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Infinity Wardより
『CoD:MW』には様々な音がありますが、ヘッドフォンやスピーカーなどのオーディオ機器に関わらずプレイヤーはがすべての音を聞こえるようすることが重要です。そこで、プレイヤーが使用するオーディオ機器や設定、プラットフォームを問わず最高のサウンド体験ができるように、Infinity Wardのオーディオチームはオーディオ調整を行うためにいくつかのプリセットを用意しています。 『CoD:MW』のオーディオは間違いなくハイダイナミックレンジと言え、足音よりも爆発や銃声によるインパクトのほうが遥かに目立ちます。。ただし全員が同じオーディオ設定で音を再生しているわけではなく、ヘッドセットが好きなプレイヤーがいればテレビスピーカーが好きなプレイヤーもいます。それぞれのスピーカー構成においてゲームの音声を正確に表現するために求められるものは異なりますが、そこで活躍するのがコンプレッション(圧縮)です。ハイダイナミックとコンプレッション
一般的にコンプレッションは最も大きな音のボリュームを下げ、最も小さい音を増幅させミックスすること両方の音が確実に表現されるようにします。次の画像の青いエリアからはみ出している部分の波形はコンプレッションを使わないと表現されない可能性があります。 コンプレッションをミックスに導入すればするほどオーディオのハイダイナミックレンジ(大きな爆発音と小さい足音の差)は小さくなっていきます。一見これは理想的でないように見えますが、コンプレッションを含むミックスにより、ほぼ全てのヘッドフォンやオーディオシステムで『CoD:MW』を楽しむことができるようになるのです。 下記のオーディオミックスを表す画像では、コンプレッションのしきい値は水色でマークされています。ローンチ時にはこれらの画像がゲーム内で確認できるようになっており、プレイヤーがプリセットを選びやすくなります。プリセット一覧
フラットミックス
マスタリングEQにコンプレッションも調整も入れずに作ったフラットなオーディオミックス。オーディオチームはこれを参考ミックスとして使っています。このミックスを75dBで再生した時、それがゲームサウンドとしてのゴールドスタンダード(完璧な標準)となります。簡単に言うと、ゲームを大音量のフルダイナミックレンジで遊びたいならこのオーディオミックスを選ぶべきです。 しかしこれはあくまでも純粋なサウンドミックスであって、最終的に表現されるオーディオミックスは使用するスピーカー(ヘッドセット、ホームシアター、テレビスピーカーなど)によって決まります。 なお、『CoD:MW』アルファ版におけるデフォルトのオーディオミックスはこのフラットミックスでした。Infinity Wardミックス
Infinity Wardミックスとフラットミックスの間にそれほど違いはありませんが、Infinity Wardミックスではわずかなコンプレッションが含まれています。それに加え、高い周波数における少しのカットと低い周波数のブーストが音に形と色合いを加えます。このミックスは65dBで再生するのが最適で、フラットミックスよりもわずかに音量も大きくなっています。 Infinity Wardミックスは『CoD:MW』ベータ版のデフォルトのオーディオ設定となっています。ヘッドフォン1/2/3
様々なヘッドフォンミックスはプレイヤーが使用できる多種多様なヘッドセットより作成しました。試してみると分かりますが、各ミックスには何らかのコンプレッションがかけてあり、それぞれに違いがあることがわかります。例えばヘッドフォン1のコンプレッションの量はヘッドフォン3よりも控えめになっています。ヘッドフォン1
ヘッドフォン1はヘッドフォンプリセットの中で最もコンプレッションが少なく、より高い周波数とより低い周波数がカットされています。これによりクリーンなサウンドを保ち、長時間プレイしても疲れにくくなります。ヘッドフォン2
ヘッドフォン1より少しコンプレッションが多く、高い周波数はそのままに低域と中域の周波数を少しブーストしています。ヘッドフォン3
このミックスでは高域と低域の周波数にいくつかのキーとなるカットとブーストがありますが、特に注目すべき最大の特徴はコンプレッションです。サウンドは圧縮されますが、このミックスでないとゲームサウンドのすべての面を聴くことができないヘッドセットもあります。テレビ1/2/3
ヘッドフォンと同様にテレビにも様々な種類があり、スピーカー構成はさらに多種多様です。そのためチームは異なる種類のテレビスピーカー(小型、大型、サイドマウントなど)に対応するため3つのミックスを作りました。テレビ1
完全なホームシアターのセットアップが出す、活気ある低音を再現できるテレビ内蔵のスピーカーは滅多にありません。この事実を受け、チームは最低域をカットし、より高い周波数を少しブーストすることでサウンドに多少の「輝き」を表現することを可能にしています。テレビ2
このオーディオミックスにおけるコンプレッションの量はテレビ2と同程度ですが、EQカーブがわずかに異なります。低域には大幅なカットがあり、高域には小さく一定なカットがあります。テレビ3
このオーディオミックスは他のテレビミックスに比べると少しコンプレッションの量が多く、一部の小型テレビに組み込まれている比較的に小さなスピーカーを対象としています。ミッドナイト
このオーディオミックスはシングルプレイヤーキャンペーンでの使用を念頭に置いて作成されました。低い周波数をカットすることで会話が行われる際のオーディオレンジを維持しながら、大きな爆発の響きと高い周波数の鮮やかさを抑えます。このミックスではコンプレッションが小さなボリュームの表現を助けており、自分以外の家族が寝ている時のプレイに最適です。シアター
このオーディオミックスはコンプレッションのないフラットミックスによく似ていますが、中域の周波数へのわずかなブーストが含まれています。スタジオへの来訪者にゲームを見せる時はこのオーディオミックスを使用しています。 これらのプリセットのうちどれかがあなたに素晴らしい『CoD:MW』のプレイ体験を与えるはずです。もしデフォルトの設定が気に入らなければ、この中にある他のプリセットを試して自分のオーディオ設定に最適なものを探してみてください。 適切なミックスを選択するのにおすすめの方法は武器の発砲音を聞いて調節することです。基本的にこの音はゲームの中で一番大きな音なので、これを基準に他の音を判断すれば適切なミックスを選びやすいでしょう。 会話は大きすぎるけど他の音は問題ない場合は、オーディオミックス設定のすぐ下にある、複数のスライダーから調整できる独自のカスタムミックスを使用しましょう。もし少しノスタルジックな気分になったらクラシックヒットマーカーサウンドを使うか、リアリズムを追求したい場合はヒットマーカーサウンドエフェクトをすべてオフにしましょう。関連記事
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ポチップ
Source: Infinity Ward
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