Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では、今年最後のシーズンとなる「オペレーション・ソーラーレイド」がスタート。競技向けの新マップ「ナイトヘイヴンラボ」での戦い方について、今回もTEAM NORTHEPTIONのamenbo氏に解説をしていただきました。
新マップ「ナイトヘイヴンラボ」 by amenbo
amenbo氏ご紹介
北海道のプロゲーミングチームNORTHEPTIONのコーチとして、国内シージ競技シーンの最高峰である「Rainbow Six Japan League(RJL)」に出場した実績を持つ。かつては伝説のチームeiNsや、FAV gamingにも所属していた。現在はチームのTwitter部門(?)で活躍しているらしく、EAA!!にも攻略記事を寄稿中。
NORTHEPTIONは一度はRJLから降格したものの、先日の昇格戦でベスト3に輝き、2023年度のリーグ復帰を果たしている。
今回は「ナイトヘイブンラボ」について、お話していこうと思います。
競技シーンで使用されることを想定して作られたマップだけあって、全体的にかなり置物や張り紙などの小物が少ないような印象があります。実際に大会シーンで使われることを期待しながら、防衛目線で解説していきます。
マップ全体について
地下・1階・2階の三層構造であり、形としてはL字型になっています。そして建物の外から破壊できる壁が、地下に2ヵ所、1階に1ヵ所、2階に2ヵ所あります。補強壁を割ることで、攻撃側は大きくエリアを取ることができそうです。
また、他のマップと比較しても破壊できる床の面積が非常に大きくなっており、単なる撃ち合いよりも、補強を割ることや、突き上げ・突き下げがキーとなりそうなマップとなっています。シージらしい戦略的な戦いを楽しめるはずです。
それでは各防衛ポイントについて紹介していきましょう。
おススメ防衛ポイント
僕のおススメ防衛ポイントは、このようになっています(★5段階評価)。以下で詳しく見ていきましょう。
- 1F「収納庫・管制室」 ★★☆☆☆
- 1F「キッチン・カフェテリア」 ★★☆☆☆
- 2F「指令センター・サーバー」 ★★★☆☆
- 地下「アセンブリー・タンク」 ★★★★☆
※ 以下で図示する開通や補強は一例です。
1F収納庫・管制室 ★★☆☆☆
外から壁を破壊してアクセス可能な倉庫に隣接する二部屋。ポイントは補強枚数が2枚と少なく済みますが、突き下げが怖いので上下で守るのが理想的で、2階にも補強を割かなければなりません。
収納庫(Bサイト)の2階部分であるIT(という部屋の名前です)は、2階で唯一の外壁がある部屋となっています(下の画像の「ア」の場所)。
ここは1階の収納庫にある外窓(上の画像の「イ」の場所)から、突き上げとセットで割られてしまう可能性が非常に高い構造になっており、また倉庫にある2枚補強についても、倉庫窓から射線が通ってしまうため破壊を免れることは難しいでしょう。
また、地下から突き上げも可能です。ポイントが広いためそこまで効果的か不明ですが、防衛時のワントリックとして狙ってみるのも手となるでしょう。
1Fキッチン・カフェテリア ★★☆☆☆
研究員たちが食事を楽しむカフェテリア周辺。1階ロビーから一番最初にアクセスできる部屋です。
ポイントは区切られているものの、大きな四角形の部屋になっています。ポイントに使う補強は4枚と少なくてすむので、2階の連結通路に回しましょう。
2階の連結通路を守ることで2階南側からの進行を防ぐ要になり、会議室の突き下げをけん制する重要な役割を果たすことができます。
キッチンのすぐ隣にある食料庫には、建物外とつながる2階からの落とし戸があるので常に警戒する必要があります。食料庫を足元開通すると良いかもしれません。
2F指令センター・サーバー ★★★☆☆
2階南側の隣接した2部屋がポイント。ガレージや、水の流れる指令センター階段からの攻めや、外壁を割って攻めるルートが想定されるでしょう。順当に外壁の補強をして、残りはポイント周辺を補強するとちょうど10枚となります。
ITと連絡通路を、両方とも外から割られてしまうとかなり厳しくなってしまうので、ガジェットを有効利用して守りたいところです。
ポイントがピンチになった場合は、サーバーのハッチから1階へ離脱して、階段からの裏取りを試みるのも良いでしょう。
地下アセンブリー・タンク ★★★★☆
地下は外からアクセスできる補強壁が2ヵ所、階段が2ヵ所、落とし戸が3ヵ所あります。侵入経路はわかりやすいので一番守りやすそうに思えますが、ほとんど全面突き下げ可能なポイントになっていることが大きな問題となるでしょう。
1階や2階を巡回して、自由に攻撃側に突き下げさせないようにしましょう。ポイントがかなり広い為、防衛側が突き下げをして設置阻止するには情報や事前の準備が必要になってくるでしょう。
アセンブリーは、開通して地下全体を広く守ることで、突き下げから逃げる手もあります。攻撃側のやりたいことに合わせて戦略を変えるのがキーとなるでしょう。
eスポーツのため、もしくは特殊部隊の基地ということなのかもしれませんが、全体的にキレイで見やすい構造が多いマップです。そしてどのポイントもよく考えて作られているので、必ず弱点となるような箇所があるのが面白いところとなっています。突き下げや突き上げといった戦略的な部分、ガジェットを活かした立ち回りで相手と差をつけましょう!
それでは次の新マップでお会いしよう!
(※amenbo氏による過去の攻略記事は、「新マップ攻略」からご覧ください)
- タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
- 発売日:2015年12月10日
- 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam)
Source: in-game
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コメント
コメント一覧 (9件)
新マップを有識者に解説してもらうってのはすごく良いんだけどなんで頑なにアメンボさんを呼ぶかな
そもそも嫌ってる人が多いってわかってるだろうし略歴も本人は大した結果を残してない事を物語ってるじゃん
なんかコネでもあるんか?
アメンボってやつまだ生きてたんか
スタジアムブラボーやエメラルドプレーンズよりやってて楽しいマップ。カメラの位置覚えなきゃ...。
クイックマッチも防衛地点選べるようにならないかな
運ゲー感が強いんだよね
突き上げ突き下げ地獄
遊撃やリテイクに勝敗がかかってる感が強い
突き下げ突き上げ地獄
突き下げ地獄
遊撃やリテイクにかかってる感はある
お前シージやってないやろ…
Twitterだけ強い男とか言うのやめろ!
パワポも強いだろ!