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オーバーウォッチ:アップデート配信、ショットガンの仕様変更やロードホッグ弱体化など

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本日2020年9月11日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施。エクスペリメンタル環境で実施されていたショットガンの仕様変更やロードホッグの弱体化などが実装されました。

CONTENTS

全般調整

OW汎用

  • 以下のヒーローの散弾にランダムな回転を適用しないよう変更
    • アッシュ
    • ドゥームフィスト
    • D.Va
    • リーパー
    • ロードホッグ
    • トールビョーン

ヒーロー調整

ロードホッグ(弱体化)

ロードホッグ 1

  • “スクラップ・ガン”
    • 弾丸1発あたりのダメージを7から6に減少(1ショットあたり175ダメージから150ダメージに減少)

トールビョーン(バランス調整)

トールビョーン 1

  • “リベット・ガン”(サブ射撃)
    • リカバリー時間を0.6秒から0.8秒に延長
    • 弾丸1発あたりのダメージを10.5から12.5に増加(1ショットあたり105から125ダメージに増加)

今回の調整傾向とプレーオフ環境

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冒頭でも述べたように、エクスペリメンタルでのテスト内容がそのまま実装されました。9月1日に環境全体の与ダメージ性能と回復性能を落とす22の調整が行われましたが、その時点で既に環境トップクラスの選出率となっていたロードホッグに対しての調整は行われなかったため、先週のSilver~GM帯でのタンクのピック率はザリアとロードホッグの2トップとなっています。

今回の調整によってロードホッグが環境トップに上り詰めるに至った強化点がなくなってしまいましたが、ショットガンの仕様変更によって"チェイン・フック"を使用、不使用の両場面で与ダメージが安定するようになってもいるので、選出率の変動は実際の使用感次第といったところでしょうか。

一方、現在少し古いVer.で開催中のオーバーウォッチリーグ プレーオフ 2020において、ザリア+ロードホッグの構成に勝るとも劣らない選出率を誇っている構成がD.Va+ウィンストンの構成。細かな出し入れと火力を問わない防御が可能な"ディフェンス・マトリックス"と、優れた形状を持ちながら相対的に低耐久値ではなくなった"バリア・プロジェクター"による防御、盾の薄い環境になったことで"自爆"が有効に機能しやすい点や防御手段が非常に限られる"テスラ・キャノン"によるダメージディールが魅力です。

タンクの構成だけ見るとダイブ構成に見えますが、ここにソンブラ+リーパー/トレーサー/アッシュを加えた形で構成されることが多く、立ち回りもダイブ構成のように後衛に襲いかかる形ではなく、"ハック"を通しテンポ的アドバンテージを獲得しながら正面から削り取って行くような戦い方が多く見られます。

タンクの構成がロードホッグ軸とウィンストン軸に大きく二分し、その両構成で選出されることの多かったソンブラのプレーオフにおける選出率はダメージヒーロ内でトップ、全ヒーロー中でも2番目となっています(最も高かったのは同じく両軸で選出されやすいD.Va)。

サポートヒーローからはルシオとモイラを選ぶ場面が多いです

もちろん、この構成がロードホッグ構成に対して全勝しているわけではない点や私たちが実際にプレイしているものとは異なるVer.でプレイされている点、ソンブラの持つ各種アビリティを無駄なく機能させられるオーバーウォッチリーグならではという可能性について考慮する必要はあります。

しかしながら直近に大きな弱体化が行われたヒーローがおらず、ショットガンの仕様変更の恩恵を受けたヒーローも所属しているので、本構成の今後には要注目です。

その他、オーバーウォッチリーグ内での統計データについては、オーバーウォッチリーグ(英語)から確認できます。

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『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。

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