ティザー映像が公開され、日本時間2019年5月31日午前2時に正式発表されることが判明した2019年版『Call of Duty』こと『Call of Duty: Modern Warfare(コールオブデューティー モダン・ウォーフェア / CoD:MW)(仮)』ですが、ティザー画像のプロモーションがPlayStationとXbox陣営の両方で行われ、排他的な先行配信権やeスポーツイベントの開催を含むパートナーシップの有無が話題となっています。
Call of Duty:Modern Warfare(CoD:MW)
新作『CoD』が発表されると、毎年話題にあがる「メインパートナー」。メインパートナーとなったプラットフォームには、DLCなどの排他的な先行配信や、様々な特典の配布、eスポーツイベントで使用されるプラットフォームにもなります。
2015年の『CoD:BO3』以降のメインパートナーはPlayStationとなっており、DLCの配信もPlayStationにて約1ヶ月先行配信されていました。『CoD:BO4』では先行期間は7日間と大幅に短縮(詳細記事)されましたが、最新の季節イベント「Days of Summer」も現地時間6月4日からPS4で先行配信される予定です(関連記事)。
一方のXboxは、2010年から2014年までは『Call of Duty』のメインパートナーだった歴史もあり、『CoD:AW』まではDLCの先行配信に加えeスポーツイベントの「Call of Duty Championship」もXboxで行われていました。
PlayStationはストアに掲載
現時点のPlayStationストアでは、注目セクションに『Call of Duty』のセクションが追加されており、日本時間5月31日に行われる正式発表の日付とともにティザー画像が表示されています。
Xboxでは公式リツイート
Xbox陣営では、公式ツイッターアカウントによるリツイートと、メディア露出やXbox部門のニュースを届けるブログ「Xbox Live's Major Nelson」の運営で知られる、"Major Nelson"ことLarry Hryb氏のアカウントによるリツートが行われています。
Going Dark pic.twitter.com/gysaUrs0qt
— Call of Duty (@CallofDuty) 2019年5月29日
もちろん『Call of Duty』は全てのプラットフォームにおいて重大なタイトルなので、リツイートはそのニュースを届けるためだけのものとも考えられます。PlayStationからパートーナーが変更となるような情報は現時点では確認できませんが、両プラットフォームがプロモーションを開始しているところを見ると、なんらかの変更の可能性も否定できません。
独占契約のメリット
ただ、この排他的契約で得をするのはActivisionと優先的な立場を得られるハードウェアメーカーであり、ユーザーに特段メリットはありません。昨今のハードウェアの垣根を超えたクロスプレイなどに見られるように、新しい試みとしてコンテンツの全機種同時リリースやクロスプレイ対応を望みたいところですが、世界大会「Call of Duty World League(CWL)」をどちらのコンソールでプレイするかという問題も産まれます(クロスプレイ対応ならどちらもあり?)。このあたりの情報も2019年5月31日の正式発表で明らかになるかもしれません。
なおPlayStationとXboxの戦略的提携(詳細記事)も話題になりましたが、現時点ではうまく進んだとしてもストリーミングサービスや半導体、AIの分野にとどまるようです。
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Source: charlieintel
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