持ち込み型ゲームLANパーティイベント「C4 LAN 2022 SUMMER」が、8月12日から3日間にかけてツインメッセ静岡にて開催された。静岡県在住の筆者が初潜入し、ステージイベントを主体にフォトレポートする。
「C4 LAN 2022 SUMMER」フォトレポート
今回は「C4 LAN 2019 WINTER」以来、約2年半ぶりの大型LANパーティの開催となった。残念ながらコロナ禍は落ち着きを見せないし、2日目には台風8号が直撃してしまった。そんななかでもゲーマーたちが集い、のんびりと遊んだり白熱した戦いを繰り広げた。
C4 LANを知らない人に向けて説明すると、「ゲーム好きがデバイスを持参して集まり、ゲームを楽しむ」イベントである。それだけ。特に厳格なルールは決まっていない。会場で配信している人もいたし、していない人もいたし、配信を見ている人もいた。持ち込むデバイスは高級ゲーミングPCである必要もないし、なんならビデオゲームである必要もない。
ちなみに見渡した限りでは『VALORANT』や『エーペックスレジェンズ』のプレイ比率が高く、シューター専門メディアEAA!!としては嬉しい限りである。
自由すぎたステージイベント
2日目の午前にステージで行われたのは『もろだし相撲』。相手を土俵から落とすまでは普通の相撲だが、落とされるとまわしが外れ陰部がもろだしになってしまうという革新的なゲームだ。力士は8人おり、プレイの研究が進むにつれて権兵衛のピック率が上がっていったが、実はキャラによる差はないというのも面白い。
ステージイベントで優勝するとガチャに挑戦でき、Negitaku.org 20周年マウスパッドやゲーミングたわしなどが配られた。
「とんでもないPLAYが出ていますよいま!」
午後からは群馬県eスポーツ連合(gespo)のaccoLAN氏、通称“ゲーミングおかん”による番組「e井戸端会議」の出張版が開かれた。CYCLOPS athlete gamingのnazomen監督とLJL韓国語通訳のスイニャン氏をゲストに迎え、RTSゲーム『StarCraft 2』のエキシビションマッチが実施された。ちなみに『StarCraft 2』は無料で遊べるので、興味のあるプレイヤーはぜひ一度触れていただきたい。
その後はShobosuke氏が『PUBG: BATTLEGROUNDS』のカスタムマッチを主催した。『PUBG』は既報の通り基本プレイ無料となったが、会場ではまだチュートリアルを終えておらずマッチに参加できないプレイヤーが続出した。通常のイベントではこんなトラブルは許されないが、C4 LANなら「あはは」で終わりである。
なお3試合目は投擲武器と車両のみの特殊ルールとなり、自転車を漕ぎながら必死に命乞いするプレイヤーが注目を集めていた。
3日目最初のステージイベントは『Golf With Your Friends』。プレイヤー自身がゴルフボールとなり操作するゲームだ。本来はイベント主催側だけがプレイヤーの邪魔をするという趣旨なのだが、優勝できないと見るやいなや“闇落ち”するプレイヤーが相次いだ。
最後のゲームは『Crab Game』。イカではなくカニである。最終日で疲弊したプレイヤーたちが足を引っ張り合った結果、全6ゲームのうち半数が勝者なしとなってしまった。
ブーススペースも充実
ブーススペースには静岡県、Sycom、DXRACER、IODATA、コミュファ eSports Stadium NAGOYAが出展。特にSycomブースは一際目立っており、静岡が誇るタミヤのミニ四駆のほか、『マリオカート アーケードグランプリ2』やお菓子のクレーンゲームがプレイできた。クレーンゲームにはくじも入っており、当選報告も多数上がっていた。
来年も静岡で開催決定!
閉幕の儀では2022年11月に「C4 LAN GARAGE #2」が、そして2023年4月に再びツインメッセ静岡で「C4 LAN 2023 SPRING」が開催されると発表された。
この記事で少しでも関心を持ったゲーマーは、次回静岡に来てほしい。ゲーマーであれば絶対に後悔しないと断言しよう。
おまけ
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コメント
コメント一覧 (1件)
おー楽しそうだけどPCの持ち込みしなきゃいけないのかぁ
ちょっと敷居高いなぁ