Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』国内競技シーンでは、11月19日と20日に渡って、リーグの入替戦である「RJL 2022 PROMOTION」を開催。降格圏内にいたUSGとIGZISTが残留を決め、オープントーナメントを経て勝ち上がってきたNORTHEPTIONのリーグ復帰が決定しました。
RJL 2022 PROMOTION完結
11月19日から20日にかけて、シージ日本国内競技シーンでは「RJL 2022 PROMOTION」が開催されました。
今年のリーグ戦の下位5チームに、オープントーナメントRJOで好成績を残した6チームを加えた、計11チームによるこの変則型トーナメントを経て、DONUTS USG、IGZIST、NORTHEPTIONの3チームが、来年のリーグ戦である「RJL 2023」への出場権を確保しました。
DONUTS USGは、年間成績こそ6位だったものの、シーズン3ではシージの環境変化もあってか、首位に返り咲いていたチームです。PROMOTIONのグループAで行われたシングルラウンドロビンでも、NORTHEPTION、Quintette Shizuoka、PSG Esports、Lag Gaming(※Chim Chim Teamのロースターが移籍)相手に4戦全勝。オーバータイムもなく、ラウンド差は+21でした。本来なら入替戦にいるチームでは無いことを自ら証明する高パフォーマンスで、早々にRJL残留を決めました。
グループBではIGZISTの残留が決定しました。RJLの年間順位では8位と安定しませんでしたが、Vbort選手やMqo選手を加えつつ、火力と組織力の底上げに成功。同グループのREJECT、ENTER FORCE.36、父ノ背中、SchwarzerLand相手に4戦全勝(オーバータイム2回)し、2022年に取り組んできたチームの強化を、2023年へと継続させられるようになりました。
NORTHEPTIONがRJLに復活
20日の最後に行われた「Last Chance」BO3マッチでは、アジアのリーグ戦であるAPAC Northにも出場中のチームREJECTと、オープントーナメントRJOで好成績を残し、シーズン2のオフライン・プレイオフでも準優勝したNORTHEPTIONのマッチアップが見られました。
どちらも直近の公式戦からロースターが変わっていたこともあり、展開予想が不可能な試合でしたが、NORTHEPTIONはNina選手やShuReap選手がフラッガーとして活躍。第3マップ「高層ビル」では、0-3と押された展開から一気に7ラウンドを連取するという劇的な勝利を果たしました。
NORTHEPTIONは元々「RJL 2021」の入替戦で敗れ、降格していたチームでした。しかしシージ部門はその後も新ロースターを迎えて活動を続け、今春のオープントーナメントから早くも存在感を示して来ました。降格からわずか1年での復活に成功した点も、組織全体の地力の高さがうかがえると言えるでしょう。
今年はKAWASAKI SCARZが、リーグ初参戦からの初優勝で主役となったRJLでしたが、来年のRJLでは、日本競技シーンの未来を背負う8チームで、どのようなドラマが見られるのでしょうか。
世界の競技シーンではこれから現地時間27日まで世界大会ヨンショーピングメジャーが行われるため、スポットライトは一旦スウェーデンへと切り替わりますが、来年も引き続き日本国内リーグRJLに注目していきましょう。
「RJL 2022 PROMOTION」の配信ログはX-MOMENTでご覧いただけます。
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: Twitter
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