PC版『Overwatch(オーバーウォッチ)』のPTR(公開テストサーバー)へ、今後のゲームプレイへ大きな影響を与えるアップデートが配信されました。
回復系アビリティでアルティメットをチャージや複数のヒーローの性能変更、そして以前は否定していたライバル・プレイでの同一ヒーローが禁止されるなど、多数の大規模な変更やバグ修正が加えられています。
Overwatchアップデート2016年7月13日
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[toggle title='新ヒーロー:アナ(サポート)' class='' style='']
数年間戦いから遠ざかっていた、Overwatch設立メンバーの1人が帰ってきます。ユニークかつ高い専門性を誇る武器を使用し、遠距離からチームメイトをサポートする歴戦の勇士「アナ」を紹介します。
バイオティック・ライフル
味方を回復し、敵に継続ダメージを与えるダーツを発射する長距離ライフル。スコープを使用してズームすることで正確な射撃が可能。
スリープ・ダーツ
サイドアームからダーツを発射し敵を意識不明の睡眠状態にする。ただしダメージにより敵は起きる。
バイオティックグレネード
少範囲の敵にダメージを与え、味方を回復するグレネードを投げる。ダメージを与えられた敵は少しの間、ヒールを受けられない状態になり、回復された味方は受けるヒール量が増加する。
ナノ・ブースト
アルティメット。味方1人の移動速度とダメージを増加させ、被ダメージ量を減少させる。
アナの詳細はこちらをチェックしてください:オーバーウォッチ:新ヒーロー「アナ・アマリ(Ana Amari)」正式発表、映像も公開
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[toggle title='全体的なアップデート' class='' style='']
ゲームプレイ
- オーバータイムが20秒以上続いた場合「burn down」が始まり今まで以上にヒューズの燃焼が速まる
- オーバータイム中のリスポーン時間が2秒増加
ライバル・プレイ(Competitive Play)
- ライバル・プレイのマッチは1チームあたり1人のヒーローに制限される
その他
- AI戦やカスタムゲームに新ヒーロー「アナ」を追加
- ゼニヤッタの「不協和音」達成タイミングを緩和
- 「Group Up」コミュニケーションを使用し、チームメイトをターゲットすると「I'm with you,(私はあなたと一緒です)」と返答できる
- タイトルが重複した5つのスプレーの名称を変更
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[toggle title='ヒーローのバランスアップデート' class='' style='']
全般
- 自己修復系のアビリティで、アルティメットアビリティをチャージできるようになった。そのため、幾人かのヒーローはアルティメットの必要コストが調整された。詳細は下記。
バスティオン
- タンク・モード
- アルティメットの必要コストが10%増加
D.Va
- ディフェンス・マトリックス
- 待機時間が10秒から1秒に減少
- 新たなリソースメーターを追加。ディフェンス・マトリックス使用中はこのメーターが消費され、非使用時にチャージする必要がある。
ディフェンス・マトリックスのフルチャージ時間は10秒で、割り当てたホットキーを押下している間発動し、効果時間は4秒。オプション→コントロール→D.Vaへディフェンス・マトリックスのトグルを追加。
開発者ノート:他のタンクに比べてD.Vaが選択される頻度が少なくなっていて、その原因の大部分は彼女のダメージ吸収アビリティに起因していると感じている。よって、デフェンス・マトリックスをより柔軟に、より頻繁に使用できるよう設計しなおした。さらに、他のアルティメットに比べて印象の薄かった「自爆」を少し強化した。
- 自爆
- アルティメットの必要コストが15%減少
- 爆発までの時間が4秒から3秒に減少
- 発動させたD. Va自身は爆発ダメージを受けないようになった
ルシオ
- サウンド・バリア
- アルティメットの必要コストが10%増加
マクリー
- ピースキーパー
- これまでよりもフルダメージの有効距離が長くなったが、長距離ではダメージ減少
開発者ノート:前回のパッチでの“近距離ダメージの弱体化”により、ゲーム全体としては改善された感じているが、マクリー自身が少し弱くなりすぎた。よって、有効射程をソルジャー76に近いものにした。ファラやハンゾーなどの長距離ダメージを得意とする、やっかいなヒーロへの対抗策として機能することを願っている。
マーシー
- カデュケウス・スタッフ
- ダメージブースト:ボーナスダメージが30%から50%に増加。別のマーシーによるボーナスダメージの重ねがけはできない。
- リザレクト
- アルティメットの必要コストが30%増加
- 使用時に移動を妨げない
- 使用時にガーディアン・エンジェルが即座にリセットされる
開発者ノート:マーシーのアルティメットはゲーム内でも最もパワフルなアルティメットの1つだが、戦場に飛び入ることで使用中にデスしてしまうことが度々あった。このアップデートにより、以前よりチャージに少々時間はかかるものの、戦闘中であってもより安全な状態でリザレクトを使用できるようになる。さらに、マーシーのメインの攻撃手法として攻撃力上昇のビームを想定していたが、弱すぎると感じる場面が多く、ブラスターのほうが手っ取り早い状況になっていた。これに対処するため効果を少しだけ向上させた。
ロードホッグ
- ホール・ホッグ
- アルティメットの必要コストが45%増加
ソルジャー: 76
- ヘビー・パルス・ライフル
- レティクル拡大の回復速度が上昇(瞬時ではない)
- タクティカル・バイザー
- アルティメットの必要コストが10%増加
ゼニヤッタ
- 基本シールドが50増加(現在ヘルス50/シールド150になった)
- 調和のオーブと不和のオーブ
- オーブの射出スピードが30から120に増加
- 心頭滅却
- アクティブ時の移動速度が2倍になった
- ヒーリング量が毎秒200から300へ増加
開発者ノート:ゼニヤッタの回復能力はルシオやマーシーに及ばないものの、ダメージを与えることでそれを補完してきた。しかし、機動力や体力の低さが災いして活躍の場に出会いにくい状態となっていた。彼の性能を底上げするためさまざまな変更を適用した。最も大きな変更はシールドの容量の増加で、より多くの敵と直接対決できるようになった。調和のオーブと不和のオーブへの変更も使いやすさの向上のためで、オーブをより早く動かしながら適用するためのものとなっている。
最後に、心頭滅却のヒール量を増加させた。このアルティメットは「持続する高火力ダメージ」に対して効果を発揮する設計で、「短時間の高ダメージ」(ディーバやジャンクラットのアルティメット)に関しては効果が薄かったが、「持続する高火力ダメージ」でさえもヒール量を上回ることがあった。よってヒール量を強化し、より早く動かせるように移動速度も上昇させた。
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[toggle title='ユーザーインターフェースのアップデート' class='' style='']
ゲームオプション
- FoV、ボリューム、感度などがスライダーで調整可能になった
- コントロール
- マウスの感度が小数点第二位(0.01単位)まで調整可能になった
- ゲームプレイ
- マッチ中のヒントのオン・オフが可能になった(プレイヤーのデス後、ポップアップの有効化・無効化を表示)
- ソーシャル
- フレンドリクエストのお知らせ表示のオン・オフを追加
- フレンド通知のオン・オフを追加
- ウィスパー(1対1のチャット)のオン・オフを追加
- ビデオ
- アスペクト比21:9を追加サポート
- 現在時刻を表示する「システム時計を表示」設定を追加
ソーシャル機能
- リゾルト画面で特定の項目が表示される頻度を低下した(例 : ゼニヤッタの心頭滅却やザリアのバリア・ショット)
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[toggle title='バグ修正=' class='' style='']
全般
- ヒーローギャラリーで最後に見たヒーローを記録し、適切なヒーローがハイライトされるようになった
- 試合終了後、ペイロードが最終地点に近づいていることを告知する音楽が再生され続ける問題を修正
- 外部アプリケーションにより強制的にウィンドウモードになった際、UIが消失するバグを修正
- ヘルスパックを複数のプレイヤーがピックアップしようとした際に、時おり間違ったヒーリングエフェクトが表示される原因となるバグを修正
- 異なるヒーローのビクトリー・ポーズが、時おり止まる原因となる問題を修正
- キルカムに関するいくつかのライティング問題を修正
マップ
- 攻撃チームがKing’s Rowのペイロード進行に失敗した際、スタート地点より下がる問題を修正
- Watchpoint: Gibraltarにおける攻撃チームの、ヒーロー選択画面のスクリーンボリュームを調整
- 大部分のマップの観戦カメラにおける衝突検出バグを修正
- 複数のマップのプレイヤー衝突検出バグを修正
- 複数のマップのライティング問題を修正
ヒーロー
- D.Vaがメックを召喚する際、時おりプレイヤーの衝突検出を無視するバグを修正
- メイのアイス・ウォールが、プレイヤーがヒーローを変更したりゲームから退出しているにも関わらずゲーム内に残り続けるバグを修正
- リーパーがシャドウ・ステップで意図しない位置へ移動できるバグを追加修正
- “Toggle Barrier”の設定を使用した場合に、ラインハルトのバリア・フィールドがONのままになるバグを修正
- ロードホッグのチェィン・フックが時おり、ターゲットを背後に引き寄せる問題の修正
- ウィンストンのバリア・プロジェクターが「サウンド・エフェクトボリューム」設定を無視していたバグを修正
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Source: Overwatch
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コメント
コメント一覧 (4件)
結局同一ヒーロー縛るんですね
うおーーーーーーい
EAAさん、HOMEからの各記事のコメントの数が確認できないじゃないか
何故に、いちいち記事をクリックせにゃならんのだ?
謎の修正マジ勘弁
発案者は解雇でヨロシク
豚フックの位置バグは直ってないのかね
やべぇよく見てなかった直ったのね
よかったよかった