『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の日本国内プロリーグ「Rainbow Six Japan League 2022(レインボーシックス ジャパンリーグ2022)」(以下、RJL 2022)ではシーズン3が進行中。10月8日にはDAY8が、9日にはRJOトーナメントのベスト8マッチが開催されました。
「RJL 2022」シーズン3が進行中
『レインボーシックス シージ』eスポーツ競技シーンにおける、日本国内プロリーグRJL(Rainbow Six Japan League)では、プロ10チームが1年に渡る激闘を繰り広げています。
現在は今年度終盤にあたるシーズン3のレギュラーシーズンが行われており、年間順位とシーズン3の順位に基づいて、11月5日と6日に開催される招待制トーナメント「Japan Invitational 2022(ジャパンインビテーショナル2022)」への予選出場資格が決定します。
各試合の配信ログはX-MOMENTのYouTubeチャンネルよりご視聴ください。
- シーズン3 DAY8結果
- IGZIST vs DONUTS USG:7-1
- FNATIC vs PSG Esports:7-4
- REJECT vs Sengoku Gaming:5-7
- FAV gaming vs SCARZ:7-8
- Crest Gaming Lst vs CYCLOPS athlete gaming:0-7
シーズン3もクライマックスへ
年間順位やRJIの出場・シード権を競い合ったRJL 2022シーズン3も、残すところあと2節となりました。
DAY8の第1試合はIGZIST vs USG(カフェ)。カフェはUSGの好試合が印象に残るマップですが、攻撃から入ったIGZISTは、まずパーフェクトラウンドで第1ラウンドを取ると、そのままUSGの策を破壊し続け、快調に5-1と大量リードをして攻防交代します。
この日特に冴えた活躍をしていたのはIGZISTのMaavi選手でした。持ち前の立体的な組み立てを試そうとするUSGに対し、第8ラウンドでは設置後シチュエーションから1v3クラッチで堂々勝利。第1試合を7-1で早々にしめくくりました。
USGが敗北したこともあり、わずかながらRJI出場の可能性が残ったPSGは、DAY8でFNATICに挑みます(オレゴン)。PSGは第6ラウンドをパーフェクトで終わらせ防衛側で2-4と、リードを確保して後半戦に移ります。
しかし防衛からはFNATICの一方的な展開になります。6-4で先にマッチポイントを獲得すると、最後はRamu選手のFrost(フロスト)によるウェルカムマットも刺さり、PSGの最後の押し込みを完封することに成功。FNATICは7-4で勝利となり、これによりUSGがRJI国内予選の最後の出場枠を確保することとなりました。
REJECT vs Sengoku(クラブハウス)。SGは攻撃で2-4でリードして防衛に回ると、地下守りを成功させて先にマッチポイントを獲得します。ここでSGの方からタイムアウトを取り、冷静に試合を終わらせる準備を整えます。
REJECTも粘って5-6の局面まで迫りましたが、最終ラウンドではVosaiq選手の押し込みから、最後はYahooN選手がtadaNiki選手との1v1を制し、5-7でSGがクラブハウスの勝者となりました。
ともにRJI出場を決めているFAVとSCARZは「国境」で激突します。先週の時点で年間優勝を決めたSCARZですが、彼らはRJL終了後、10月21日からタイ・バンコクで開催される国際トーナメントROG Masters Asia-Pacific 2022に日本代表として出場するため、試合には変わらぬ熱意がみなぎっています。
対するFAVもロースター変更の成果か、この日はYura選手やSironeko選手がエントリーポイントで撃ち合いを挑む積極的な防衛を見せ、SCARZとの派手な撃ち合いを繰り広げつつ3-3と拮抗した試合展開になります。
攻撃ではAfro選手の活躍もあり、6-4と先にマッチポイントを獲得したFAVでしたが、SCARZのキル獲り屋であるRec選手の立ち回りもあり、6-6とオーバータイムにもつれます。最後の防衛では、Pyon選手がリスクのあるハイドを成功させるなどし、SCARZが7-8での勝利をおさめました。
DAY8の最後はCGL vs CAG(山荘)。RJI国内予選におけるシード権(年間2位)が懸かった戦いでしたが、試合はCAGがポイント以上の差をアピールする結果となりました。防衛ではBlackRay選手が抜群の立ち回りでCGLを粉砕、Ayagator選手もタイミングの読みが抜群のガンファイトで個人技の強みを披露し、序盤こそ惜しい場面もあったCGLに一切の反撃を許さず、0-6と一方的な展開に持ち込みます。
CAGは第7ラウンドでも攻撃を通し、終わってみると0-7での圧勝。2021年では年度の終盤で力尽きた点が指摘されたCAGでしたが、今年はクライマックスに向けて調整ができていることを示しつつ、RJL年間2位としてRJIのシード権を獲得しました。
RJOは入れ替え戦出場チームが決定
RJLのDAY8に続き、10月9日にはオープントーナメントであるRJOシーズン3のベスト8マッチ4試合が開催されました。
今シーズンのベスト4に残ったのは、父ノ背中、Chim Chim Team、TRIDENT、SchwarzerLand。ルール上ではこのうちベスト2チームが、11月に行われるRJL入れ替え戦への出場権を獲得できますが、父ノ背中とTRIDENTはシーズン2でそれぞれ既に出場権を獲得していたため、Chim Chim TeamとSchwarzerLandが自動的に入れ替え戦への出場を確定させました。今後はシーズン3の全体順位が争点となります。
国内トップリーグを目指すチームによるオープントーナメントも、いよいよ終盤戦。準決勝および決勝戦は、10月15日に「ファイナルラウンド Day 2」としてX-MOMENTより配信されます。
「RJI 2022」チケット先行発売中(抽選制)
今年の日本競技シーンにおける最強チームを決める戦い「Rainbow Six Japan Invitational 2022」は、11月5日と6日の2日間に渡って、ベルサール高田馬場でオフライン開催されます。海外チームの招待枠として、韓国のDWGとフランスのBDSも来日。日本6チーム内での予選を勝ち抜いた、トップ2チームと対戦します。
2022年度をしめくくるに相応しい「RJI 2022」のチケットは、豪華特典付きダイヤモンドチケット他、各座席のチケットが現在先行販売中です。
- 先行販売(抽選制):10月1日正午~10月10日午後11時59分まで
- 抽選結果は10月13日午後1時より順次メールで発表
- 一般販売(先着制):10月20日正午から
- チケット販売サイト:イープラス
RJL 2022の全試合はX-MOMENTのYouTubeチャンネルにて、日本語実況つきで配信されます。
次回はいよいよ最終節DAY9。こちらはRJOファイナルの翌日である、10月16日に各試合が実施されます。
Source: Twitter, X-MOMENT
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