Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では期間限定で「ジェネシスコレクションイベント」が開催中。さらに今後のアップデートでは「クロスプログレッション」も実装されることが予告されていますが、先日のハッキング騒動の余波により、このスケジュールには遅れが生じているようです。
APEXクロスプログレッションの開発に遅れ
エーペックスでは今後のアップデートで、全プラットフォームを対象とした「クロスプログレッション」機能の実装が予告されています。
クロスプログレッションとは、PC、PS、Xbox、Switchなど、現在リリースされているどのバージョンでエーペックスをプレイしても、アンロックしたレジェンドや獲得したアイテムなどのデータが共有されるというシステムです。
これにより、PS4版のプレイヤーがPC版に乗り換えやすくなったり、どんな環境のフレンドたちともより気軽にプレイできるようになるなどの良い効果が期待されています。
現在はSteam版とOrigin版にのみ対応しているクロスプログレッションですが、コンソール機とPCの実装予定には遅れが生じていることをゲームディレクターのChad Grenier氏が明かしています。
Grenier氏:(クロスプログレッションのアップデートはいつか、という質問に対し)開発中ですが、先日のエーペックスとタイタンフォールへのハックの件で、現行のゲームの問題を解決することを優先しているため、進行が遅れています。
実装はシーズン11以降か
エーペックスでは先日、ゲームサーバーそのものに大規模なハッキング攻撃を受け、世界中のプレイヤーが数時間プレイ不可能になるという稀な事件が起きています。エーペックスと同じRespawnが開発を手がける『タイタンフォール』コミュニティの一部の人々との関連が疑われていますが、真相は目下不明のままです。
ハッキング事件の少し前には、海外プロ選手やストリーマーを中心にチーターをめぐる不満が爆発し、開発側への対戦環境改善を求める「#SaveApexRanked」という運動も起きています。このときRespawn側は、サーバー監視の強化に向けた取り組みを発表しています。
こうした一連のトラブルへの対応もあって、クロスプログレッションを含めた開発計画も変更を余儀なくされたものと思われます。
Grenier氏の話しぶりからは、少なくとも日本時間8月4日が予想されるシーズン10アップデートでは、まだクロスプログレッションは実装されないことが察せられます。
2021年前半は好調にコミュニティを拡大させてきたエーペックスですが、年後半はその反動としての調整段階に入ってしまうのでしょうか。今後もRespawnの動向をチェックし、ゲームのさらなる改善に期待していきましょう。
Via: DEXERTO
コメント
コメント一覧 (10件)
まぁ天下のEAだからなぁ…。
当たり前だけど改善はしないだろうな。
日がな一日コーヒー飲んで喋って笑うためにデスクに座るお仕事なんだから。
そこにユーザーの快適性を高めようなんて意思は微塵もない。
社員を働かせようという気概もない。
だってこんだけ稼いでて増員しないんだもの。
BFも期待できないね。
あのぉ、お取り込みの最中で悪いんだけど、BFのチート対策はどうなってんすかね
通常、運営上の対策部門と開発は別だろ
言い訳にもならない。
もし同じ人員でやりくりしてるのなら、
人材不足にも程がある。
してない
あほみたいに課金してps4引退したけど、今更この環境でデータ共有されてもうれしくない。
早速いい言い訳を見つけて活用してますね
どうやるかじゃなくてどうやらないかを常に考えてきたリスポーンらしくて素晴らしいと思いますわw
同じアイテムを課金してる場合はどうなんやろ。。。
チーター問題は全てのライブサービスゲームにおける共通の問題で、何もApexだけが特別被害に逢っている訳では無い。むしろ他社が出来て当たり前の対策をこれまでろくに講じてこなかったツケが回って来ているだけかと。
正直シーズンも10になろうかと言う段階でチーター問題を引合に出すのは体の良い言い訳でしょう。
サーバーごとハッキングされてようやくタイタンフォールの問題に着手し始めたとか
アホすぎんだろもう…本当にやってんのかどうかも疑うレベル
天下のEA様やぞ?やるわけないじゃん