2017年9月21日(木)より開催されている「東京ゲームショウ2017」のプレイステーションブースにてPlayStation VR対応のシュータータイトル、『Bravo Team(ブラボー・チーム)』をプレイしてきました。残念ながらプレイ中の画面はお見せできませんが、非常に盛り上がったプレイレポートをお届けします。
公式トレーラー
『Bravo Team』日本版トレーラー
リアルな射撃が楽しめるタクティカルシューター
今回プレイできたシチュエーションは、敵に占領された橋の突破を目指すというシーン。壊れた車をカバーポイントにしつつ敵を撃退し、うまく前線をあげていかなければならない。操作感覚は『バトルフィールド』や『CoD』シリーズよりも『タイムクライシス』シリーズのようなガンシューティングに近く、移動方法はカバーポイントごとで、敵を上手く処理してから動かないと猛攻撃を食らってしまう。
操作にはVR専用ガンコントローラー「PlayStation®VR シューティングコントローラー」が使え、通常のコントローラーより「射撃している感」がより一層味わえる。ゲーム内で使えた武器は、G36Cのような銃にホロサイトを装着したセミオートのアサルトライフルで、サイド武器はハンドガン。銃をリアルに眺めることができるので、最初はかっこよすぎて敵そっちのけでなめるように眺めてしまう。
縦断のリロードや武器の切り替え、移動や後述のハンドサインなどはワンタッチで行えるが、最も異なるのは銃の照準方法で、シューティングコントローラーの照準を敵の位置にきっちり合わせることになる。
弾を当てるのは案外シビアで、しっかり照準の真ん中に捉えトリガーを引かないと当たらない。「PS VRシューティングコントローラー」のトリガープルも重量も加わってリアルさで、銃弾1発1発の重みを感じることができた。
仲間とのCoopプレイがカギ
タイトル冠された「チーム」の名の通り、デモでも2人での強力プレイが可能だった。デモでもヘッドセットを介した仲間とのボイスチャットが可能で、EAAスタッフたちも「助けてくれー!」「今行く!」と大盛り上がり。レーダーやキルログなどのHUD表示は一切なく、没入感の高いUIなこともあり、「一時方向に敵影!」「衛生兵ーーー!(倒れたので蘇生してくれ)」と味方への報告と連携がゲームクリアと楽しむカギとなる。ボイスチャットはノイズがかった音質が逆にリアルで、何か言うたび最後に「オーバー」と言ってしまいたくなる。
また、声に出さずともハンドサインが搭載されているため、ある程度の意思表示は可能(すべての確認はできなかったが、恐らく「進め・こっちに来てくれ」など)。ハンドサインだけで無言でゲームを進めると、まるでサバゲーや特殊部隊の一員になったように楽しめるだろう。
敵のライフは高めに設定されており、1発や2発程度では倒せないため、どちらかというと豪快にサクサクというより的確にジリジリ進むタイプだ。1人が囮となり敵の後ろをとり倒す。といった戦術的な連携プレイも可能で、まさに「ブラボーチームの一員としてミッションをこなしている」という感覚に浸れた。最後は、乗り物の上から銃弾を浴びせてくる重装甲のボス的な敵のサイドに回り込み、上手く排除できたところで体験は終了となった。
まとめ
『CoD』シリーズのようなFPSを想像してプレイした筆者は最初戸惑ってしまったが、重厚なプレイフィールからブラボーチームの一員として、リアルな戦場VRとしてプレイに没頭できた。殆どのVRシュータータイトルは、爽快感やカジュアルさに重きが置いて制作されている印象があるが、本作のようなリアル志向なシュータータイトルは数少なく、貴重なタイトルとなる予感だ。
残念ながら体験版では武器の種類は限られていたが、製品版ではスナイパーやサブマシンガン、ドハデなRPGなどが実装されたり、より多様な「ごっこ遊び」ができるようになってくれるとさらに楽しめるように思える。
『Bravo Team』の対象機種はPS4(PS VR必須)で、発売日は2017年内。
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Source,Image:playstation.com
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コメント
コメント一覧 (3件)
今ガンコンが入手困難な状況だから発売に合わせて追加販売してくれたら嬉しいけどオンラインストアでは出荷完了になってるからないかなぁ...
保証無いけどいつでも海外amazonから買えなくは無い。
誰このおっさん?