【初心者歓迎】『THE FINALS』S11「Galaxy Masters」開幕、Bot戦&チュートリアル刷新

Embark Studiosが開発する基本プレイ無料FPS『THE FINALS(ザ・ファイナルズ)』のシーズン11「Galaxy Masters(ギャラクシー・マスターズ)」が、2026年7月9日21:30に配信開始となった。宇宙・レトロSFをテーマにした今シーズンでは、新スポンサー「COMETA」とともに新マップ「ギャラクシー・エステート」が追加されたほか、近接戦闘システムが根本から作り直されている。
キャッシュアウトのBotマッチや新チュートリアルなど、新規・復帰プレイヤーへの導線強化にも力が入れられた1本だ。この記事では公式パッチノートとシーズンリビールパネルをもとに、シーズン11の主要な変更点を項目別に整理して解説する。
- 3行まとめ
- シーズン11「Galaxy Masters」が2026年7月9日21:30に配信開始。宇宙テーマの新マップ「ギャラクシー・エステート」と新スポンサーCOMETAが登場した
- 近接戦闘システムが全面リワーク。新システム「スタミナ」「プレシジョン」が導入され、短剣・双剣・ライオットシールド・スレッジハンマー・スピア・ソードの全6種に数値変更が入った
- 新規・復帰プレイヤー向けにチュートリアルとキャッシュアウトBotマッチを新規追加。ランクトーナメントにはパーソナルパフォーマンスボーナスも導入された
THE FINALSシーズン11の新コンテンツ:宇宙テーマと新マップ「ギャラクシー・エステート」
シーズン11の全体像は、ワールドディレクターのJoachim Steigson氏らが登壇したリビールパネルでも詳しく紹介されている。
シーズン11「Galaxy Masters」の概要
シーズン11のテーマは宇宙・レトロSFで、60〜70年代のNASAの宇宙開発コンセプトアートやスペースオペラ的な世界観からインスパイアされている。新スポンサーとして「COMETA」が初登場し、軌道上の高級リゾートという設定でシーズン全体を彩る。
「シーズン11の新マップでは、60〜70年代のレトロなSF美術からインスパイアされた未来像を描きたいと考えました。NASAが70年代に手掛けた宇宙コロニーのアートワークも、大きな着想源になっています」
― Joachim Steigson氏(ワールドディレクター)
バトルパスもレトロフューチャーなデザインで統一されており、宇宙飛行士やエイリアン、レトロロボットをモチーフにした衣装が並ぶ。
新マップ「ギャラクシー・エステート」の特徴


新マップ「ギャラクシー・エステート」は、COMETAが軌道上に打ち上げた巨大な宇宙居住施設が舞台。閑静な郊外の住宅街と、コロニーの曲面を見渡せる高級ミッドセンチュリーモダン住宅が隣り合い、スポーツセンターや広大な植物園も配置されている。


中央の「スペースポート(ターミナル)」は、リング内の移動や他の惑星への玄関口として機能する中心的なスポットだ。


移動要素も大きな特徴で、中央施設を取り囲む「スピードトンネル」を使えば拠点間を高速で移動でき、戦闘の流れそのものを変えられる。マップ各所には上昇できる「アンチグラビティコラム」も点在しており、そのうち2基は破壊可能なタワー内に設置されている。

タワーを崩すことでマップのレイアウトや移動経路そのものを変化させることも可能だ。対応モードはキャッシュアウト、ランクキャッシュアウト、クイックキャッシュ、TDM(5拠点収録)、プライベートマッチのHead-2-HeadとFinal Round。配信開始から1週間は、ギャラクシー・エステートに専用でアクセスできるキャッシュアウトキューも用意されている。
新バトルパスと新サウンドトラック

プレミアムバトルパスは1,150マルチバックス(約1,490円)で購入でき、最大106個の報酬に加えて次シーズン分のパス購入に十分な1,575マルチバックスを獲得できる。
アルティメットバトルパスは4,500円で、開始時点で20レベル分がアンロック済みとなり、25%のマッチXPブースト、2,575マルチバックス(うち1,000は即時付与)、レジェンダリーアウトフィットを含む12個の追加報酬が付属する。過去のシーズン8バトルパスもレガシーパスとして今シーズンから購入できるようになった。
サウンドトラックも一新され、宇宙をテーマにした新曲が6曲追加された。今シーズンのお気に入りは、シーズンタイトルと同名の「Galaxy Masters」。ゲーム内のダンスエモート再生時に流れる楽曲をリメイクしたトラックで、ノリの良い仕上がりになっている。
THE FINALSシーズン11の新規・復帰プレイヤー向け施策

今シーズンは新規プレイヤーの導線強化に大きく力が入れられており、チュートリアルからアカデミー画面まで幅広く刷新されている。
チュートリアル刷新と「アーリータレントプログラム」

新チュートリアルでは、新人参加者として伝説的な参加者Dede(ディディ)とともに初戦へ挑む形で物語が始まる。ボルト(金庫)やキャッシュボックス、キャッシュアウトステーションの使い方など『THE FINALS』特有の基本要素を学びながら進行する。

途中からは新規追加されたBotを相手にした実戦形式のキャッシュアウトマッチへと移行する。チュートリアル終了後は、これまでの「ルーキーコントラクト」に代わって「アーリータレントプログラム」が新設された。Dedeの案内のもと、様々なモードやシステムを学べる新人参加者向けの育成プログラムとして機能する。

キャッシュアウトBotマッチの追加

プレイ画面から「キャッシュアウト(ボット)」を選択すると、ソロ・3人パーティ・マッチメイクのいずれかでBotとの対戦に挑める。試合形式は通常のキャッシュアウトと同じ3ラウンド制のトーナメントで、ワールドツアーやバトルパスへの進行も還元率は下がるものの獲得可能だ。
Botは高度にダイナミックな環境を移動し、破壊も行い、一部の武器・ガジェット・スペシャリゼーションを使いこなす本格仕様。現時点ではモナコ・バーナル・京都・ラスベガス・SYS$Horizonの5マップで利用でき、開発チームはベータ版と位置づけている。

実際にプレイしてみると、契約(デイリーミッションなど)も通常マッチと変わらず進行し、決勝まで勝ち切った場合はワールドツアー・ポイントも一気に16ポイント獲得できた。公式には獲得量は還元率が下がるとされているが、体感では通常マッチとの差をほとんど感じないほどのXPとファンを得られている。
対戦相手が全員Botになるため、誰でも気軽に決勝までの一連の流れを体験できるのが強みだ。契約消化や息抜きにも向いている。
アカデミー画面の拡張

アカデミー画面がリニューアルされ、ランクキャッシュアウト・キャッシュアウト・クイックキャッシュ・ポイントブレイクの各モードに対応した新規チュートリアル動画が追加された。プラクティスレンジのチャレンジも、アカデミー画面から挑戦したい課題と難易度を選んでそのまま挑戦できるようになっている。
THE FINALSシーズン11:近接戦闘システムの全面リワーク

シーズン11最大の目玉が、近接戦闘システムの全面リワークだ。開発チームは近接戦闘について「勝率面で不利すぎる」「対峙した側にとってストレスが大きい」という2つの課題を挙げており、小刻みなバランス調整ではなく根本的なシステム変更で対応した。詳細は公式ブログでデザインディレクターのMatt Lowe氏が解説している。
新システム「スタミナ」と「プレシジョン」

「スタミナ」は近接攻撃の踏み込み(ラウンジ)機能を制御するシステム。攻撃時にスタミナを消費し、スタミナが切れている間はラウンジなしで攻撃を出すことになる。スタミナは時間経過で自然回復するほか、後述の「プレシジョン」ヒットを当てると即座に全回復する。

「プレシジョン」は攻撃の振り(スイング)のうち中心付近の「プレシジョンゾーン」に命中すると会心の一撃となり、ゾーン外に当たった場合は威力が下がる「かすり」判定になる新システム。がむしゃらに攻撃を振り回すだけでは強さを発揮できず、正確に狙って当てることが求められる設計に変わった。

設定画面には近接武器専用のクロスヘアや、照準リティクルのサイズを個別に調整できるオプションも追加された。射撃武器用の照準とは別に設定できるため、近接戦闘の見やすさを自分好みに整えられる。
近接武器6種の変更点

全ての近接武器にスタミナとプレシジョンが追加されたうえで、武器ごとにダメージやラウンジ距離なども調整されている。主な変更点は以下の通り。
- 短剣(Dagger):スタミナ回復時間2秒。通常攻撃はプレシジョンヒットで60、かすりで42のダメージ。振り中の移動速度がスプリントからラン速度に低下し、スイング範囲も約0.5m短縮。ラウンジ距離は3mから4.5mに延長。特殊攻撃「バックスタブ」はダメージ倍率が4.26倍から4.5倍に増加し、溜め時間は0.8秒から0.65秒に短縮、ヒット時のノックバックも新規追加された
- 双剣(Dual Blades):スタミナ回復時間3秒。3段目の攻撃だった「クロススワイプ」を削除し、通常攻撃は2連続の二段斬りに変更。プレシジョンヒットで57×2、かすりで39×2のダメージ。デフレクト(受け流し)中の移動速度は50%低下する一方、受けるダメージ倍率は0.1から0.2に増加。新たにデフレクト中の攻撃ボタンで「クロススラッシュ」を繰り出せるようになり、プレシジョンヒットで140ダメージの高火力攻撃となる
- ライオットシールド(Riot Shield):スタミナ回復時間3秒。通常攻撃はプレシジョンヒットで82、かすりで57のダメージ。ラウンジ距離は3mから4mに延長。シールドブロックの判定が正面をしっかりカバーする形に見直され、ブロック中の移動速度は25%低下。新たにブロック中の攻撃ボタンで「シールドバッシュ」が可能になり、40ダメージに加えて約5mのノックバックを発生させる
- スレッジハンマー(Sledgehammer):スタミナ回復時間2秒。通常攻撃はプレシジョンヒットで120、かすりで90のダメージ。特殊攻撃はプレシジョンヒットで200、かすりで150のダメージ。両攻撃ともラウンジ距離が4.5mから5mに延長された
- スピア(Spear):スタミナ回復時間3秒。3段だった通常攻撃を2段に簡略化しレスポンスを改善。プレシジョンヒットで74、かすりで55のダメージ。ラウンジ距離は7.5mから5mに短縮。特殊攻撃「スピンアタック」は3段の回転攻撃に再設計され、1段目75・2段目100・3段目126ダメージ。命中するとスタミナが即座に回復し、連続でスピンを繰り出せる
- ソード(Sword):スタミナ回復時間2秒。通常攻撃はプレシジョンヒットで110、かすりで71のダメージ。ラウンジ距離は3mから4.25mに延長。特殊攻撃のラウンジ攻撃は、スタミナがある状態だと距離が約9mから約10mに延長される一方、スタミナがないと約5mにとどまる仕様に変更された
クイックメレーの仕様変更

クイックメレーはダメージが40から25に減少した一方、スタミナが満タンの状態で命中させると対象を約5mノックバックさせる「キック」攻撃が新たに追加された。キックのスタミナ回復には2.5秒かかる。
ただし、キャッシュアウトのスティール中などホールド操作を行っている相手に対しては、ノックバック距離が約1mに抑えられる仕様になっている。開発チームはスティールへの影響を注視しながら今後調整していくとしている。
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コメント
コメント一覧 (1件)
このゲームを特集してるのはおたくらだけだよ…
相変わらずドマイナーなFPSだけど、お仕事に感謝。