ValveのエンジニアBen Krasnow氏は、従来のものとは一線を画す2つの新たなコントローラーを作り上げた。1つは”舌”を用いて操作し、そしてもう一方はあなたの”お尻”を使います。これらを使ってFPSゲームをテストプレイした動画も。
舌で動かすコントローラー ”舌コン”
Tongue mouse: Cursor control with your mouth!
この”舌コントローラー”は舌先で操作するマウスのようなものだ。
口内の天井に装着するプラスティックを特徴としている。センサー上で舌を動かすのは、光学マウスのセンサーを手で動かすようなものだと、Krasnow氏は話す。ワイヤレスのものであれば、コードが自分の口に入る必要もない。
スクリーン上のカーソル・コントロールのような正確なx/y方向の動作には、”舌コントローラー”は良いアイデアとはいえないかもしれない。ビデオの中で、FPSゲーム『Borderlands 2』のプレイを通してコントローラーがどのように動作するかを実演しているが、あまり上手くいっていないようだ。
Krasnow氏の説明によると、”舌コントローラー”が向いている動作は、スワイプ操作のインターフェース、回転式のメニュー、あるいは単純な”yes/no”のインプット等だそうだ。
体重の負荷で移動する “尻コン”
Posture-based game controller
“尻コントローラー”については、一般的なトイレを使用するときのように動作するという。プレイヤーはコントローラーに座り、体重の移動や身体を傾けることによって、ゲーム内のキャラクターが移動する。前方により体重をかければ、キャラクターは前に動き、コントローラーの後方に圧力を増やせば後ろに動くことになる。
左右へのストレイフも問題ない。しかしながら、180度以上の回転は現在の連続入力では不可能だと、Krasnow氏は説明する。動画では『Borderlands 2』を使い、コントローラーの入力がどのように動作するか実演されている。
正確さに関してはキーボードとマウスが最適だとする上で、この”尻コントローラー”もある場面においては十分選択肢になり得ると話す。両手を自由にし、他のことを行うことができるのは利点の一つかもしれない。
さらに、こういった種類のコントローラーはバーチャル・リアリティと上手く機能するといえる。Krasnow氏は現在Valveで研究をしているVR分野とも結びつきがあると明らかにした。
Source:GameSpot
コメント
コメント一覧 (3件)
尻コンに振動機能♂を
くさそう(大並感)
いらない