本日2020年10月14日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施。
主なアップデート内容は、「オーバーウォッチ ハロウィンテラー 2020」の実施やそれに伴う新規アイテムの追加、PTR(パブリックテストリージョン)やエクスペリメンタルでテストされていたエレベーターの仕様変更、ヒーロー調整などとなっています。
オーバーウォッチ ハロウィン・テラー 2020開催
期間限定イベント | オーバーウォッチ ハロウィン・テラー 2020
開催期間は、日本時間で2020年10月14日~11月4日の3週間となっており、期間限定イベント恒例となったウィークリー・チャレンジも実施されます。
ウィークリー・チャレンジ
ウィークリー・チャレンジは、クイック・プレイ、ライバル・プレイ、アーケードでの勝利数がカウントされ、3勝で限定アイコン、6勝で限定スプレー、9勝で限定スキンを獲得できます。
ハロウィン・テラー期間中は、難易度を選べるPvEモード「ジャンケンシュタインの復讐」がプレイできるので、最低難易度である「NORMAL」を選べば簡単に勝利数を稼ぐことができると思います。
また、「ジャンケンシュタインの復讐」はアーケードモードであるため、ウィークリー報酬として3勝、6勝、9勝でトレジャー・ボックスを獲得できます。イベント期間中はその時期に応じた限定のトレジャーボックスを獲得する事ができるので、効率よく限定アイテムを集める事もできます。
新規追加スキン
その他、エモート1種、ハイライト・イントロ2種、ビクトリー・ポーズ3種、スプレー19種、ボイス・ライン15種が新アイテムとして追加されています(一部のアイテムは、ウィクリー・チャレンジや特定のゲームモードをプレイすることでのみ獲得できます)。
前年までに追加されたものも含め、スキン、エモート、ハイライト・イントロは、イベント特設ページからも確認できます。
ジャンケンシュタインの復讐
前年までと同じように4種の難易度から選べる「ジャンケンシュタインの復讐」と「ジャンケンシュタインの復讐(エンドレス)」に加え、今年は「オーバーウォッチ アーカイブ 2020」のような「チャレンジ任務」も実施されています。
また、今年からは、ジャンケンシュタインの復讐(エンドレス)を除くモードでも、バティストとアッシュが使用可能になっており、去年までは聞くことのできなかったヒーロー同士の掛け合いが確認できます。
チャレンジ任務
現在プレイ可能なチャレンジ任務は「怨霊の恨み」と「怒れる群衆の襲撃」の2種類となっており、1週間毎に2種類ずつプレイ可能になっていきます。
「怨霊の恨み」では、通常のジャンケンシュタインの復讐「EXPERT」に加え、こちらの攻撃が一切効かない敵「怨霊の恨み」が出現します。「怨霊の恨み」は付近のプレイヤーに対して継続的にダメージを与えます。一定間隔で効果音と共に対象を切り替えてくるので、この怨霊をうまく誘導しつつ立ち回る必要があります。
「怒れる群衆の襲撃」では、通常のジャンケンシュタインの復讐「EXPERT」のゾムニックの移動速度が早くなるモードです。ゾムニックの移動速度以外は通常モードと同じなので、扉の耐久値にさえ気をつけていれば特別な立ち回りなどは要求されません。
実際にプレイしてみた所、どちらのチャレンジ任務でも「ジャンケンシュタインの復讐」攻略のセオリーとなりつつあるトールビョーンとゼニヤッタでゾムニックを効率的に処理しつつ、アナの"ナノブースト"とマクリーの"デッド・アイ"でボスに大ダメージを与える流れで、比較的簡単にクリアする事ができました。ハイスコアを狙う場合はアレンジが必要かもしれませんが、クリア報酬のスプレーがほしい方は参考にしてみてください。
来週以降はまた異なるルールでのチャレンジ任務が開放されるため、セオリー外の戦術が必要になってくるのかどうか楽しみですね(イベントトレーラーでは、倒したボスからタイヤが出現する、大量のタイヤが転がってくる、ゾムニックが爆発するなどが確認できます)。
一般アップデート
機能アップデート:不適切テキストフィルターの改善
PC版のチャット欄に適用されるフィルター設定が3タイプから選択可能になります。詳細はPTRアップデートの記事をご覧ください。
機能アップデート:エレベーターの調整
同じく、PTRサーバーでテストされていたエレベーターの仕様変更が実装されました。この仕様変更によって影響があるマップは「HOLLYWOOD」と「VOLSKAYA INDUSTRIES」の2マップです。
- 新しいエレベーターの仕様
- 1.プレイヤーがプラットフォームに乗るまで一番下で待機
- 2.プレイヤーが乗ることで上昇を開始(この時、大きな効果音が発生)
- 3.頂点到着で一定時時間停止し、降下後1.の状態に戻る
また、プレイヤー以外(タレットなど)のみが乗っている場合は上昇を開始せず、プレイヤーが乗り続けていても上昇と降下を繰り返すことはありません。
ライバル チーム・デスマッチ
- ライバル チーム・デスマッチ シーズン3が開始
「認定マッチの完了」と「シーズン終了時にトップ500にランクイン」の条件クリアで、それぞれスプレー1種を獲得できます。
ヒーロー調整
基本的には、PTRやエクスペリメンタルでテストが実施されていた内容が実装された形となっています。その他一部、追加調整やバグ修正に近い仕様変更も実施されています。
ラインハルト(バランス調整)
- "アース・シャター"
- Ult使用時に、味方側で再生される「クルセイダーに栄光あれ!」というボイス・ラインを追加
ソルジャー76(バランス調整)
- "ヘビー・パルス・ライフル"
- 弾丸の拡散を撤廃
- 一定の反動を追加
- 弾丸のダメージを20から19に減少
- 弾薬数を25から30に増加
エクスペリメンタルでテストされていた強化傾向の仕様変更に加えて、弾丸のダメージ低下が追加されています。
弾丸のダメージ低下は、Ult"タクティカル・バイザー"の発動中を含め、殆どの場合でキルに必要な弾数が増加する比較的影響の大きな弱体化ですが、複数の強化点の方も非常に強力なので、その影響はある程度緩和されると予想されます。
また、エクスペリメンタルの時点では反動によって上昇した照準の位置がそのままであった点が、射撃を止めると反動によって上昇した照準が元の高さに戻る仕様となっており(リコイルコントロール等、縦の照準移動を行った場合は、最後に縦の照準移動をした場所に戻ります。照準が戻りきる前に射撃を再開すると、最終的に初弾の位置に戻ります。)、リコイルコントロールを行いながらのフルオート連射とタップ撃ちによるバースト射撃の使い分けができるようになっています。
ソンブラ(バランス調整)
- "トランズロケーター"
- 視界内の「トランズロケーター」まで短距離をテレポートする際、一人称視点カメラがスムーズに移動するよう改善
派手な調整ではありませんが、"バイオテック・グレネード"による回復阻害や"ダイナマイト"の炎上状態、"不和のオーブ"等のデバフを解除する際など、短距離のテレポートを行う場面で視界をある程度維持しやすくなります。
ウィドウメイカー(弱体化)
- "グラップリング・フック"
- プレイヤーとフックの接地面の距離が2メートル以下の場合、フックが跳ね返り、クールダウンなしでキャンセルされるよう変更
下の動画でバグとして紹介されている"グラップリング・フック"のクールタイムを発生させずに、フック移動の慣性を利用するテクニックの禁止を目的とした調整だと思われます。
Widow Infinite Grapple Bug Tutorial
バグ修正
複数のバグ修正が実施されていますが、特にゲームプレイに影響しそうなもののみ紹介します。
リーパー
- "ヘルファイア・ショットガン"
- ショットガンの弾道が、依然としてランダムな回転の影響を受ける不具合を修正
以前行われたショットガンの仕様変更後も、リーパーの"ヘルファイア・ショットガン"のみ弾丸の拡散パターンにバラつきがあった点が修正され、他のショットガン系同様、拡散パターンからランダム性が排除されました。
その他、修正されたバグについてはパッチノートをご覧ください。
ハロウィン・テラー 開催記念プレゼントキャンペーン
日本限定企画として、墨絵師『御歌頭』が手掛けた本期間限定イベントファンアートが公開。また、B2サイズの大判ポスターが抽選で5名に当たるキャンペーンも実施されています。
本期間限定イベントで実装される、新レジェンダリー・スキンのゲンジ「烏天狗」とハンゾー「大天狗」のファンアートを、墨絵師として人気を博する『御歌頭』氏に書き下ろしていただきました。
注意事項、キャンペーン応募規約、個人情報の取り扱いなどについてはイベント特設ページに記載されているので、応募される方はご確認ください。
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『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
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Source: Overwatch
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