素晴らしいことに、気の迷いであろうが魔が差しただけであろうが、一度でも『VALORANT(ヴァロラント)』でチートを利用すると、その人物はもう2度と本作をプレイできなくなるようです。
クローズドベータだけでも1万件以上のチーター追放
先日、ついに日本を含む世界各国で正式リリースされた話題のFPS『VALORANT(ヴァロラント)』ですが、製品版ローンチに先駆けて行われていたクローズドベータでは、報告されているだけでも約1万600件のチーターがBANされました。
1600 VALORANT accounts just went missing and we're still geeked up off the ban juice
— Phillip Koskinas (@mirageopenguins) May 19, 2020
本作はチート検出プログラム「Vanguard」を採用しており、チート行為を検出するとチーターのIDだけでなく、使用しているハードウェアも記録され、いわゆるハードウェアBANが行われます。 このソフトウェアは通常のアンチチートソフトウェアよりも深い階層にインストールされるので、実装当初は批判の声も相継ぎました。
この通り、非常に強力なチート検知と、チーターへの厳罰な処分を下してきたVALORANT開発スタジオのRiot Gamesですが、この姿勢は正式ローンチ後も変わらないようです。
チーターに2度目のチャンスはない
クローズドベータで1万件以上のチート利用者が排斥されたわけですが、正式ローンチ時にはハードウェアBANは解消されると言われていました。 しかし、いざ正式ローンチ後に新しいアカウントからログインしようとすると、そのアカウントからのプレイは規制されていると表示される模様。 また、幾ばくかの元チーターは新しいアカウント経由でプレイできたようですが、数マッチ後に再びハードウェアBANされるなど、過去に犯した罪は償えないようです。
そんな中、開発元のRiot Games CEOのNicolo Laurent氏のTwitterアカウントに、ハードウェアBANが継続されているのは仕様なのか間違いなのかを尋ねるダイレクトメッセージが届きました。 この質問にたいしてLaurent氏は「すまないけど、チーターに2度目のチャンスはないよ」と返事を添えてスクリーンショットを公開しています。
Sorry, no second chance for cheaters. pic.twitter.com/iNTy1cVSzA
— nicolo (@niiicolo) June 2, 2020
スタジオを代表するLaurent氏の発言は、そのまま『VALORANT』のチーターに対する姿勢を表していると言えます。 気安くチートプログラムを利用してしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。本作だけに限らず、チートプログラムに手を出すのは絶対にやめましょう。
無料FPS『VALORANT(ヴァロラント)』の発売日は2020年6月2日で、対象機種はPC。
Source: @mirageopenguins, @niiicolo
コメント
コメント一覧 (25件)
厳しいかもしれんがこれくらいの発言してくれるのはほんと嬉しいわめっちゃ応援する
CSGOや他のゲームもチーターとトキシックさえなければ…って何回思ったことかわからん
全てのゲームのチーターは全員ハードBANでええわ。
アクティビジョンもこれくらい動いて欲しいな。
マウサー完全排除。
排除じゃ意味がない。
マウサー鯖行きとかしないと
それ以前にソニーが干渉してるから排除したくてもできない状況なんじゃね?