BF2042："シーズン5"のバランス調整が先行発表、全ビークルのロードアウトをリワークし役割を明確化

Electronic ArtsおよびDICEの『Battlefield 2042（バトルフィールド2042）』では、現在進行中の「シーズン4」以降もアップデートが継続されることが発表済みです。

次回「シーズン5」については、ビークルの武装から爆発物を削除するなど、ビークルのロードアウト全体がリワークされることが公式ポッドキャストにて明かされました。

シーズン5のアップデート内容が一部発表

『BF2042』の公式ポッドキャスト（英語）最新エピソードでは、開発スタッフにより、シーズン5で予定している全ビークルのロードアウトのリワークについて解説されました。

その詳細はBattlefield Bulletinが文字におこしてまとめており、以下日本語で紹介していきます。

ビークルのロードアウトが大きく変更

• DICEは全ビークルのロードアウトに制限をかける予定
• 全ビークルで爆発物の選択肢がなくなる
  • （訳注：ポッドキャストの方では「可能な限りすべて無くしていく」などの言い方もされており、一部は残される可能性がある。少なくとも、輸送用ビークルが装備している爆発物はその乱用が問題視されており、すべて削除される模様）
• 利用可能な各ビークルのロードアウトから、より多くの武装を削除・追加する
• LATV4 リコンから爆発物を削除。代わりに対空砲を追加
• EBAA ワイルドキャットは独自の武装を獲得し、対空砲をアップグレード
• 輸送ヘリ系ビークルも爆発物をすべて失う
• 車両系で銃座を操縦するプレイヤーには、画面の倍率が可変する代わりにサーマルサイトのオプションがつく。ドライバーにはサーマルなし
• M5C ボルトは焼夷地雷の代わりに焼夷ランチャーを獲得。30mm機関砲を失う代わりに50mm機関砲と感知パルスを獲得
• M5C ボルトは「重ビークルという感じがせず、現時点では選択率が極めて低い」とのことで、ドライバーはガラス越しに倒されないようにし、兵士たちにとってより有力かつ不快さの少ない選択肢とする
• ジェット系ビークルはロケットポッドを獲得。カメラ操作のふわふわした感じが軽減され、反応がスムーズに
• シーズン5のマップには固定式の対空砲を設置（破壊可能）。他のマップにも設置される可能性がある

ビークルの楽しさを保ちつつ、役割をより明確に

ビークルについては、4.2.0アップデートの時点で、輸送用ビークルやジェットが飛来物から受けるダメージが増加するなど弱体化の方向性が見られていました。

開発スタッフらがポッドキャストで解説するには、多くのビークルが意図した役割から外れた使われ方をしているというフィードバックが数多く寄せられていたそうです。たとえば輸送系ビークルは、その名に反して移動速度を活かしながら積極的に歩兵を爆撃してくるなど、それが顕著だったそうです。各ビークルに自由を与えすぎたことで、逆にその読みやすさ、つまり目撃したビークルが何をしてきそうかが歩兵には予測しづらい状況になっていました。

ロードアウトの制限によって、各ビークルの役割がより限定されることになります。一方では削除されるよりも、追加される武装の方が多くなるようにすることでビークルプレイの楽しさは維持するそうです。歩兵視点では、新マップには対空砲が設置され、工兵以外でも積極的な対ビークル戦闘ができるようになるのも興味深い点です。

変更後のバランスは、シーズン5をプレイすることで実感できることでしょう。具体的な変更内容の全貌も含め、引き続き『BF2042』シーズン5アップデートの続報に注目していきましょう。

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Source: BF2042 Official, Battlefield Bulletin