Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』のスピンオフとなる3人協力型PvE『Rainbow Six Extraction(レインボーシックス エクストラクション)』は、2022年1月への発売延期が発表されました。今回はインフルエンサーたちのコメントを含め、『R6E』にどのような反応が集まっているのかに着目します。
R6E再延期に歓迎の声
日本時間7月17日、『レインボーシックス エクストラクション(R6E)』に二度目の発売延期が発表されました。改訂されたリリース日は2022年1月となり、それまでの時間を使って「スリリングな体験を確実に実現する」としています。
9月のリリースを楽しみにしていた方々には残念なお知らせとなりましたが、シージ界のインフルエンサーたちからは、むしろ再延期を歓迎するコメントも見られています。
元G2の選手Pengu:急いでリリースして「未完成」のゲームと結論づけられるよりは、延期をして、ちゃんとした状態にしてからゲームをリリースした方がずっといいね
FNATICのコンテンツクリエーターBikiniBodhi:正しい決断をしたな!
シージ系コンテンツクリエーターCoconutBrah:いいニュースだ!これからの改善が楽しみだよ
突然の再延期が意外なほどすんなりと受け容れられている一方で、Coconutが「改善(improvement)」という表現を使っているように、ゲームのクオリティを疑問視するコメントが見られるのも気になるところです。
一部インフルエンサーは酷評
元Team Vitalityの選手Gogaによる「なんてこった」というコメントに対し、ユーザーの一人は「なんてこった、とはどういう意味だ。このゲームには中身がないし、公開後の反応もひどい。彼ら(開発側)はちゃんと聞いてるんだよ」とコメントしています。
6月に実際のゲームプレイ映像が公開された『R6E』ですが、実際のところどのような前評判なのでしょうか。
先行プレイに参加したBikinibodhiは、そのレポート動画に「VERY Scuffed Review(とても言いづらいレビュー)」というタイトルをつけています。
動画の中で、彼は「R6Eは好きじゃない」と述べています。「まったくハマれないし、緊張する場面も、ワクワクする場面もないし、盛り上がりどころがない」とし、「予約はするな。残念だけどこのゲームでシージコミュニティをもう一度盛り上げることはできない」とまで酷評しています。
無料のシージイベントと比べると...
コンテンツクリエーターのjackfragsによる先行プレイ動画では、踏み込んだレビューはなく「感想をコメント欄に寄せてくれ」と言うに留めていますが、そこでは「シージのハロウィンイベントみたいだ。60ドルの独立したゲームじゃない」というコメントに多くの同意票が集まっています。
他にも「面白そう」、「楽しみだ」、「シージのゾンビモードはクールなアイデア」と好意的に受け止めつつも、「でも60ドルは高いな」と付け足しているコメントが多く見られます。シージのイベントが無料アップデートであることを知っているプレイヤーたちにとっては、(シージの方は期間限定とはいえ)尚更そう感じてしまうようです。
なお日本語PS版は、「スタンダードエディション」が9,240円、「デラックスエディション」が11,880円となっています。
熟練シージプレイヤーを満足させられるか
各動画のコメント欄で多く指摘されていたポイントは、「シージの無料イベントとそう変わらないのに60ドルは高い」というものでした。
再延期されたことから値下げの見込みは薄そうなので、今後はやはり「シージの無料イベントを上回るゲーム体験になれるか」、さらにはBikiniBodhiが言うように「このゲームでシージコミュニティをもう一度盛り上げることができるか」が、シージは未プレイという方も踏まえたうえでの重要なポイントになりそうです。
6月時点での『R6E』のゲームプレイ映像は、EAA!!が参加した先行プレイ動画からもご覧いただけます。熟練のシージプレイヤーであるBikiniBodhiは「簡単で退屈」と評した一方で、EAA!!含むメディア陣は満身創痍であった点は、このゲームの難易度を調べるうえで一つの参考となるでしょう。
果たして再延期によってゲーム体験はどのように変化していくのでしょうか。今後のR6Eのアップデート情報に注目したいところです。
Source: Twitter, BikiniBodhi, jackfrags
コメント
コメント一覧 (7件)
クオリティに対して高すぎるっていうのが強い気がする
とはいえ現状のクオリティで納得できる価格となると相当値下げする必要がありそうだし現実的じゃないから延期してちょっとでも上積みするしか道はないね
なんやかんや攻撃側と防衛側をシームレスに体験できる事は面白そうだから是非ともブラッシュアップして欲しい。
もちろんこのゲームにもシージの良いところはあると思う(シージのキャラゲーだし仲間との協力プレイは楽しいと思う)
けど見た感じそれしか良いところを感じないのが悪い
シージのシビアな対人戦のスリルに慣れてしまったプレイヤーには物足りないのでは?
軽い気持ちで遊べるならそれはそれで良いところだろうけど悪く言えばイベントのミニゲームと大差無いって評価になってしまってるのでは
あのPenguがボロクソ言ってないのは珍しい
ここぞとばかりにR6Eはクソモントリオールはクソシージに力入れろって言いそうなもんだが
あと一応シージとは別方向のCoopタイトルなんだからシージ熟練プレイヤーが満足できるかやシージ界隈の盛り上がりへの貢献を重視しすぎるのもどうかと思う(元々R6シリーズはCoop主体のゲームだし)
このサイトをシージアンチと認定しました。
キッショ
別に酷評することもないが、別に突出したいい良い所があるゲームでもないよな
つまらないことはないだろうけど、フルプライスで買うようなゲームでもないってのが悲しいね