Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』では期間限定で「スリルシーカーイベント」が開催中。一方、ランクマッチの人気テクニックであるレヴナントとオクタンのコンボ、通称「レヴオクタン」について、開発側は弱体化を検討しているようです。
「レヴオクタン」が猛威を振るう
「レヴオクタン」とはレヴナントとオクタンのアビリティを組み合わせたシンプルなテクニックで、レヴナントの「デストーテム」を起動し、その状態でオクタンの「ジャンプパッド」を使って敵チームに強襲をかけるというものです。
デストーテムによって自身のデスを防ぎつつ、ジャンプパッドで機動力の高いプッシュができるこのコンボは、対戦の中盤から終盤まで少ないリスクで敵に仕掛けられる点が魅力で、海外コミュニティでも「Revtane(レヴタン)」という名で知られています。
日本時間7月12日に、ストリーマーでありeスポーツ団体KungarnaのオーナーでもあるFortnite Guyと、Cloud9のZach選手によるトーク動画Apex Uncutの第5回が公開されました。この動画にはエーペックスのゲームバランスデザイナーJohn Larson氏がゲストに登場し、3人でエーペックスに関するあらゆる議論を行っているのですが、その中にはレヴオクタンへの言及もありました。
レヴタンの禁止ではなく対策を増やす
使う方は楽しいものの、使われる方には多大なストレスがかかるレヴオクタン。Larson氏は「自分もレヴオクタンの犠牲者の一人でして...」としたうえで、このコンボについて次のように語っています。
Larson氏:レヴナントはクールなキャラクターです。前回ちょっとした変更(※壁登りの制限がほぼなくなった)を加えた目的は、彼のクールさをさらに深め、1対1では弱いその能力を高めることでした。彼は(ヒットボックスが)冷蔵庫並みに大きいのに、防衛手段がないので。
変更のデザインは良かったのですが、ストレスが溜まる理由の大部分は、レヴナントが近くにいるときに、それを察知するための手がかりがないことにあります。サウンドの問題なのか、トーテムがどこにあるのか分からないのが悪いのか。
(中略)開発スタッフの間では、「レヴナントがトーテムを使っているときはジャンプパッドに乗れないようにする」というのも議論しました。(中略)それが簡単な解決策です。しかしそれは一時的な解決をしただけで、これからもレヴナントは機動力の高い他の多くのレジェンドたちと跳び回るでしょう。
「トーテムに戻って体力を50にして、もう一度ジャンプしていく」という点は調整できそうです。マップ上でのトーテムの見えやすさを調整するという手もあります。現状はトーテムを部屋に隠すのが簡単なんです。ローバのアルティメットはVFXが派手で、彼女がそれを使えばすぐに分かる。ブラッドハウンドのスキャンも分かる。それらを踏まえていくつか模索していることがあって、戦術とアルティメットの適切なあり方を見定めているところです。
Larson氏の話からは、レヴオクタン自体を不可能にするのではなく、レヴオクタンを使おうとしているチームが近くにいることを他のチームにも察しがつくようにする方向で調整したいことがうかがえます。
日本時間8月4日スタートが予想されているシーズン10でこの調整が実装されるかどうかは不明ですが、レヴナントとオクタンのコンボに悩まされていたチームには、今回の話は朗報となるでしょう。
Via: DEXERTO
コメント
コメント一覧 (21件)
うーん、でもこれって戦略の一つではあるからなぁ…
オクタンの巻き添え食らっててワロタ
まあ嫌われものだから仕方ない
①影中はジャンパ、ジップ、ポータル、リフトとはの移動系全て使用不可
②影中の移動速度低下
③影中の被ダメ増加
④影中は視認性が悪くなる
⑤影中はスキャンされたように全参加者に視認される
デストーテムのナーフだとこの辺だろうけどレヴがいることを察したところで対応できなきゃ意味ないんよ
デストーテムをまた範囲制(前よりはひろく)にしてその範囲に入ってるプレイヤーの画面に邪魔にならない程度のエフェクトを付与するとかってのは?少し視界が暗くなるとか
範囲から出たらエフェクト消せばいいし、範囲内で応戦するか範囲外まで逃げるとか選択できる
範囲が決まっていればトーテムがある程度近くにあるって分かるから、利用するのも壊すのもやりやすくない?
ジャンプパットは三回踏んだら壊れるとかにしたら、レヴオクコンボが弱体化する代わりに、オクタンパーティの逃げ戦術に使えそうで面白そう
シャドウ状態でジャンプパッドを使用した場合走れなくなるとかでいいんじゃない