイヤーからのフィードバックを基に見直しが行われた。
  • 全体的な操作性の向上:スナップズームの廃止以外にも、「インプット遅延(レイテンシ)の向上」や「コントローラーに関するプレイヤーオプションの拡充」など、多岐にわたる改善が行われている。

レイトレーシングとNintendo Switch 2対応は?

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今後のアップデートについて、ビール氏は「レイトレーシングを追加する予定はない」と明言。これはゲームがフォーカスすべき点に集中するため、開発のかなり早い段階で下された決断だという。

また、Nintendo Switch 2への対応についても「現時点でサポートする予定はない」と回答した。当然の判断かもしれない。

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