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悪質ゲームチャットをAIで検知、ライアットゲームズとUbisoftの合同プロジェクト発足

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無料タクティカルFPS『VALORANT(ヴァロラント)』などで知られるライアットゲームズは、Ubisoftと共同でリサーチプロジェクト“Zero Harm in Comms”を発足したと発表しました。合同リサーチで悪質な言動に対抗する試みはゲーム業界では初めてとなります。

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悪質なゲームチャットにAIで対抗

本リサーチではゲーム内データを収集する、業界共有のデータベースとラベリングエコシステムを構築。AIを活用した先制型モデレーションツールで、悪質な言動を検知して抑制することを目的としています。

ゲームチャットでの暴言や脅迫、嫌がらせは常に問題となっており、女性ゲーマーの1/3が男性からの嫌がらせや差別を経験したことがあるという調査結果もあります。プロジェクトの結果は来年公開されるとのことで、良いソーシャル体験が増えるかどうかで今後の対応策が変化しそうです。

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共にFair Play AllianceのメンバーであるUbisoftとライアットゲームズは、ゲームにおける安全で有意義なオンライン体験の創造は、共同的な活動と知識の共有によってのみ実現されると確信しています。そのため、今回の試みは、良いソーシャル体験を育み、悪影響をもたらすやり取りを避けられるように設計されたゲーミング構造を作るという2社の大いなる旅路の延長線上にあるものなのです。

Ubisoftとライアットゲームズは、“Zero Harm in Comms”リサーチプロジェクトを通じて、将来的な業界内の協力関係および本取り組みの倫理とプライバシーを保証する枠組みを構築するために、技術的な土台を築く方法を追求します。ライアットゲームズの非常に競技性が高いゲームとUbisoftの多様性に富んだコンテンツによって、データベースはあらゆるタイプのプレイヤーやゲーム内の言動をカバーしたものになり、2社のAIシステムにさらに良質な訓練を施すものになるでしょう。

まだ始動したばかりではありますが、“Zero Harm in Comms”リサーチプロジェクトは将来的にプレイヤーコミュニティー全体の利益になることを目的とした、業界合同の意欲的計画の初めの一歩です。初となるリサーチの一環として、Ubisoftとライアットは来年、どのような結果であっても初期段階で得た実験の学びを業界全体で共有することを約束しています。

  • タイトル:VALORANT(ヴァロラント)
  • 発売日:2020年6月2日
  • 対象機種:PC(Riot Games
マイクロソフト
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Source: Press release

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • 今回のをきっかけにいろんな会社が連携して、いろんなゲームで対応されるようになってくと良いな

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