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DICE:新型コロナウイルスの影響を受け全面リモートワークへ、ゲーム開発に多少の遅れを予想

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いまだに勢いの衰えない新型コロナウイルスの影響を受け数々の企業が業務縮小に追い込まれていますが、本日『Battlefield V(バトルフィールド 5)』と『Star Wars Battlefront II(スター・ウォーズ バトルフロント 2)』の開発であるDICE Stockholm(DICE本社)も全面的なリモートワークに移ることを発表しました。期間中は両ゲームのアップデートに遅れが出るとされています。

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DICE、全面的なリモートワークへ

3月12日午前、DICEは社内全ての開発チームがリモートワークに移行するために必要な措置を完了したとTwitterで報じました。

今回の施策はDICEスタッフの健康を守るための必要措置と強調し、COVID-19の世界的な感染状況に変化が生じるまで続くと公表されました。さらにユーザーにはどういう影響をもたらすかが説明されています:

  • DICEが提供できるサービスは何も変わらない
    • 社内のインフラストラクチャーにはなんの影響もない
    • DICEのゲームタイトルはオンラインサービスを提供しつづけるし、サーバーはアクティブのまま
    • 世界中のライブサポートチームも依然としてサービスのモニタリングとトラッキングを継続する
    • ゲーム内のバグ報告の受理や、バグ修正の報告も依然としてリアルタイムでおこなっていく
  • DICE内部のゲーム開発は多少の影響を受ける
    • リモートワーク自体は今までもDICEの社員福祉の一部として実行していたので、経験は十分にある
    • ただしこれほどの大規模でやるのは初めてで、EA本部の中央チームとの連携にズレが生じる懸念がある
    • 変化に適応するためにワークフローを多少調整する必要があるので、少し時間をいただきたい
    • 次回の月間アップデートの実装に短い遅れが生じ、アップデートの間隔もユーザーの期待よりは長くなる可能性
    • 予定されたリリーススケジュールに大きな影響はないと予想

またスウェーデンのゲーム業界が今回の難局を乗り越えられるように、DICEのリモートワーク制度を巡る決定や経験、プロセスなどを他のゲーム企業やスタジオとオープンに分け合うと発表しています。

世界的な感染者数の増加でさまざまな企業の今後が危ぶまれていますが、DICEはしばらくは安泰そうなことと、在宅生活に欠かせないゲームが多少の影響を受けながらもアップデートが続いていくという情報は、ユーザーにとっては紛れもない朗報だと言えるでしょう。

そして企業にとっても、新しい雇用と労働環境の形が見つかるチャンスとなるかもしれません。『BFV』のプロデューサーを務め、年初から育児のため在宅勤務していたJaqub Ajmal氏が興味深い意見をTwitterにて発信しました:

現在在宅勤務している人はこの機会に働きまくって、自宅から仕事することは可能だし効率も良いと証明するべきだと思う。才能のある人たちに国を引っ越させなくても雇用できたら、それは素晴らしいことだと思うんだ。

他国出身者を引っ越させずとも雇用できるようにしたいというのは、普段から多くの他欧州連合(EU)加盟国出身者を雇用しているスウェーデンらしい意見だと言えます。在宅労働が一般化すれば労働ビザ取得に代表されるさまざまな国外勤務の障害はほとんどが解決し、企業や個人のグローバル化がより一歩推し進められる。なんとも夢のある話ですね。

経済への打撃が大きく懸念されている新型コロナウイルス感染ですが、せめて少しでも社会にプラスの影響ももたらしてくれることを願うばかりです。

Source: Twitter

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