おすすめキーボード:G915 X レビュー

『CoD:WWII』開発元 Sledgehammer Games の創業者たちがアクティビジョンへ「転職」

『CoD:WWII』開発元のSledgehammer Gamesの創業者達がアクティビジョンへ「転職」
  • URLをコピーしました!

CoD最新作である『Call of Duty: WWII(コール オブ デューティ ワールドウォー 2)』を世に送り出した、Sledgehammer Games(SHG)の共同創設者であるマイケル・コンドリー氏とグレン・スコフィールド氏ですが、本作のリリースから少し落ち着いた時期とはいえ突然の辞職を発表しました。

その理由はなんと、同作の配給元であるアクティビジョンへの「転職」であることが明らかになりました。

海外メディアによって公開された、アクティビジョンとSHG創業者たちの声明が下記になります。

アクティビジョンの声明

「『CoD:WWII』の素晴らしい成功を受け、グレン・スコフィールドとマイケル・コンドリーはSHGでの職務から、新たにアクティビジョンの経営の職務に就くことを決定しました。グレンとマイケルの多大なる『CoD』への貢献に感謝すると共に、新たな役割にて継続して協力していくことを楽しみにしています。

今回の件を受け、スタジオの鍵を握るリーダーであったアーロン・ハロンが昇進となり、SHGを率いることになります。アーロンはSHG創業当初からのメンバーであり、チームを率いるにはぴったりの人物です。業界の経験は20年以上あり、スタジオの歴史においても尽力してくれました。アーロンを祝福するとともに、これからも成長を続けるであろうSHGの未来に興奮を覚えます」

グレン・スコフィールド氏の声明

「マイケルと私が共に働き始めて12年以上が経ちます。その期間でファンが愛する素晴らしいゲームを複数作り、プロジェクトを代表して賞を獲得し、夢に見た生活を送ってきました。SHGを創業し、それを率いる機会をくれたアクティビジョンに感謝します。

そして今、また違うことにトライする時期がきました。アクティビジョンは会社のために新しいゲームのアイデアを探求するという、私がとても情熱をもっていることに集中する機会をオファーしてくれました。このオファーは断れるものではありませんでした。

SHGの素晴らしい開発者たち働けたことは光栄であり、私のキャリアのハイライトと言えます。チームは素晴らしいアーロンの手に渡りました。彼が私が全幅の信頼を置き、全力のサポートを行う人物です。皆さんに感謝申し上げます」

これを見る限り、どうやらActivision側からの誘いがあったようです。

マイケル・コンドリー氏の声明

「私たちはワールドクラスの開発チームと、素晴らしい作品をファンに届けるという唯一の目標を掲げSHGを立ち上げました。10年近くにも及ぶ時間の中で、グレンと私はスタジオの成長を誇らしく見守り続け、新たなリーダーの芽となる人物が芽吹くのを目の当たりにしました。

個人レベルでは、素晴らしいものを作ることに情熱を注いだ深い感謝をするとともに、共に成し遂げた偉業を誇らしく思います。私の人生でもっとも素晴らしい経験でした。

アクティビジョンで私のキャリアの新たな章を始めるのを楽しみにしています。SHGの未来と、アーロンがスタジオを率いて向かう新たな高みに、これ以上無いほど楽しみにしています」

SHGの歴史と、新たにスタジオを率いるアーロン氏とは?

SHGは、当時EAの傘下であるVisceral Gamesで、『Dead Space』シリーズをディレクターとして手がけていたコンドリー氏とスコフィールド氏によって2009年に創立されました。

その後、『CoD:MW3』をInfinity Wardと共に共同開発し、『CoD:AW』では初となるメインと開発を、そして最新作『CoD:WWII』では現世代機で最も売れた『CoD』タイトルという華々しい結果を残しています。

今回、新たにスタジオを率いることが発表されたアーロン・ハロン氏ですが、彼はSHG創業のころから開発ディレクターとして活躍してきた人物であり、「転職」を行う2人の創業者から全幅の信頼を置かれていることが窺えます。

コンドリー氏とスコフィールド氏が、なぜ『CoD:WWII』のDLCが全てリリースし終わらない時点で「転職」となったのかは不明ですが、SHGを傘下に持つアクティビジョン内で何かしら大きなプロジェクトが動き出しているのを示唆しているのかもしれません。

『CoD』作品を開発しているスタジオで、リーダーがDLCをリリースし終わらないタイミングで辞職したので思い出されるのは、後に『タイタンフォール』を開発しEAに買収されることとなるRespawn Entertainmentを創業したヴィンス・ザンペラ氏とジェイソン・ウェスト氏ですが、海外のトリプルAタイトルを手がけるスタジオは大きな変革期を迎えているのかもしれません。

彼らの今後の活躍に期待しましょう。

『CoD:WWII』の発売日は2017年11月3日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。

[wpap service="with" type="detail" id="B07254346J" title="【PS4】コール オブ デューティ ワールドウォーII 【CEROレーティング「Z」】"]

Source: Kotaku


EAA FPS(イーエーエー)をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

『CoD:WWII』開発元のSledgehammer Gamesの創業者達がアクティビジョンへ「転職」

FOLLOW EAA!!

SHARE
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 「アローン」氏になってまっせ。
    アーロンだけアローンってか。

コメントする

CONTENTS