アメリカ15州の高校で「eスポーツ」正式導入、ただしFPS除く

アメリカ15州の高校で「eスポーツ」正式導入、ただしFPS除く

母校の活躍を、野球ではなくeスポーツを通して観る未来も近いかもしれません。

米国州立高校協会(NFHS)とNFHSネットワークは全国の高校でeスポーツ競技を展開するため、オンラインゲームプロバイダーであるPlayVSと提携したことを発表しました。今秋から少なくとも15州の高校でeスポーツ競技が導入されます。

eスポーツ高校

「スポーツをやったことがない人も参加でき、非常に低コスト」
アメリカ15州の高校で「eスポーツ」導入へ、ただしFPSは対象外

高校eスポーツは学校間対抗によるオンラインでのレギュラーシーズンを終えた後、州選手権がオフラインで行われるという流れになっています。シーズンは10月~1月、2月~5月の2シーズンに分かれており、スキルベースによって試合が組まれます。学生1人の参加費は月16ドル。

NFHSネットワークのCEO、マーク・コスキー氏は教育という観点からもeスポーツを重要視しており、「PlayVSは教育ベースのコンセプト、使命、ビジョンを持っていることから、明確な選択でした」と語っています。コスキー氏はさらにeスポーツを高校に導入するメリットについて、第一にスポーツやアクティビティに関与していなかった学生を巻き込むことができ、第二にeスポーツを実施するためのコストが、備品や施設が広範な伝統的スポーツを開始する場合に比べて最小限に抑えらることを挙げています

また10代の72%が日常的にビデオゲームをしているというデータを挙げ、「より多くの学生が課外活動に参加できる素晴らしい方法」だとしています。

ただし銃を撃つFPSは除外

なお気になる対象ゲームですが、協会では対象のゲームカテゴリとしてスポーツゲームや格闘ゲーム、MOBAが挙がっているものの、『Counter-Strike:Global Offensive』や『Fortnite』といったシューターが採用される可能性については、コスキー氏が「FPSはNFHSの哲学に合わない」として否定しています。

日本でも『コール オブ デューティ』の全国大学生対抗戦が毎年行われ、今年はそこからプロプレイヤーも輩出しています。今後アメリカでも同様に大会への出場がプロになる道として開かれるかもしれません。

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Source: NFHSPolygon

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