PUBG:『荒野行動』などの類似ゲームを著作権侵害で提訴、配信停止を求める

PUBG:『荒野行動』などの類似ゲームを著作権侵害で提訴、配信停止を求める

『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG / プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)』の大成功以来、多くのバトルロイヤルゲームが産まれましたが、PUBG開発元のPUBG Corp.がモバイルゲーム『Rules of Survival(ルールズオブサバイバル)』と『Knives Out(荒野行動)』の開発元NetEaseを著作権侵害などで提訴しました。

PUBGが荒野行動などを提訴

『PUBG』はベータ時点で100万、現在では2800万本を突破したモンスタータイトル。PUBG Corpはこの成功で数億ドルの利益を得たものの、コピーゲームがなければもっと多額の利益があったとしています。今回具体的に名指しされた2タイトルですが、特に『荒野行動』は「スマホ版PUBG」と称されるほど、あらゆる点で『PUBG』に似通っていることで話題になりました。

カリフォルニア州の連邦裁判所に提訴された訴状によると、『Rules of Survival』と『荒野行動』の2つのモバイルアプリが、本家の重要な要素を盗用する形で本家のモバイル版『PUBG』よりも先にリリースされ、市場のシェアを奪ったと主張。

155ページに及ぶ訴状による著作権侵害の要素は、建造物や風景、車両、武器、衣類、そしてゲーム開始前のプレイエリアと特徴的な縮小するプレイエリア、本作を象徴する「Winner Winner Chicken Dinner(ドン勝つ)」などなど多岐にわたり、PUBG Corpはこれらの重要な要素をNetEaseが無断でコピーしたとしています。

「PUBGは回復不能な被害を被っている。被告が侵害行為を辞めない限り、今後も回復不能な被害を被り続ける」

コピーされた要素に関しては、庶民を混乱させNetEaseのゲームがPUBG Corp.によって開発されたと信じ込ませるものであったとも主張しており、『Rules of Survival(ルールズオブサバイバル)』、『Knives Out(荒野行動)』、その他侵害するゲームのすべてのバージョンを削除し、ゲーム配信停止と開発の中止を求めています。

Appleは対応せず

PUBG Corp.は2018年1月にAppleに対して、AppStoreに存在するコピータイトルに関する対応を求めていましたが、その要求は棄却されていました。本作の作者である「PLAYERUNKNOWN」ことBrendan Greene氏は以前、インタビューにて「このジャンルのゲームには成長して欲しい。ジャンルの成長にはゲームモードに面白いひねりを加えることが必要だ。ただのコピーキャットではジャンルも育たないし、プレイヤーも飽きてしまう」と語っていたことから、今回の訴訟にはジャンルの成長を守るという側面もあるように思えます。

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『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』は発売中で、対象機種はPC / Xbox One。

Source: TorrentFreak