本日2021年3月27日、ライブドアニュース(運営:LINE 株式会社)は、ゲームで描かれた世界を現実に即して各分野の専門家に語ってもらう動画コンテンツ「ゲームさんぽ」シリーズにおいて、現役スナイパーの永井宏樹氏をゲストに迎えた「【本物】現役のスナイパーとFPSを一緒にプレイしてみた【前編】」を公開しました。
ゲームで聞く、現役のスナイパーによるスナイピング講座
本動画は、シベリアを舞台にプレイヤーが傭兵のスナイパーとしてミッションをこなすシューティングゲーム 『SNIPER GHOST WARRIOR CONTRACTS(スナイパー ゴースト ウォリアー コントラクト)』を用いて撮影されています。現役のスナイパーである永井宏樹氏がゲームに即し語る「現実のミッションとゲームとの違い」や「ポジションの選定や下準備」、「実際にスナイパーに狙われた時の対処法」などの解説は、FPSプレイヤーに限らず楽しめる内容となっています。
今回公開された動画は前編となっており、後編はライブドアニュース YouTube チャンネルにて4月3日(土)18 時公開予定となっています。
追記:後編が公開されました
現役のスナイパーがゲームをもとに現実のミッションを解説
「ゴースト ウォリアー」はシューティングゲームの中でも、相手を狙うときの手振れが大きく、距離も遠いので難易度が高いとされています。しかし、動画では永井氏が現実のミッションよりはるかに楽な設定といいます。
例えば、ゲーム内での狙撃距離は 70m から 100m くらいの距離から狙いますが、現実では数百 m 後半台から狙わないと安全が確保できないとします。また、現実のライフルは 5kg 以上ありゲーム内の手ブレは世界のスナイパーを見てもいないレベルの小さだといいます。
ゲーム内の主人公の立ち回りにおいても、向こうから狙われていない状況なので自由に移動できるが、現実だと相手のスナイパーが狙っている可能性もあり、100m 進むのにも気づかれないくらいゆっくり進む必要がある点や全く動かずに相手が出てくるまで 1 週間以上も待つ必要があることも指摘します。このように難易度の高いとされるゲームから見ても現実の方が遥かに辛い環境であることが語られます。
ゲーム内マップを元にしたポジション解説
ゲーム内の俯瞰図をもとにスナイピングをするポジションの解説も行います。ポジションを決めるときは自分が見やすい場所というだけではなく、脱出するための経路やいかに見えにくい場所を確保するかを考えなければならないと語ります。
相手側にもスナイパーがいることを想定し、自分が撃ちやすいと思う場所は相手もそう思っていることを前提に下調べにも時間をかけなければならず、現実のミッションでは場所を決めるのに95%以上の比重、射撃は 5%ほどの比重の意識で取り組んでいるとします。
ためになる?スナイパーならではのアドバイス
更に実際に任務を遂行するときにためになる情報も登場します。例えば、実際スナイパーに狙われたときはスコープ外から出るためにジグザグに逃げることが重要という話やポジション取りが重要という点から潜入し、情報だけを収集して一回戻ってみることも重要だと話します。
部屋を見る際もコップの数、ポストイットに書かれていることから人数を探る、プロジェクターがある部屋は指揮官がいる場所だと推測できるなど、いかに情報を収集ための手法の解説も飛び出し、スナイパーならではのアドバイスが紹介されます。
永井宏樹氏について
1983 年生まれ。元特別職国家公務員。レーダー通信を扱う職務に従事した後、大学進学の為退職。その後、予備として再び任官し、スナイパーとして選抜され狙撃を扱う職務に従事している。現在は会社経営者として会社を経営する傍ら、スナイパーとして訓練に参加し、そのスキルを磨いている。
好きな銃は「89 式小銃」略歴:2011 年静岡大学卒。2012年起業、2015 年 200m 先に届く赤外線レンズを共同創業者が開発をしたことをきっかけに赤外線アミューズメントに特化した Hotsprings 株式会社を創業する。現在:HotSprings 株式会社代表取締役社長兼スナイパー。呼称は「スナイパー社長」
- HotSprings株式会社(HotSprings inc.)
Source:PressRelease
コメント
コメント一覧 (14件)
海外の軍人の解説動画もあったけど言ってることはほぼ同じだったぞ。。。
なんか自衛隊下げコメント多いな。
全く経験ない人が「元自は一般人(キリッ」とか言ってるの笑うわ
ゴーストウォーリアが難易度高い…?
その経験すらない奴らが偉そうに文句言ってるの笑うからやめて