- イベントと条件は「デスしたプレイヤーがVIPだった場合」。
- そのチームの「VIPDeathCount」を1増やす。
- デスしたVIPプレイヤーの最大HPを100に戻す。
- デスしたVIPプレイヤーのスポットを解除する。
- 「VIPKillTeam」をVIPをキルしたチームに指定する。
- もしデスしたプレイヤーのチームの「VIPDeathCount」が15だった場合、「VIPKillTeam」を勝者にする。
- もしデスしたプレイヤーのチームの「VIPDeathCount」が15でなかった場合、そのチームの生存中のプレイヤーからランダムに1名を新しいVIPに指名する。
- VIPに特殊能力を与える。
- 通知メッセージを表示する。
- 時間切れになった場合、VIPDeathCountが少ないチームを勝者にする。
以上で雛形的な「VIPモード」は制作完了です。時間制限は15分、VIPプレイヤーは最大体力が200で被スポット状態、デスしたらVIPをランダムなチームメイトに交代し、最初に相手チームのVIPを15回キルしたチームが勝利。そこそこ面白そうなルールが出来上がったのではないでしょうか?
そしてルールの中身はいかがでしたか?答えは全く同じだったかもしれませんし、同様の機能を作ったのにブロックの構成が全く別物だったという方も居るかもしれません。でもプログラムなんてそんなもので、最終的に期待通りに動けば良いのです。この記事で紹介したブロックの組み方はあくまで1例で、読者の中にはもっと綺麗に組めたという方も居るでしょう。
ただプログラムで1番怖いのは、ユーザーが期待通りに動かなかったとき。VIPの出撃拒否防止のために、最初に全員強制出撃をシステムに仕込んだのもそうですが、他にも現在のルールだと「VIPプレイヤーがプレイ中にサーバーを抜けた際」の処理がないため、VIPプレイヤーが途中抜けやクラッシュした際はそのままゲームが詰んでしまいます。ゲームのバグの多くは、このように「作り手が想定していなかったアクシデント」が理由となって発生しています。
他にも、ルール自体にも改善点はあるでしょう。VIPプレイヤーの装備を縛ったり、VIP指定時にその場からテレポートするようにしたり、ガンゲーム的な要素を足したり、あるいはキルストリークみたいなシステムを作ったり。色々なルールを作って足すことで、さらに面白いものが出来上がるかもしれません。
しかし今回はあくまで基礎編。簡単な作り方やルールエディターの使い方は紹介しましたので、残りは皆さんが思い思いにルールを作り、改良し、プレイするのに任せたいと思います。折角の年末年始なので、とことん面白い自分だけの『バトルフィールド』を作り込んでみるのも良いのではないのでしょうか?
今度はぜひ、皆さんが作った戦場でお会いしましょう!
- タイトル:Battlefield 2042(バトルフィールド2042)
- 発売日:2021年11月19日
- 対象機種:PS4, PS5 / Xbox One, Xbox Series X|S, PC
コメント
コメント一覧 (13件)
こういう風にルールに処理書きまくると、可読性悪すぎて、後で見たときに、何やってるかわからなくなるから、処理ごとにサブルーチン作ったほうがいいぞ。
動けばいいって思想でコード書くのは危険。
可読性が悪かったり、処理の分離ができてないと、バグが発生したときにどこでバグが起きてるのか追うのが大変になる。
こういうコードはアンチパターンって覚えておいたほうがいいよ、いわゆるスパゲッティコードだから。
クリスマスにすら必死にアンチコメしてるの悲しすぎだろ
オワコンにしがみついてるアホに効いてて草
効きすぎて反論しちゃったねぇw
聖夜に批判してることについて言ってるだけの人に噛みついてて草
哀れすぎる
ブーメラン刺さってんねぇw
と寂しいやつが申しております
コメ主に対してブーメランって言いたいんやろか
BF擁護もしてないのにキレ散らかしてるのはよっぽど悔しかったんかな
機能は凝ってるのに本体が機能してないのもったいないよな
なおアンロックは進まん模様
作っても人が来ないぞ
カスタムマッチ以前にこんなゴミゲーやらんて笑
どうやらApexでも弱いみたいですね。