APEXのマッチが改善

CoD:MW3:チート業者が「不正ツール配布キャンペーン」開催、アンチチートチームは「新たな検出&防衛機能」を予告

CoDMW3:チート業者が「不正ツール配布キャンペーン」開催、アンチチートチームは「新たな検出&防衛機能」を予告
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Activision(アクティビジョン)のCoDシリーズ最新作『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』では、全プラットフォームでオープンベータが開催中。一方でチート業者もこのビッグイベントに便乗し、『CoD:MW3』用不正ツールの無料配布を実施中だ。

終わりの見えないチーターとの戦いだが、良い兆しもある。『コール オブ デューティ』シリーズのアンチチート「RICOCHET(リコシェ)」担当チームは、『CoD:MW3』リリースに向けたさらなるアップグレードを予告した。

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『CoD:MW3』オープンベータに便乗するチート業者

CoD:MW3:オープンベータでチート業者も"不正ツール配布キャンペーン"開催 / アンチチートチームは"新たな検出&防衛機能"を予告
全プラットフォームでオープンベータが開催中。限定報酬を獲得できる

『CoD:MW3』のオープンベータは現在、すべてのプラットフォーム(PC、PlayStation、Xbox)で開催中。日本時間10月17日午前2時まで自由に参加でき、プレイしながらさまざまなベータ限定報酬を獲得できる。

しかし残念なことに、『CoD:MW3』のような世界的AAAタイトルに注目しているのは、健全なゲーマーだけではない。チートのような不正ツールを販売する業者にとっても繁忙期となる。チート関連情報を追うAnti-Cheat Police Departmentが、自身のXで不穏な報告をしている。

PC版『CoD:MW3』はチーターだらけになるだろう。とあるチート業者はこのベータ期間中、無料でチートを配布し、自分たちのツールのプロモーションをしている

CoD:MW3:オープンベータでチート業者も"不正ツール配布キャンペーン"開催 / アンチチートチームは"新たな検出&防衛機能"を予告
Anti-Cheat Police Departmentからの報告

添付された画像は、業者のコミュニティからの引用だ。彼らはベータ期間中にツールを無料で配布しつつ、ご丁寧にも『CoD:MW3』のベータ参加コードまで配っていた。さらに『CoD:MW3』の正式リリースまでに、ツールの改良を約束している。

リプ欄では、良識あるコミュニティメンバーがこの業者を特定し、メイン開発スタジオであるSledgehammer Gamesに通報していた。

PS版でもチーター?

上記はPC版に限った話だが、PC版よりも堅牢なイメージのあるPlayStation版限定ベータでも、非常に少数ながらチーターの目撃情報がCharlieIntel経由で報告されていた。

これは、PS4用開発者向けツールを何らかの方法で入手した者たちの仕業とされているが、本当にチーターだったのかも含めて真相は定かではない。

PC版プレイヤーはもちろん、クロスプレイできるPlayStation版やXbox版のプレイヤーにも、チーターへの不安が広がっている。新作の評価について語り合う以前に、不正行為をするプレイヤーによって対戦が成立しなくなってしまったら、誰も楽しくはないだろう。

RICOCHETチームもアンチチートに準備万端

しかし、新作に合わせたチーターの増加は想定内だ。『コール オブ デューティ』開発側も、『CoD:MW3』正式リリースに向けてチーターと戦う準備を整えている。Call of Duty Updatesからは、シリーズ全体をカバーするアンチチート「RICOCHET」担当チームの最新の動きが伝えられた。

『CoD:MW3』のリリースに向け、チームRICOCHETは新たなチーター検出機能やプレイヤー保護機能一式を、11月10日のリリース日に実装する準備を整えています

また、ベータ版のチーターも、既にRICOCHETチームによって捕捉されている。

チームRICOCHETは、マルチのベータ・ウィークエンド1期間中、チートを使った少数のアカウントに対してアクションを行いました。ウィークエンド2でも、チームはベータを鋭意監視。すべてのプラットフォームにおいて、チートとして検出されたあらゆるアカウントに対する永久BANを実施します

RICOCHETチームの新技術とは?

『ウォーゾーン』最新アンチチートレポート! "チーターにだけ見える幻覚"を生み出して特定する新技術"ハルシネーション" / 通報機能の悪用禁止など
「チーターにだけ見える幻覚」を生成するなど、RICOCHETチームは高い技術力をアピールしている

RICOCHETチームは、自分たちの開発した各種のアンチチート機能を堂々と公開している点でユニークだ。昨今も、「ハルシネーション(幻覚)」というアンチチート技術について解説していた(詳細記事)。

これはサーバー側で架空のプレイヤーを生成する機能で、チーター疑惑のあるプレイヤーの画面にのみ、「幻覚プレイヤー」が見えるというもの。幻覚に対してチーター容疑者がどんな挙動をするかによって、白か黒かを判定するのに役立てている。

このようにRICOCHETチームは、自分たちの技術力や、プレイヤーに対する透明性をアピールし続けている。チート業者からすれば挑発的とも言えるほどだ。

詳細は定かではないが、『CoD:MW3』のリリース時には、このRICOCETにさらなる機能が追加される。これまでのように、公式ブログでその概要が解説されるだろう。新作に合わせたチーターの増加は不安だが、これに立ち向かうRICOCHETチームの活躍に期待したい。ゲームコンテンツの各種新機能とともに、プレイヤー保護の新機能にも注目だ。

  • タイトル:Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅲ)
  • 発売日:2023年11月10日
  • 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
マイクロソフト
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Source: X

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コメント

コメント一覧 (14件)

  • PS5でDMZ プレイしている際もPS版でチート使用者がいましたよ
    案の定CNのアカウントでした。

  • チーターなんて大手所はどのFPSにも湧いてんだから無理だよもう
    VALOの対応が早い程度で他は全部トントンなんだし

  • 昨日MW2ランクでチーター遭遇したから期待出来ない
    いくら対策してもすり抜けされてる時点でお察し
    普通にプレイしてる人が馬鹿を見る環境

  • 通報の通過率が高いのか、調子良いのが続くとアカ停やアカBANされるのは納得できない。

  • MW2でもチーター放置しっぱなしだったし何も期待できねーよ
    別のチーターぶち込むのにBL200じゃ足らんから、以前に通報してBLにぶち込んだチーターを1か月後に解除したら即マッチして笑ったわ
    チーターを補足してる、じゃなくて見極めなんてこっちでやってんだから通報があったら片っ端からBANしろ、マルチやランクマで1試合でも放置すんな

  • リソースもなにもチート対策チームと開発のスレハンはチームが違うから影響ない
    そもそもMW3なんてリメイクマップだらけだし、もともとWZ2にも確かリメイクマップのロケーションあったろ
    リソース割るどころか既に手抜きしてるやん

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