本日2020年11月20日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』のライブサーバーに対しアップデートを実施。アップデート内容は、エクスペリメンタルでテストされていた調整の実装となっています。
一般的なアップデート
- 一般
- サポートヒーローがダメージを受けて回復を要請する際に、集合を命じる音声(「こっちに集合!」など)が再生されないよう変更
ヒーローのアップデート
テスト期間中に削除された「ファラの下方向“ホバー・ジェット”」を除き、エクスペリメンタルでの変更がそのまま実装されています。
アナ(強化)
- “バイオティック・グレネード”
- ライフが満タンの味方を弾が貫通する仕様に変更
著しい数の「バイオティック・グレネード」が、意図せず味方によって妨害されていました。より狙いどおりに着弾するよう、味方に対する衝突判定をメイン攻撃と同様の仕様に変更します。
ブリギッテ(弱体化)
- ライフ
- 基礎ライフを175から150に減少
最大ライフを25引き上げる試みを行う中で、ブリギッテが調整の対象となる近接戦闘タイプの有力候補でしたが、自己回復やバリアとの組み合わせを考慮すると、ライフの引き上げは過度な調整となっていました。
ハンゾー(バランス調整)
- “電光石火”
- 手動でキャンセルできるように変更
アビリティキーの再入力でキャンセルできます。
メイ(強化)
- “アイス・ウォール”
- 倒れている間に手動で破壊できるように変更
モイラ(強化)
- “バイオティック・グラスプ”
- 回復時のリソース消費率を14から12.5に減少
直近の変更により、高い回復出力を維持することがこれまで以上に難しくなったことを踏まえ、回復効率をわずかに上げました。
シンメトラ(強化)
- “テレポーター”
- 倒れている間に手動で破壊できるように変更
トールビョーン(強化)
- “タレット設置”
- 倒れている間に手動で破壊できるように変更
今回の調整傾向
ほぼエクスペリメンタルのまま実装されたということで、全体的に各ヒーローの使用感が向上しています。
特に、アナの“バイオテック・グレネード”の変更は、互いにロードホッグが選出されやすい現在、かなり有効な強化ではないでしょうか。また、オリーサやラインハルトのような体が大きく、バリアでフルヘルスのキープが可能なヒーローの後ろから、投擲モーションを見せずに“バイオテック・グレネード”を投げるのも面白いかもしれません。
11月14日にエクスペリメンタルの記事にも追記という形で記載しましたが、不具合の報告によって削除された「ファラの下方向“ホバー・ジェット”」の調整については、将来的に再度テストされる可能性はあるものの、それまでにいくつかの修正を行う必要があるとのこと。
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『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
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Source: Overwatch
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