『Battlefield V(バトルフィールド 5)』にて「TTK(Time to Kill) / キルタイム)」および「TTD(Time to Death / デスタイム)」の改善を現地時間12月12日に行うことを発表していたDICEですが、TTKに関する変更の詳細を発表。特定の武器で体の部位に対するダメージ倍率の変更が行なわれ、距離によってキルに必要な着弾数の変更が行なわれています。
TTK変更に関してDICEからのメッセージ
先日、すべてのプレイヤーにとってより公平なプレイ体験を促進し、新兵にもベテランにも一貫したプレイフィールドを実現するために、TTKの値を変更することを発表した。
現在のTTKの値は「すばらしい」や「現状で完璧」と広くコミュニティーに受け入れられており、変更が必要な要素はネットコードやヘルスモデルなどのTTDに影響を及ぼすものであるとされている。重要なのはTTKとTTDは密接に紐付いているということだ。
TTKに1つの変更を行うとTTDに直接影響があり、その逆も然りである。「ではなぜ、現状で理想的なのにTTKをムダにいじらなければいけないのか?」。
それは、ここまで深いエンゲージメントをしているコミュニティーにおいても多くの主張が行なわれているわけではないが、ゲームデータから多くのプレイヤーが早すぎるデスにより早期に離脱していることが確認できるからだ。つまり、プレイヤーが早すぎるデスによってフラストレーションを感じることによって、再度ログインをすることも、『BFV』の腕前を上げる選択もしていない可能性を示している。
TTDの要素を改善に加えTTKの値を変更することで、そういったケースを助けることができ、願わくはすべてのスキルレベルのプレイヤーにとってより良いプレイ体験に繋がると考えている。
変更リスト
今回のTTK変更では、特定の武器が体の部位に与えるダメージ量を変更している。なお、すべての武器において頭部へのダメージは変更されていない。また、バランスの矛盾を生み出さないために一部の武器は変更されていないか、もしくは非常に少ない変更値となっている。
下記の表で、TTK変更後に体の部位に対しての武器ダメージ倍率を確認することが可能。赤い太字はオリジナルのTTKでの値を表している。
何発着弾させればキルできるのか?
実際のところは、ほとんどの武器において最大ダメージが減少している。これは変更によって影響を受ける武器において、キルするために平均して1発多くの着弾が必要になることを意味している。
キルにより多くの着弾が必要になる距離も変更による影響を受けている。上記の表と同様に括弧内の太字がオリジナルのTTKでの値を示している。
セミオートライフル
- Gewehr 43, Selbstlader 1916 : 約39mでキルするのに4発に(以前はなし)
- Turner SMLE : 約28m(50m)でキルするのに4発、約68m(以前はなし)で5発に
- Gewehr 1-5 : 約13m(30m)でキルするのに4発、約44m(50m)で5発、約63m(以前はなし)で6発に
- M1 Carbine : 約39m(50m)でキルするのに5発、約63m(以前はなし)で6発に
アサルトライフル
- 胴体への着弾4発だけではキルできないように
- 約21m(50m)でキルするのに6発、53m(以前はなし)で7発に
LMGとMMG
- 胴体への着弾4発だけではキルできないように
- 約21m(50m)でキルするのに6発、57m(以前はなし)で7発に
SMG
- 胴体への着弾4発だけではキルできないようになった
- 約15m(25m)でキルするのに6発、32m(50m)で7発に、49m(75m)で8発に、70m(以前はなし)で9発に
- MP34は遠距離では9発必要にはならない
セルフローディングライフル
- 他の着弾がヘッドショットではない限り、キルするのに胴体下部、腕、足への着弾が1発多く必要に
バックショット・ショットガン
- 変更無し : 同じダメージ
スラッグショットガン
- わずかに調整 : 胴体下部、腕、足への着弾時のダメージが減少
実験的な取り組みとなる今回のTTK変更ですが、今後の改善を促進するために変更後と変更前(コンクエスト・コア)を比較して感じたことをDICEに報告してみてはいかがでしょうか?
『Battlefield V(バトルフィールド 5)』の発売日は11月20日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
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Source: Reddit
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えぇ…無能