Treyarchは『Call of Duty: Black Ops 7(コールオブデューティ: ブラックオプス7)』における最初の大型アップデート「シーズン01」の全情報を公開した。日本時間12月5日午前2時よりスタートする『BO7』シーズン01は、マルチ、ゾンビ、キャンペーン・エンドゲームの新コンテンツに加え、「ウォーゾーン」も『BO7』に統合される大規模なものとなる。
この記事では新コンテンツのうち、ゲームモードやマップなどマルチの新要素や、全プレイヤーに開放されたキャンペーン・エンドゲームの追加要素について紹介していく。
『CoD:BO7』シーズン01マルチプレイヤー新モード5種

シーズン01開始時は、おなじみのパーティーモードが多数復刻。スキルを競い合う通常のチームデスマッチなどとは異なり、独創性や運の良さが求められることも。
- プロップハント
- ファンに人気のパーティーモード。対戦するチームのうち片方のプレイヤーたちは、マップ内のオブジェクトに変身してかくれんぼをする能力を得る。時間切れまで敵プレイヤーたちの目をあざむき続ければ勝利
- ただし自分自身は30秒ごとに勝手に笛を鳴らしてしまうので、適度に移動しなければ、不自然なオブジェクトの存在に気づかれてしまうだろう。ラウンドごとに役割を交代する
- ワンインザチャンバー
- フリーフォーオールの変則版。全員がピストル1丁、弾1発、ナイフ1本、ライフ3つでスポーンする
- 弾丸は必ずワンショットキルとなるが、敵を倒さなければ追加の弾が手に入らない
- 残りプレイヤーが2人になると、UAVが起動して互いの位置をスキャン。決着をつけるよう促される
- シャープシューター
- フリーフォーオールの変則版。全プレイヤーが、ランダム化された同じロードアウトでスポーンする
- 45秒ごとにロードアウトが別のものに変化していく
- スティックアンドストーン
- フリーフォーオールの変則版。全員がクロスボウ、バリスティックナイフ、コンバットアックスで戦う
- 流れは通常のFFAと同じだが、コンバットアックスで倒されると全ポイントをロスト。背後には気をつけよう
- ガンゲーム
- 全員が同じ武器を持ってスタートするパーティーモード。現在の武器で敵を倒すとティアが上がり、次々に新たな武器へと変化していく
- 近接攻撃で倒した場合は、その敵のティアを1つ下げることができる
シーズン中に追加される新モード3種

以下は、シーズン中からミッドシーズンに渡って追加されていく新モード。
- テイクオーバー
- 6v6モード。マップ内には3つの中立ゾーンがあり、各ゾーンを制圧下に置くことでポイントを獲得していく。終了時に最高スコアを獲得していたチームが勝利
- 3つのゾーンすべてが確保状態になると、クールダウンをはさんで、3つの中立ゾーンは別の場所に移動する
- ゾーン確保時、範囲内にいる味方プレイヤーが多いほど確保が早くなる
- ホリデーハボック(CODマス)
- チームデスマッチ、キルコンファーム、ドミネーション、ハードポイント、そしてこれらのハードコア版が、ホリデーシーズン限定の調整を受ける
- ここではチームへの貢献と目標達成がより高く評価されるようになっており、たとえば味方へのUAVアシストで、追加のスコアや「Holiday Cheer」が得られる
- 「Holiday Cheer」はその対戦内でのバフ効果で、近接攻撃ダメージが上がる「Candy Cane」などの効果がある。「Holiday Cheer」は対戦中にリセットされず、ため続けることが可能
- このモードでは一定時間ごとに、空からプレゼントのケアパッケージが降ってくる。両チームがこれにアクセスできる
- スノーファイト
- マップ内に積まれた雪玉を拾って戦うモード。敵に投げつけてキルを取る。リスポーンなしのラウンド制モード
新スコアストリーク「デッドアイドローン」

- ウィークリーチャレンジ報酬
スコア575のリーサル系スコアストリーク。スナイパーライフルをぶら下げて空中を旋回する自律型ドローン。
- オーバークロック
- 拡張マガジン:マガジン装弾数が増加
- グレネーダー:グレネードで空から爆撃する
ミッドシーズンで『BO6』装備品が復活
ミッドシーズンでは、前作『Call of Duty: Black Ops 6(コールオブデューティ: ブラックオプス6)』で登場した装備品の一部が復活。ロードアウトに組み込めるようになる(リーサル、タクティカル、フィールドアップグレード、スコアストリーク)。なおこれらの旧装備品にはオーバークロックが設定されていない。
- ショックチャージ
- インパクトグレネード
- サーモグレネード
- モルヒネ注射器
- 戦術マーカー
- アークエンジェルランチャー
- コンバットボウ
- デスマシーン
- ドレッドノート
- グリムリーパー
- SAMターレット
- 戦術爆撃
- ウォーマシーン
『BO7』ではリリース時点からコンテンツが膨大だが、これでプレイスタイルの幅がさらに広がる。特定のデイリーチャレンジやウィークリーチャレンジなどを達成するのに活用しよう。
新マップ8種




- シーズン開始時
- ユートピア:ギルドの最新技術研究施設。現在はオールデン・ドーンの「プロジェクト・シナプス」に利用されている
- フェイト:ニカラグアにあるメネンデスの拠点が、デイビッドの断片化された悪夢として登場
- オデュッセウス:『BO2』キャンペーンにおける、デイビッドの体験を幻視できる小型マップ
- スタンドオフ:『BO2』からのリマスター。クラシックな構造の中型マップ




- シーズン中からミッドシーズンにかけて登場するマップ
- スレイハイジャック:ハイジャックのホリデー改装バージョン
- 夜景:ネオンきらめく日本の市街地が舞台のマップ
- メルトダウン:『BO2』からの初リマスター。クラシックな3レーン構造が、現代のビジュアル技術でよみがえる
- フリンジ:『BO3』で登場し、『BO6』でリマスターされた蒸留所マップが再登場

ちなみに「夜景(YAKEI)」はまたしても日本が舞台のマップだ。『BO7』にはリリース時点で日本マップが6種あり、これで7種目。
キャンペーンにも何度か日本が登場しているので、まだプレイしていない方はキャンペーン限定報酬などを目当てに試してみてはいかがだろうか。全11ミッションで、1ミッションあたり30分ほど要する(ソロの場合)。今回は「CO-OPキャンペーン」であり、難易度の選択機能はないものの、ソロでも無理なくクリア可能になっている。
『BO7』キャンペーン・エンドゲームの新コンテンツ

もともとはキャンペーンモードのクリア後コンテンツとして登場した「エンドゲーム」。現在は全プレイヤーが自由にアクセスできるようになった。
広大なアヴァロンを舞台に、探索と強化、生還とボスチャレンジに挑める最大32人でのPvEモードだが、シーズン01ではさらにコンテンツが追加される。
4つのエンドゲーム・ワールドイベント

シーズン01でアヴァロンにて発生するワールドイベントは4種。うち3種の情報が公開された。いずれもオペレーター戦闘評価45以上での参加が推奨されている。
- コロッサス・オブ・アヴァロン
- 巨大ロボがアヴァロンに出現。登場する際はアヴァロン内の全オペレーターに通達され、TACマップにも出現予測地点がマークされる
- 討伐して報酬を狙うなら、この巨人の弱点を見つけ出し、装備を整えてそのコアを露出させる必要がある。周辺には他のロボットも出現するので、ブラックハットなど対ロボ用の装備で戦おう
- トキシック・タイラント
- アヴァロンに深刻な神経ガス災害が発生するイベント。最上級の装備をそろえ、時間内に恐怖の源泉を突き止めなければならない
- レイス・ウイング(ミッドシーズン)
- 上空にギルドのVTOLが出現するイベント。複製能力を有しており、可能な限り多くのオペレーターを排除すべく執念を燃やしている
エンドゲームの新スキルトラック

エンドゲームのスキルトラックに新種が登場。シーズン01開始時には「エキゾチック」にアクセスできるようになり、さらにミッドシーズンで「ファントム」が追加される。
「エキゾチック」のスキルは、ワールドイベント完了時に贈られる特別なエキゾチックスキルケースから、ランダムに入手できる。近接攻撃を大幅強化する「メガパンチ」や、周囲に毒の蝶を召喚して敵と戦わせる「コンジュレーション」など、強力な8種のスキルがそろっている。
ミッドシーズンで登場する「ファントム」は、ステルスで素早く行動したり、敵のトラップ類を回避するのに便利なスキル6種で構成。「アンブッシュ」は背後からクリティカルヒットさせた敵により多くのダメージを与え、「トラップ回避」を最大までアップグレードすると完全にトラップ類を無効化できる。

FPS POWER TUNE
Source: CoD Official







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