「PUBGは恥知らず」『荒野行動』が『PUBG』の訴訟棄却を求める

「PUBGは恥知らず」『荒野行動』が『PUBG』の訴訟棄却を求める

中国のデベロッパー兼パブリッシャーであるNeteaseは、『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG / プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)』のPUBG Corp.が起こした同社のパトロワゲーム『荒野行動(Knives Out)』と『Rules of Survival』に対する著作権侵害などに対する訴訟の棄却を求める訴えを起こしていたことが明らかになりました。

PUBG vs 荒野行動

そもそもの訴訟は2017年4月に『PUBG』側が、Neteaseのバトルロイヤルゲーム『荒野行動(Knives Out)』や『Rules of Survival』が著作権を侵害していると主張したことで始まったもの。

詳細記事:PUBG:『荒野行動』などの類似ゲームを著作権侵害で提訴、配信停止を求める

Neteaseは、著作権法またはその他の法律の下で、1つの企業がジャンルを独占できないことを証明することによって『PUBG』の訴えに対抗する構え。PUBG Corp.の訴えがバトルロイヤルのジャンルを独占し、真の競争を妨げる恥知らずな試みだと批判し、「PUBGの訴えは完全に却下されるべき」と結論づけています。

A4 25ページにわたる反論資料(PDF)の「バトロワジャンルなら自然と似通る」「現実(PUBGの著作物ではない)を反映すると自然とそうなる」といった主張や、細かい相違点を心を無にして読むと思わず納得してしまいそうです。しかし冷静に考えると、例をあげるとキリがない類似点やゲームデザインは「完全にコピー」と呼ばれても仕方のない出来で、メインビジュアルを初め『PUBG』のイメージを勝手に借用していたように思えます。少なくともリリース当初は。

『荒野行動』のメインビジュアル
『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG / プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)』
『PUBG』のメインビジュアル

その特徴的なスタイルは模倣に見えますが、最近のメインビジュアルはより戦場らしいキャラクターに変更されています。

『荒野行動』現在のメインビジュアル
『荒野行動』現在のメインビジュアル

以下は今回の件とは直接関係のない両タイトルの比較映像です。爆発シーンなどは『荒野行動』のほうが優れているように見えます。

NEW! PUBG Mobile VS Knives Out Updated Comparison (Android) 2018

『荒野行動』はすでに大きな成功を収めています。今年2月のリリース以降数ヶ月で1億人以上の登録ユーザを抱え、世界全体の売上高は約2,400万ドル(約27億円)でした。日本でも『PUBG Mobile』に先立ったリリースや有能なPR企業のおかげか、有名コンテンツや大企業とのコラボも実施、多数のプレイヤーも獲得し大成功を収めています。

PUBG vs フォートナイト

PUBG Corp.は当初プレイヤーからもその類似性が指摘されたバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』へも著作権侵害だとして訴訟を起こしましたが、その理由は不明ながらも後に訴えを取り下げています。

詳細記事:『PUBG』、『フォートナイト』への訴訟取り下げ

『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』は発売中で、対象機種はPC / Xbox One。

Source: gamesindustry.biz, via Anonymous