2015年に、保有するフランチャイズの映画化や映像化を行う映画・TVスタジオ「Activision Blizzard Studios」を設立し、『Call of Duty(コール オブ デューティ)』シリーズの映像化に本腰を入れていたActivision Blizzard。
このたび、『CoD』タイトルだけでも複数の映像作品が登場し、マーベルのように作品がお互いに繋がり合う世界観を目指していることが判明しました。
絶賛制作中のCoD映像作品
Activision Blizzard Studiosの共同社長を務めるステイシー・シェアー氏とニック・ヴァン・ディク氏が海外メディアとのインタビューで語ったところによると、早ければ2018年に最初の作品が公開予定であるCoDの映画化作品にむけて複数の異なる脚本が製作中であり、軍隊や兵士に関する綿密な調査も同時に行われているとのこと。
『ジャンゴ 繋がれざる者』や『ヘイトフル・エイト』を手がけたステイシー・シェアー氏は、計画が長年に渡って行われていたことを明かしています。
すでに複数のライターによって物語が作られており、『CoD:BO』の舞台裏のような映画もあれば、『CoD4:MW』のドラマ作品では世界が注目する中での戦いを描いたり、通常の作戦が行われている中で兵卒や秘密作戦にフォーカスを置くハイブリッド作品も登場するかもしれないと語っています。
「CoD映画」イメージ図
ひょっとしたら、キャンペーンで印象深いあのシーンやこのシーンを、美しい映像で観ることもできるかもしれません。
マーベルのような大きな世界観を目指す
また、ディズニーで上級管理職を務め、マーベルやスター・ウォーズの買収でも重要な役割を担ったニック・ヴァン・ディク氏は次のように語っています。「作品はゲームと同様にアドレナリンが溢れるような、エネルギーに満ちた外観にはなるものの、ゲームをそのまま映像化するような面白味のない内容とはならない」。グローバルに向けた、より幅広く様々な要素を含んだマーベル作品のような巨大スケールの映画になると語っています。
さらにインタビューでは、両者が第二次世界大戦やベトナムにフォーカスを置いた『CoD』のテレビドラマシリーズの作成にも興味を持っていることも判明しています。
マーベル作品に目を向けると、Netflixでは『デアデビル』『ジェシカ・ジョーンズ』『ルーク・ケイジ』『アイアン・フィスト』『ディフェンダーズ』などのドラマシリーズが展開され、映画ではアベンジャーズに関連した複数の作品が大きな人気を得ています。
『CoD』の映画やドラマシリーズも同様に大きなスケールで展開されるとのことで、シンプルな単なる映像化にとどまらず、予想以上に大きなスケールのプロジェクトとして進められていることが伺えます。
他のタイトルの映像化も期待
もちろん、Activision Blizzardの作品は『CoD』だけに留まらず、すでにNetflixで成功をおさめている『スカイランダーズ』や、Legendary Entertainmentによって映画化された『Warcraft』、公式ショートフィルムが人気の『オーバーウォッチ』なども更なる作品の対象となる可能性は高いでしょう。
オーバーウォッチ: 短編アニメーション"HERO"
また、『StarCraft』シリーズや『Diablo』シリーズ、『Destiny』などの人気タイトルも映像化の候補に上がっていてもおかしくありません。妄想が捗ってしまいますが、ここはActivision Blizzard Studiosからの続報に期待しましょう。
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Source: Charlie Intel
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コメント
コメント一覧 (17件)
思い描け・・・凍てつく森を
「マーベルのような大きな世界観を目指す」失敗するなこれ