本日2023年7月7日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』の短編アニメーションシリーズ“GENESIS”の第1話「DAWN」を公開。
全3話構成で展開される本シリーズの第1話では、オムニック・クライシス勃発前の人工知能全盛時代から世界初の知覚を持ったオムニック「オーロラ」の誕生までが語られています。
GENESIS – PART ONE: DAWN | OVERWATCH ANIME SHOR
第1話「DAWN」の主な内容と補足
ストーリーは、「戦前」に起こった出来事を振り返るインタビュー形式で進行。
世界中の企業が人工知能ネットワークの技術開発を競い合う中、「オムニカ・コーポレーション」は次世代ネットワークリソース「オムニックネットワーク」を搭載し、完全自動化を実現したロボット「オムニック」や、オムニックを搭載したAI生産システム「オムニウム」を開発。
オムニカ社は、オムニックに生産から学習、改良、修理までを自己完結させることに成功し、世界中にオムニウムを建設。オムニックを大量生産することで、人々の暮らしをより豊かなものにして行きます。
また、それらを統括制御するシステム「ゴッド・プログラム」の存在によって、万が一にも暴走の危険性はないと信じられていました。
オムニック開発に行き詰まったオムニカ・コーポレーションはさらなる進化を求め、ロボット工学の権威で後のオーバーウォッチ創設メンバーであるミナ・リャオ博士を雇用し、次世代AIの開発に着手。
すでに完璧に近い社会システムになっていたため、これ以上の理想の追求は「科学ではなく傲慢だ」と懸念をいだく者もいました。そんな中、ミナ博士は予想を上回る成果を上げ、その第1号である「オーロラ」を完成させます。
彼女の誕生で「すべてが変わる」ことに。オムニカ社の科学者たちは、自分たちが問題を解決したのか、それともオムニック危機を産み出したのか思い悩むことになります。
この後、オーロラを誕生させたことによる国連による開発の制限と厳しい監視や、オムニウムの故障、企業の不正発覚などが相次ぎ、オムニカ・コーポレーションは解体。オムニウムも解体されることとなります。
2020年に公開されていた「オーロラ」と「スラヴァサ」
世界初の知覚や感情を持ったオムニックとして登場する「オーロラ」の名前と姿は、2020年に公開されたシンメトラが主役の短編小説「ストーン・バイ・ストーン」にて登場しています。
後にオーロラは“何が人間を人間たらしめるのか”という問いの答えを求め旅に出ます。
その旅の最初の目的地が次期シーズン「オーバーウォッチ2:インベージョン(シーズン6)」の新規PvPルールフラッシュポイント用マップであるインドの「スラヴァサ(架空の村)」。
また、オーロラの旅の終着地点は既存のコントロール用マップ「ネパール」であることも同小説内に記載されています。
過去の短編小説やオリジンストーリー、新旧マップなど多くの要素を物語の大筋につなぐ短編アニメーションシリーズ「GENESIS」。今後のストーリー展開から目が離せませんね。
「GENESIS」公開スケジュール
短編アニメーションシリーズ「GENESIS」の公開スケジュールは以下のようになっており、週1ペースでの公開が予定されています。
- パート1「Dawn(5分13秒)」:7月7日
- パート2「Innocence(6分34秒)」:7月14日
- パート3「Rebirth(6分58秒)」:7月21日
- タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
- 発売日:2022年10月5日
- 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
Source: Overwatch 2
コメント
コメント一覧 (2件)
ストーリとか設定考えるくせに同じキャラ同士で闘ってるのマジアホらしいわ apexもだぞ
あとシージも お前らいつまでお互いに撃ち合ってるんだよ
え、映像のクオリティ下がり過ぎじゃない?
いつものピクサークオリティのやつは辞めてしまったの?
とうとう短編アニメの予算すら足りなくなってるのだろうか…