Steam Chartsによると、Steam版『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の1日における同時接続プレイヤー数が、178,824人と過去最高記録に到達しました。およそ2年前の「オペレーション・キメラ」以来の新記録で、現在TTSでテスト作業が続いているイヤー5が正式にリリースされた後には、さらなる伸びも期待されます。
シージ新局面へ
Steamで販売されているゲームのトレンドを追うのに便利なサイト、Steam Chartsが出力したデータによると、Steam版『レインボーシックス シージ』の一日の同時接続プレイヤー数が、2月23日に178,824と過去最高記録を打ち立てました。「Road to S.I.」イベントが始まった1月末には30日間の平均プレイヤー数で過去の記録を抜いていましたが、今回で月平均・同時接続数ともに新たな局面に移行したと言えるでしょう。
これまでの最高は「オペレーション・キメラ」の約2年前
過去に同時接続数で最高記録を打ち立てたのは2年前、イヤー3シーズン1「オペレーション・キメラ」のときの176,208人でした。このときはストーリー仕立ての大型PvEイベント「アウトブレイク」が話題を集めました。その後は新シーズンの実装やイベントごとに増減を繰り返していましたが、イヤー4シーズン4「シフティングタイド」のリリースから「Road to S.I.」イベントにかけて、月平均・同時接続数ともに増加傾向を示しています。
イヤー5は始まってさえいない
ポイントは、2018年3月の記録が「アウトブレイク」のヒットによるものと見られる一方で、今回のデータが出てきた2月23日時点では、まだイヤー5シーズン1「オペレーション・ヴォイドエッジ」は正式リリースされていないという点です。コンテンツ自体は増えていない(むしろ「Road to S.I.」イベントが終わり、減ったと言える)ため、「シックス・インビテーショナル2020」の盛り上がりやイヤー5への期待が、最近発売された新バージョンへと反映された数字と見られます。
またロードマップによれば、イヤー5には新マップがなく、すべて過去マップのリワークです。新オペレーターも従来の8人から6人へと減少しています。しかしコンテンツをただ増やし続けるのではなく、既存コンテンツの見直しとリワークに力を入れるという長期的な展望を示したことで、プレイヤーに好印象を与えたようです。
今後の好材料
R6S | レインボーシックスシージ「IANA・ORYX」プレイ映像 新オペレーター解説 - EAA
イヤー5シーズン1の新オペレーターIana(イアナ)とOryx(オリックス)はどちらも、開発者が求めるクリエイティビティに富んだオペレーターです。新規のプレイヤーには遊んでいて楽しく、プロにとっては研究し甲斐があるでしょう。
またイヤー5全体を通して行われる「アーケード・プレイリスト」でのイベントや、新たな定番となる「バトルパス」、対戦「リプレイモード」の実装予定、Tachanka(タチャンカ)のリワーク予定など、今後も好材料がそろっているため、今回の同時接続数があっさり更新されても不思議ではないでしょう。
「アウトブレイク」から2年経ってようやく新たな水準に至ったシージですが、今後はこの勢いを維持できるでしょうか。「今回だけたまたま」?それとも「もっと伸びてもいいはず」?イヤー5ではどんな曲線を描きそうか、コメント欄で皆さんの予想をお聞かせください。
『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。
[wpap service="with" type="detail" id="B08512CDDS" title="レインボーシックス シージ YEAR5デラックスエディション - PS4"]
Source: Steam Charts
コメント
コメント一覧 (2件)
スチームの新記録ってことはスチームだけのアクティブユーザーってこと?
UBIで直接販売された分やEPICと家庭用版を含めたらすごい人数になりそうだね
ファベーラのリワークは来年以降か…