夢の新技術:ゲームで映画並みの3DCGが描画可能になる「NVIDIA RTX」

夢の新技術:ゲームで映画並みの3DCGが描画可能になる「NVIDIA RTX」

カリフォルニア州サンフランシスコにて開催中のGame Developers Conference (GDC)にて、Nvidiaは映画品質のリアルタイムレンダリングを可能なレイトレーシングをゲーム内で可能にする技術「NVIDIA RTX」(RTX)を発表しました。

映画品質の3DCG描画を可能にするRTX

RTXはMicrosoftが発表したリアルタイムレイトレーシング技術「DirectX Raytracing」(DXR)と連携し、ゲーム内で映画並みの3DCG描画を可能にします。レイトレーシング技術は一般的に映画で使用されており、光が物体に反射し人間の目に入るまでをシミュレーションする技術で、人間が一般的にものを見るのと同じ理論で3DCGを描画するので非常にリアルなレンダリングが可能になります。高い品質を実現する一方、高い演算能力が求められ、リアルタイムな3DCG描画が求められるゲームにおいては別の技術が代わりに用いられていました。

NvidiaはすでにいくつかのゲームエンジンにRTXが対応することを発表しており、ゲームデベロッパーもElectric Arts、Remedy Entertainment、4A GamesがRTXに対応することを発表しています。

Remedy EntertainmentによるRTXのリアルタイムレイトレーシングデモ映像

NVIDIA RTX Real-Time Ray Tracing Tech Demo From Remedy Entertainment

EAによるDXRのリアルタイムレイトレーシングデモ映像

SEED – Project PICA PICA – Real-time Raytracing Experiment using DXR (DirectX Raytracing)

なおRTXを起動させるためには、Volta世代のGPUが必須とのこと。現時点でVolta世代のGPUは「TITAN V」のみで、お値段2999ドル(約31万円)。しかしDXRはDirectX 12の拡張機能として作動するのでPascal世代以前のGPUでも動作するとのことです。

NVIDIA のコンテンツ&テクノロジ担当副社長のトニー・タマシ (Tony Tamasi)氏 のコメント

「グラフィックス業界とゲーム開発者にとって、リアルタイム レイトレーシングは数十年来の夢でした。NVIDIA RTX はその夢を実現しようとしています。今になってようやく、GPU はゲーム アプリケーションでリアルタイム レイトレーシングを実現できるまでに高性能化し、次世代映像の新たな時代の先駆けとなっています。」

Source: nvidia.co.jp,microsoft

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