ソロモン諸島が実装されてから3週間目、チームデスマッチのピックアップがやっと『Battlefield V(バトルフィールド 5)』にやってきました。毎週Redditに投稿されるEA DICE公式「今週のBFV」第7号を交えて、BFVのニュースをまとめていきます。
今週のテーマは太平洋チームデスマッチ
太平洋の島々を巡ってコンクエストを繰り広げていた先週から一転、今週は戦線を縮めてTDM(チームデスマッチ)がメインモードとなりました。Solomon IslandsのTDMがピックアップされたのは今回が初です。
チームデスマッチというと『BF』シリーズからかけ離れた印象を受けるものですが、シンプルに撃ち勝つことだけを考えながら、絶えず敵を求めて走り回るプレイスタイルは独特の面白さがあるものです。『BFV』ではガンプレイが大きく改善されているのもあり、「銃撃戦の楽しさ」は間違いなくシリーズ中で最も作り込まれていると言えるでしょう。
太平洋マップはさらに全てのマップにピックアップである火炎放射器と刀が配置されているのが大きな特徴。コンクエストやブレイクスルーでは戦術的な理由から手を付けづらいこれらのピックアップ武器も、キルだけを考えるTDMでは使い放題です。
狭い通路で敵と正面切ってぶつかり合うか、もしくは迷宮のようなジャングルを抜けて敵の裏を突くか。視界の悪さと起伏の大きい地形が緊迫感に拍車をかけるSolomon Islandsのチームデスマッチを、心ゆくまで楽しんでみませんか?
報酬スキン「キャストアウェイ」
ToW(タイド・オブ・ウォー)の報酬は先週の日本兵スキン「砕け波」と対になる米軍用のコモンスキンセット「キャストアウェイ」。難破の遭難者という意味を持つ英単語ですが、タンクトップにベルトポーチ以外は何も持っていない、名が体を表す潔いスキンとなっています。
ToWの内容はキルや蘇生、与ダメージに集中したもので、全てのモードで達成が可能ですが、試合がキルデスに集中することとなるTDMではより簡単に終わらせることができるでしょう。特に上ルートは火炎放射器を応用すれば、TDM1試合で終了させることも可能なラインアップとなっております。火炎放射チャレンジのつもりでToW一筆書きを試してみるのも面白いでしょう。
- ToW・上ルート
- 3回敵をキルするか味方を蘇生する
- 炎、格闘、銃剣で1,000ダメージを与える
- 死なずに敵を5人キルする
- ライフ5,000ポイント分味方を治療するか敵にダメージを与える
- ToW・下ルート
- 3回敵をキルするか味方を蘇生する
- 15回、分隊員を蘇生するか分隊員に蘇生される
- 分隊としてダブルキルを15回達成する
- ライフ5,000ポイント分味方を治療するか敵にダメージを与える
「太平洋の戦い」ローテーションはチャプター6中続く!
今週の公式報道では、ついで感覚で気になる情報がサラッと公開されました。「太平洋の戦い」プレイリストが、チャプター6「ジャングルの中へ」の最中は常設モードとして実装され続けると発表されています。というのも今更な話ですが、このモードは本来は『BFV』の常設モードではなく、5.0「太平洋の戦い」実装時の最初の週間に限定された期間限定プレイリストの1つだったからです。
Pacific StormとIwo Jimaのコンクエストとブレイクスルーの合計4マップを含む期間限定のプレイリストだった「太平洋の戦い」は大盛況で、当時のコミュニティの期間延長の嘆願から「しばらくは実装を続行する」と発表されました。そうしているうちにWake IslandやSolomon Islandsなど新マップが実装され、「太平洋の戦い」もそれら新マップを順当に吸収しながらなんの違和感もなくプレイリストに居座っていたのです。
では、このタイミングで改めて実装期限を発表した理由はなんでしょうか?まずBraddock氏の過去数週間に渡るコミュニティとのQ&Aを参考すると、『BFV』のライブサービスに関するあらゆる意思決定はDICEの上層スタッフたちの会議の元になされている事がわかっています。今回の発表も裏を返すと、DICEの上層部がチャプター6中は太平洋戦争をメインテーマとすることを決定したと受け取る事ができるでしょう。さらに一歩踏み込めば、以下の推測ができます:
- チャプター6の新規実装コンテンツは引き続き太平洋戦争
- チャプター7(想定は5月頃)のメインコンテンツは別の戦線となる事が確定
期間限定モードやToWミッションが、DICEにとってバランス調整用のデータ収集として使用されている側面を考えると、チャプター7以降は太平洋マップを調整するつもりがない(=大きく力を入れることがない)という可能性にも行き着きます。これは上記推測を裏付けています。
その他
2月21日の金曜に、DICEが慈善組織SpecialEffect主催のチャリティー放送イベントに参加し、8時間に渡るプレイ放送を行いました。
身体障害を抱える人にゲームの楽しみを届けるための募金活動で、最終的な募金額は3,055英ポンド(約440,000円)となったそうです。
放送ではEAコミュニティマネジャーのAdam Freeman氏が司会をつとめ、DICE所属の開発スタッフが入れ代わり立ち代わり『BFV』や『SWBF2』といった自社ゲームや、『Apex』に『Overwatch』などの他社ゲームを遊びつつ、制作秘話やゲームへの情熱を語っていきました。
放送タイムシフト(英語):DICEのTwitchチャンネル
おまけのQ&A
Braddock512:EAコミュニティマネジャーのJeff氏。浮上率がますます減っているので、その分口外できない動きが開発内で発生しているのではと推測されている。
Q:開発はもう6.2のパッチノートを執筆したんだって?どうだった?
Braddock512:来週のいずれかのタイミングでAdam君がプレビューを公開すると思うよ。期待させすぎるのも悪いから多くは言えないけど、結構長くて内容も多岐にわたるパッチノートだった。
Q:『BFV』の任務システムの改善については話されていないかな?4つしか設定出来なかったり、試合を抜けないと再設定出来なかったり、いろいろと不便なんだ。
Braddock512:大きなフラストレーションになっているというのは、開発も認識している。開発内でもいろいろな提案が上がっているし、私も皆からの提案を逐一報告しているんだけど、具体的にどうにかしようっていうのは残念ながらまだ聞いていないんだ。
『Battlefield V(バトルフィールド 5)』の発売日は11月20日で、対象機種はPlayStation 4、Xbox One、PC。
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コメント
コメント一覧 (13件)
とにかくチーター回避策としてコミニティゲームの拡張を最優先で行って欲しい。
pingリミッターさえ追加してもらえばある程度のフィルタリングは可能に成るわけだからね。
サーバーが閉じてしまう問題についてはサブPCサブアカウントを観戦者枠にブチ込んでおけば対処できたりしないんだろうか?('ω'`)